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【吉田輝和のVR絵日記】『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』でおじさんが好き勝手放浪してみた

おじさん絵日記作家のおじさん「吉田輝和」がVRゲームの絵日記を書き綴ります。第2回目は『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』!

家庭用ゲーム PS4
【吉田輝和のVR絵日記】『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』でおじさんが好き勝手放浪してみた
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え?あのゲームがVR化するの!?


PlayStation 4版とXbox 360版は両方やったけどさ、まさかあの大作ゲームがまるまるVR化するなんて考えられないし、今回のは数時間程度でクリア出来るミニゲームみたいなもんじゃないの?……などと思いながらも、やっぱり大好きなゲームのVR化という事あって、楽しみすぎて帰省するのにPSVR一式を実家に持って行くおじさん。

実家の自室にカメラを設置して早速プレイ開始。

馬車に揺られるシーンからゲームが始まる。重々しい雰囲気で話しかけてくる隣に座るおっさんの顎をモミモミしてコントローラーの精度をチェックする。


チェック良し!

目的地に着いたようなので馬車から降り、怖そうな人たちに言われるがままに列に並ぶ。あれ?なんか見覚えのあるシーン……


あ、前に並んでいたおっさん首切られて処刑されとる!
怖そうな人「次、そこのおっさん!
僕が呼ばれるこのシーン、これってあのゲームの冒頭そのまんまだけど、もしかして……


後ろ手に縛られて処刑される寸前で何かに気付くおじさん。

『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』
~おじさんのスカイリム好き勝手放浪記~


おじさんが個人的に驚いたポイントその1「本編まるまるVR化!」

あのベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim』がVR化!?今回の作品は単なるミニゲーム集みたいなものかと思っていたら、どうやら本編がまるまる入っているらしい。おじさんの勝手な先入観だったのだけど、VRゲームでそこまで大ボリュームのものが出るとは思ってなかったので素直に驚きだ。


操作はPlayStation Move モーションコントローラー(以下:PS Move)とDUALSHOCK 4の両対応。DUALSHOCK 4は従来の操作に近い感覚だ。

PS Moveでの操作はコントローラーを振って剣で斬ったり盾で防いだり、直感的な操作ができる。移動はコントローラーの指し示した方に瞬間移動するタイプ(感覚的に3メートルくらい先にワープする感じ)で、操作にやや慣れが必要だが没入感は高い。

物語としては、処刑されそうになった時にドラゴンがやってきて、どさくさの内によくわからんおっさんが「こっち来い!」と言うので一緒に逃げて、おっさんと近くの村まで行く……というのが序盤の流れなのだが、本編のストーリーをそのまま追っていたらクリアまで何ヶ月かかるかわからないし、それより何より憧れ続けたスカイリムの世界で好き勝手に生きてみたいのだ。

ここまで案内してくれたおっさんを無視して


ここからおじさんの好き勝手スカイリム放浪記が始まるのだ!!


おじさんが個人的に驚いたポイントその2「道端の草花を引っこ抜くのもVRだと2倍(おじさんの感覚)楽しい」

元よりこのゲームは、道端に生えている草花から武器や食器まで何でも拾えるので、一見意味の無い物の収集ですら楽しめていたのだが、VR化する事により「実際手に取っている感」が増し、その魅力はさらに大きくなった。


その辺の野良犬みたいに草を食むおじさん。そうこうしている内に第一村人発見!


わあ、相変わらず魔界帰りのババアみたいな顔!気付かれないようにしゃがんで隠密モードになり、ニジニジとババアの背後に忍び寄るおじさん。スリが実行可能な距離まで近付くと、気付けばババアのお尻のどアップ。


おじさんが個人的に驚いたポイントその3「スリの臨場感がやばいしお尻の臨場感もやばいし背徳感がやばい」

僕の語彙力もやばくなるほど倫理的にとんでもない事をしているような気になるも、路銀の為にゴールドをスリ取ろうとするが……普通にバレた。


魔界帰りのババアがブチギレ金剛モードになり、本気でビビって思わず返り討ちに。不殺プレイでいこうと思っていたのに早速殺めてしまった。やってしまったものは仕方ないので、装備一式を剥ぎ取り……さらに「おっ、ゴールド貯め込んでるねえ。もっとあるだろ、オラオラ」と半裸になったババアの死体をまさぐっていると……

母親が突然部屋に入ってくる。


ゲームとは言え、殺害した女性の体をまさぐっているその姿はかなりアウトであった。34歳の息子がバーチャルの向こう側に行ってしまった姿を目撃してしまう母親。人はこれを地獄絵図という……


とうとう来ました!ベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』!正直、このお仕事を受ける時、「もしかしてあの『Skyrim VR』やらせてもらえんじゃねえの!?」という気持ちでテンションMAXでした。

通常版は、1000時間程プレイしたのですが、VR化した事によってまだまだ楽しめそうです。草花を愛で、巨人のケツでけぇ!と驚き、街の可愛い子を見つけて尾け回し……とても1回ではその魅力は語り尽くせず、次回も『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』のプレイ日記をお送りしたいと考えています。

もし、第2回の更新がされなかった場合、おじさんはスカイリムの世界から帰れなくなったと思ってくださって結構です。でも、無事帰還できたら次回の「おじさんのスカイリム好き勝手放浪記」でお会いしましょう!

『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』は、PlayStation 4を対象に2017年12月14日発売予定。価格は5,980円(税別)です。

吉田輝和のプロフィール:17年以上にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」をはじめとした人気漫画のモブキャラとして登場しており、日々その存在感が高まっている。ちなみに、巨大な食べ物を作っていく企画でカルト的な人気を誇る個人ホームページ「吉田が巨大な物を作ってますよ」も運営している。
《吉田 輝和》




おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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