【特集】LJL実況解説コンビeyesとRevolに訊く―「3年前の開幕戦も雪だった」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】LJL実況解説コンビeyesとRevolに訊く―「3年前の開幕戦も雪だった」

この記事では、国内『リーグ・オブ・レジェンド』プロ競技リーグ「League of Legends Japan League 2017 Spring Split(LJL)」の第1試合レポートに加えて、実況解説へのインタビューをお届けします。

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都内にある特設スタジオで開かれた国内『リーグ・オブ・レジェンド』プロ競技リーグ春季シーズン「League of Legends Japan League 2017 Spring Split(LJL)」開幕戦。Game*Sparkは、今回もインパクト大な実況と解説で視聴者を沸かせたおなじみのコンビeyes&Revolに、試合直後突撃取材、開幕試合の感想から今シーズンの見どころまで、生の声を聞きました。

――今季気になる対戦カードについて、お二人とも「DetonatioN FocusMe(DFM)」「Rampage(RPG)」を挙げていましたが、開幕戦の内容はいかがでしたか。


Revolさん(以下、Revol): 予想通りの部分もありつつ、予想外の部分もありました。DFMの完成度は高いだろうと考えていましたが、RPGがまさかあそこまで試合を修正していくとは思っていませんでしたね。

eyesさん(以下、eyes): やはりこの2チームを語らないとLJLは語れませんから。今日を振り返ると、まあまあ、という感じはありましたけどね。RPGはリーグを通して成長していくタイプのチームなので、ROUND 1はこれくらいの仕上がりだろうという印象でしたね。

Revol: 時間の使い方が長くて上手いんですよね。Spring Splitだけでなく、Summer Splitを見越すこともありますから。

――今回の開幕戦に出場している、お二人の注目選手についてお話を聞かせてください。まずは、DFM所属選手について。


eyes: DFM Paz選手に注目していましたが、連携面が不安でしたね。Junglerを変更するということは、チーム戦術をすべて変えてしまうことでもありますから。そんなPaz選手と、そこに順応していくCeros選手は気になるところでしたけれど、かなり完成度は高かったですね。予想以上のレベルでした。

Revol: JunglerにあわせてCeros選手のプレイングがまたもや変わるのかと思っていたのですが、1戦目では「自分から積極的に仕掛けていく」、2戦目では「序盤から中盤にかけてゆっくり試合を進める」という2つのスタイルを実践していて、プレイヤーとしての幅の広さを感じました。期待を超える内容を見せてもらえたと思います。


eyes: RPG Tussle選手については、「波に乗ったとき」が非常に強いですね。その波に乗るまでに潰されてしまうと辛いところではあるんですけど、あの爆発力はRPGの今後の武器になるだろうと思いました。

Revol: Evi選手の技術力の高さは注目ポイントです。1試合目では個人技の高さでチームを支えようとしていましたし、2試合目でも集団戦の軸になっていたなと。これからはチームメイトとの連携面をどこまで高めていけるか、というところに期待ですね。

――これまでのLJLでは、代々木競技場を会場にした「スポーツイベント」的な取り組みや、イラスト展示やコスプレなど「ファンイベント」らしいアプローチが見られていました。今後、実況・解説のお二人は「現場」のオフラインイベントで、どのような盛り上げ方をしていきたいとお考えですか。

eyes: 実は僕は恥ずかしがってしまうので、盛り上げられるタイプじゃないんですよね。後ろで観ていたいっていうか。でも、会場が大きくになるにつれ、「一体感」が薄くなってしまうとは感じていました。そういうところで何かやっていきたくて、これからもアドリブでお客さんを煽ったりしたいです。実況解説として、というのとは違う難しさですけどね。あとはキャスターを増やして、アナリストデスクのような活動とかも。プロ選手をその場に呼んで、配信よりも細かなところまで試合を解説してみたいです。


Revol: 今までやってきたことのクオリティーを上げていくとか、あとは……eyesさんにイジられることを受け入れる、とか。僕はもうそれしかないです(笑)。

――配信中も「いちゃつくな!」とのコメントが多々ありましたね(笑)。

Revol: 不本意ながらも受け入れるしかないですね。本当に不本意です(笑)。

eyes: おいしいじゃん!よう言うわ!(笑)

――「Lolesports」など、オンラインを通しながら実況解説として行ってみたい取り組みはありますか。

eyes: 僕は常にいろいろやりたいですね。良い方向にするためには見ている人の意見を取り入れないといけませんから。そういうのって公式ではお固い雰囲気になってしまいがちなんですが、個人配信でコミュニティーの意見を取り入れるようにはしてます。公式でも出来たらありがたいですね。


Revol: こういう仕事をしてはいるんですが、映像に出るのは得意ではないので……(笑)。なので、戦術や海外チームの紹介など、レポート記事の執筆をしながら、いろいろな人に『LoL』のプロシーンに興味を持ってもらえるような活動が出来たらなと思います。

――2014年から続いているLJLですが、4年目を迎える今回の開幕戦を観て、どのような心境になりましたか。特別な思いや、感慨にふけるような出来事はありましたか。

eyes: 今日、都内で朝に雪が降ってたんですよね。で、2014年の開幕戦も大雪だったんです。それでお客さんがたくさん来てくれたのを印象的に覚えてるんです。そういう頃から今に至るまでで一番感じるのは、「ようやく始まる!」と期待してくれる人が増えたことです。そして今日の試合はレベルが高く、良いチームも増えてきた。競技シーンをずっと観てきた人間として、純粋に嬉しいです。

Revol: 2014年の開幕戦……僕は行こうと思ってたんですが、その大雪で電車が止まって行けなかったんですよね(笑)。だからやっぱり雪の印象はすごく強くて。今年からはスタジオからの配信やインタビューもありましたし、雪とともに変化が起こるようにも感じます。選手にツッコミを入れるようなヒーローインタビューも、放送のコンテンツとして魅力的になったなと。『LoL』自体もどんどん変わっていくゲームですが、LJLも負けずと変化していくんだな、と今回の放送と試合で感じられました。

――本日はありがとうございました。


「League of Legends Japan League 2017 Spring Split」開幕戦の模様はこちらの記事でもお伝えしているので合わせてご覧ください。

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《Game*Spark》
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