『オーバーウォッチ』“カスタムゲーム”利用のXPファーミング行為に厳しい警告

Blizzard Entertainmentの人気FPS『オーバーウォッチ（Overwatch）』。同作に先日のアップデートにて導入された、カスタムゲーム機能を利用したXPファーミング行為に対し、同作ディレクターJeff Kaplan氏が警告を発しています。

この発言はBattle.netフォーラムにて行われたもの。Kaplan氏はカスタムゲームの“悪用”の可能性を知っていたことに触れ、全面的に規制を行う前にユーザーに疑問に思ってほしいとし、カスタムゲームに限らず、“活動せずにXPを得る行為”は明確に違反である、ということを述べています。

“非アクティブな状態でプレイヤーに経験を得ることを奨励するカスタムゲームを制作すること”
“非アクティブな状態で経験値を得るためにカスタムゲームを含むいずれかのゲームモードに参加すること”
“冗談であっても、それらの行為を奨励するカスタムゲーム名を付けること”

そして上記の行為について、BANの可能性まで視野に入れた、厳しい対応がなされることを明らかにしました。

なお、既に行われたホットフィックスアップデートによって、カスタムゲームにおいてAFKを自動キックするタイマーの追加と、“スカーミッシュ”モードをプレイしてもXPの入手が不可能となる変更がなされています。これについて、Kaplan氏は「私たちは内部的に（XPファーミングに対する）段階的な対応計画を持っています。今日行われたのはその第一歩です。このことは私を本当に悲しませています。この機能は、もし我々がそれに厳しい制限を加える必要が無いならば非常に優れているものです。対応計画の最後まで話を進めると、（全ての）カスタムゲームで経験値の取得がオフとなります。私はそこにたどり着くのを見たくありません」とコメント。XPファーミング行為やその推奨を行う名前のゲームを発見したら、カスタムゲームを選択して“通報”を行って欲しいと求めています。

《Arkblade》