「The 4th Survivor」&「The 豆腐 Survivor」インプレッション―死神ハンクと豆腐、そして豆腐仲間たちで地獄と化したラクーンシティを脱出せよ! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「The 4th Survivor」&「The 豆腐 Survivor」インプレッション―死神ハンクと豆腐、そして豆腐仲間たちで地獄と化したラクーンシティを脱出せよ!

ついに発売を迎えた、サバイバルホラーゲームの金字塔を原作にした最新作『バイオハザード RE:2』。オリジナル版をプレイしていたユーザーが本作で気になるのが、「The 4th Survivor」と「The 豆腐 Survivor」がどのようにリメイクされているかではないでしょうか。

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ついに発売を迎えた、サバイバルホラーゲームの金字塔『バイオハザード2』を原作にしたシリーズ最新作『バイオハザード RE:2』。

『バイオハザード7』で培われた「RE ENGINE」が魅せるその世界は、グラフィックが現代相当のものになっただけではありません。キャラクター・物語に至るまで再考証され、オリジナル版を遊んだユーザーでも新鮮な感覚でプレイできます。

本編の紹介はコチラ!





インサイド&Game*Sparkでは、上記のような動画や様々な記事にて、その世界の一端をお伝えしてきました。

もはや嫌悪感を感じるまでにリアルな存在となったゾンビやリッカー。固定視点から三人称視点の「ビハインドビュー」になったことで増した臨場感。未曾有の惨劇の中、生き抜こうともがくキャラクターたち。

その全てが混ざり合って生まれた『バイオハザード RE:2』は、オリジナル版から約20年の時を超え、私達へと“新たな恐怖”を突きつけてくれます。

――そして、“彼ら”もまた、新たな恐怖とともに生まれ変わったのです。

◆「The 4th Survivor」&「The 豆腐 Survivor」インプレ


オリジナル版をプレイしていたユーザーが本作で気になるのが、「The 4th Survivor」と「The 豆腐 Survivor」がどのようにリメイクされているかではないでしょうか。

本稿では、特定の条件を満たすことでアンロックされる「The 4th Survivor」と「The 豆腐 Survivor」のインプレッションをお届けします。

◆さらに恐ろしく、手強くなった「The 4th Survivor」



「The 4th Survivor」は、バイオシリーズではおなじみとなった「死神」ことU.S.S(アンブレラ特殊工作部隊)のハンクを操作するモード。冷淡で任務に忠実なその性格は本作でも健在。装備はサブマシンガン、ショットガン、ハンドガン、マグナム、ガンパウダー2種、応急スプレー、調合ハーブとなっており、オリジナル版とは少し異なった装備となっています。(オリジナル版は、ハンドガン、ショットガン、マグナム、弾薬、ハーブ)

本モードの流れ自体はオリジナル版と同じく、本編中盤部分のステージから警察署まで戻ってラクーンシティを脱出するまで。しかし、プレイ感はオリジナル版とは大きく異なっています。


オリジナル版では敵はそこまで多くないためにある程度火力でゴリ押ししていけましたが、本作ではゾンビの体力がそこそこあり、敵も結構な数が配置されているので、オリジナル版と同じ感覚でプレイすると痛い目にあうかもしれません。

オリジナル版とは一味も二味も違う、リメイク版「The 4th Survivor」は、『バイオ RE:2』プレイ後に自信のプレイスキルを試すモードとしては最適ではないでしょうか。

◆豆腐に仲間が!これが生まれ変わった「The 豆腐 Survivor」だ!



オリジナル版で特定の条件を満たすことで出現した隠しモード「The 豆腐 Survivor」は、『バイオハザード RE:2』でももちろん収録。装備がナイフのみという激ムズモードだったオリジナル版と同じく、こちらも「The 4th Survivor」のハードモードという位置付けです。

さらに、今作では豆腐だけでなく、「ういろう」「こんにゃく」「杏仁豆腐」「プリン」という、テクニカルかつストイックな装備のプルンプルン仲間たちが登場します。

豆腐(Tofu)



大豆を原料とし、豊富なタンパク質を含んでいることから畑の肉とも呼ばれている豆腐がモチーフのキャラクター。

豆腐は、現在は世界中のスーパーで売られ、多くの国の人に愛されているヘルシーな食材となっています。タンパク質豊富な畑の肉なだけに、血肉に飢えるゾンビが襲ってくるのかもしれません。

「豆腐サバイバー」に登場する豆腐は木綿豆腐の見た目に、きめ細やかなきぬごし豆腐のようなプルプル感、オリジナル版タイトルバックと同じく少し大きいジル・バレンタインの帽子を頭に装着した姿となっています。

そのヘルシーさはゾンビにも大人気?

装備している武器もオリジナル版と同じくナイフとハーブのみ。しかし、本作のナイフは消耗品かつ回避用武器としての役割もあるため、16本を所持しています。本ゲームとは関係ありませんが、ハーブは豆腐と食べ合わせが悪そうです。

声はオリジナル版キャストによる新規収録の関西弁キャラ。また、オリジナル版ではダメージを受けるとまるでアツアツの湯豆腐のように赤くなっていましたが、本作ではダメージを受けると体が食べられて欠損していくという、非常に残酷(?)な表現となっています。

ういろう(Uiro-Mochi)



米粉などを蒸して作られる和菓子「ういろう」がモチーフのキャラクター。

本作におけるういろうは、破片手榴弾のみを36個装備というストイックな装備に。声は爽やかな青年風です。

余談ですが、菓子としてのういろうの起源は諸説あり、どのような経緯で誕生したのかは判明していません。関東から西日本、九州まで、さまざまな形のういろうが作られているようです。

こんにゃく(Konjac)



サトイモ科の植物であるこんにゃく芋をすりつぶすなどして水に溶かし、凝固剤の水酸化カルシウムを加えたのちに熱を加えて固めて作られる「こんにゃく」がモチーフのキャラクター。

糸こんにゃくのように白いこんにゃくもありますが、本作に登場するのは海藻粉末が混ぜられた黒いこんにゃくとなります。性格は熱血系。

火炎放射器とグレネードランチャー、各種弾薬、破片手榴弾、ハーブ、救急スプレーを装備しています。

杏仁豆腐(Annin Tofu)



中国生まれで、漢方で使われるアンズの種を粉末状にして甘味を加えた「杏仁霜(きょうにんそう)に、砂糖や牛乳、ゼラチンを加えて作るデザート「杏仁豆腐」がモチーフ。

たくさんのハーブとリボルバータイプ&オートマチックタイプの大型拳銃1丁ずつ、大型拳銃用の弾360発を装備しています。

余談ですが、杏仁豆腐はもともと薬膳料理であるため、喘息や咳止めの民間薬として用いられていました。コンビニなどで一般的に流通している杏仁豆腐は、杏仁霜に近い風味を持つアーモンドパウダーで代用しているものが多くなっているようです。

プリン(Flan)



イギリスのプディングが発祥である「プリン」がモチーフのキャラクター。

ガドリングガン、ロケットランチャー、敵を一時的に痺れさせるスタンガン、スタンガン用弾薬、閃光手榴弾を装備しています。

これまた余談ですが、プディングはもともと、船乗りたちによって肉や野菜を卵と一緒に蒸して作られていた料理で、後にフルーツなどを入れた甘いプディングが登場。18~19世紀のフランスで具を入れずに固めるカスタードプリンが誕生しました。


リメイクされた本作の「The 豆腐 Survivor」も、基本的にはオリジナル版同様「The 4th Survivor」と同じマップ&敵となります。しかし、どのキャラを使ってもストイックな装備によって一癖も二癖もあるプレイ感となっており、クリアは容易ではありません。本編のゲームプレイを極めたプレイヤーへの挑戦状となりそうです。



『バイオハザード RE:2』は、PlayStation 4/ Xbox One/ PCを対象に現在発売中。希望小売価格に関しては、公式サイトをご参照ください。

■『バイオハザード RE:2』公式サイト
URL:http://www.capcom.co.jp/biohazard2/

※UPDATE:「破片手榴弾」の表記を正しいものに修正いたしました。コメントでのご指摘ありがとうございました。)
《Daisuke Sato》
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