
『Shadowrun』シリーズなどのクラシックなタイトルを復活させ、世に送り出しているHarebrained Schemesが、ロボットシム『メックウォーリア』の原点であるターンベースシミュレーション『BattleTech』のKickstarterプロジェクトを開始しました。
ゲーマーには『メックウォーリア』など「バトルメック(BattleMech)」を題材にしたゲームで知られている『BattleTech』ユニバース作品ですが、本シリーズはTRPG『Shadowrun』の作者でもあるJordan Weisman氏が制作した同名のボードゲームが原点。今回のタイトルはコンピューターゲーム化されることのなかった、本来のウォーシミュレーションゲームを再現するターンベースSLGとして開発されるとのことです。

Kickstarterキャンペーンは25万ドルを目標に実施されており、記事執筆時点で既に目標額を上回る67万ドル以上のプレッジを受けています。本キャンペーンではストレッチゴールを4つのステージに分けており、基本的なゲーム開発を行うステージ1はHarebrained Schemes側で資金調達済み。ステージ2の100万ドル達成でシングルプレイ用のストーリーキャンペーン、ステージ3の185万ドルで自動生成ミッション、ステージ4の250万ドルで多人数PVPといった要素が追加されていきます。

『BattleTech』の開発を率いるのは原作者であるJordan Weisman氏の他、『Shadowrun』シリーズでクリエイティブディレクターを務めたMike McCain氏、戦術級メックバトルゲーム『MechCommander』シリーズのプロデューサーMitch Gitelman氏。PC/Mac/Linuxにて2017年5月のリリースを予定しています。
なお、Kickstarterキャンペーンでの25ドル以上のプレッジで、製品版デジタルコピーを入手可能。興味のある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。






