今年で3回目の開催となる日本最大のインディーゲームの祭典「BitSummit 2015 Return of the Indies」。同イベントにて出展された闇討ちプロジェクト開発のPC向けダンジョン探索RPG『Dungeons&Darkness』のハンズオンレポートをお届けします。
本作は、危険なダンジョンを探索し、多種多様なクエストをクリアしながら、ドラゴンをはじめとした屈強なモンスターを倒していくダンジョン探索型RPG。主観によるゲーム視点とダークファンタジーの世界観がフロム・ソフトウェアの『キングスフィールド』シリーズを彷彿させますが、開発陣は一切プレイしたことがないとのこと。
今回プレイできたのは、ダンジョン内から5つの財宝を探し出し、最深部にいるドラゴンを倒すクエスト。ダンジョン内には、スケルトンやゾンビ、スライムはじめとしたモンスターがいて、それぞれ行動パターンが異なるので、相手にあった攻撃方法が必要になります。例えば、鈍足なゾンビには後ろに回り込んで背中から攻撃する方法が有効。他にも、ダンジョンにはプレイヤーを妨害するトラップも仕掛けられていますが、隠された装置を見つけてシーフツールで解除してしまえば、プレイヤーがトラップの主導権を握り、敵を誘い込んで倒すことも出来ます。
難易度はイージー、カジュアル、ノーマル、ハードと4種類用意されています。ただ、『キングスフィールド』シリーズや『ダークソウル』シリーズが好きなプレイヤーからは「出来る限り難易度を高くしてくれ!」との要望が多かったとか。ハード以上の難易度は、ガチなゲーマーからの要望が多ければ、期待に応える形でアップデートで対応する予定です。
最後に、闇討ちプロジェクトのFami氏のコメントを紹介。「『Dungeons&Darkness』は、Windowsのスペックが上がり、リアルタイムで何でも出来るようになったので、それでRPGを作ってみようと思いました。ただ、試行錯誤があって作るのに1年半くらいかかり、最初のバージョンとは似ても似つかないものになってしまったんですが、何度もテストプレイを行い、面白いゲームに仕上がりましたので、よろしくお願いします!」
PC版『Dungeons&Darkness』は、Playismから配信予定。リリース日・価格は未定です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
『Stellar Blade』すべての国で無修正版提供と公式明言/ゾンビサバイバル『7 Days to Die』10年以上を経て6月ついに正式リリース/ムチムキ「キャミィ」1/4スケールスタチューが登場【週刊スパラン4/19~】
-
【特集】『百英雄伝』はなぜヒットした?伝説のRPG『幻想水滸伝』のスタッフが贈る、正義と真実の物語
-
【吉田輝和の絵日記】美少女がド派手にスタイリッシュアクション!『Stellar Blade』体験版をプレイ
-
今週発売の新作ゲーム『Sea of Thieves』『フロントミッション セカンド:リメイク』『FOREVER BLUE LUMINOUS』他
-
ハードで激しいアクションRPG『No Rest for the Wicked』早期アクセス版プレイレポ!『オリ』シリーズ開発元新作はまだ課題も多し
-
『崩壊:スターレイル』渋谷・宮下公園にリアル「ピノコニー」登場!一周年記念イベントを“ファン目線”で楽しんできた【イベントレポ】
-
『百英雄伝』反体制の危険な本?民衆の喝采を浴びるアウトローの物語「水滸伝」【ゲームで世界を観る#74】
-
GWは皆で集まれるチャンス! 『Slay the Spire』の元ネタを含む名作ボードゲームを5つ紹介【特集】
-
【読者の声】2024年5月発売の新作ゲームは何を買う?―注目タイトルまとめ!
-
自分の作ったキャラたちでハクスラ&ハードコアなファンタジー学園生活の日々『ととモノ。』再び!さらなる新機能でより快適になったDRPG『剣と魔法と学園モノ。』1AE/2Gリマスター【プレイレポ】