荒らしプレイヤーには“AI”で対抗?FACEITが『CS:GO』での成果を発表 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

荒らしプレイヤーには“AI”で対抗?FACEITが『CS:GO』での成果を発表

e-SportsプラットフォームFACEITが、荒らしプレイヤーに対しAIを利用した対策に着手。有害メッセージは1月ほどで20%減の効果。

ニュース ゲーム業界
荒らしプレイヤーには“AI”で対抗?FACEITが『CS:GO』での成果を発表
  • 荒らしプレイヤーには“AI”で対抗?FACEITが『CS:GO』での成果を発表
  • 荒らしプレイヤーには“AI”で対抗?FACEITが『CS:GO』での成果を発表
e-SportsプラットフォームFACEITは、いわゆる“荒らしプレイヤー”への対策の成果報告を公式ブログにて行いました。

成果で特筆すべき点は、近年各分野にて成長著しい“AI”の利用を荒らしプレイヤーに対し開始したこと。この導入は、コミュニティからの「全試合を見る公平な管理者が欲しい」という要望に答えるためであるとしています。

導入された管理AI「Minerva」は、管理者に求められる「試合中に発生するあらゆる種類の荒らし行動の迅速な特定」「荒らしに対する迅速な対処」「荒らしプレイヤーへの警告」の3要素を実行することを目的として構築。既にFACEIT上で『CS:GO』向けに動作している最初のバージョンではテキストチャットに焦点を当て、自動での警告やスパム判定、また複数回の違反に対し随時ペナルティを高めていくといった振る舞いを行うとのことです。

「Minerva」は2019年8月下旬に導入後、90,000件の警告と20,000件の禁止を発行しており、有害なメッセージは8月の2,280,769件から9月には20.13%減の1,821,723件に減少したとのことです。

FACEITは、今後あらゆる種類の不正に対し「Minerva」を有効にできるよう改善を続けていく旨を発表しました。e-Sportsに限らず対戦ゲームでは大きな問題となる荒らしプレイヤーに対し、いずれは多くの人気ゲームで機械による柔軟かつ迅速な対処が一般化する日が来るのでしょうか。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ニュース アクセスランキング

  1. 小島監督が最もハマったゲームとは?「ゲームクリエイター、小島秀夫だけど質問ある?」YouTubeで公開

    小島監督が最もハマったゲームとは?「ゲームクリエイター、小島秀夫だけど質問ある?」YouTubeで公開

  2. 『ドラクエX』全部入り版が12月22日から80%オフ!“ソフト7本分”の大ボリュームストーリーを超オトクに始めるチャンス

    『ドラクエX』全部入り版が12月22日から80%オフ!“ソフト7本分”の大ボリュームストーリーを超オトクに始めるチャンス

  3. 【PC版無料配布開始】アニメ調恋愛アクション『Eternights』年末第3弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて12月21日午前1時まで

    【PC版無料配布開始】アニメ調恋愛アクション『Eternights』年末第3弾!ホリデーセール中のEpic Gamesストアにて12月21日午前1時まで

  4. 日本語対応・MMORPGがSteamで無料配布中!建築家、ヒーラー、パン職人、皮なめし師など何でもなれる

  5. 女性キャラ中心に露出減少…話題のADV米スイッチ版、水着キービジュアルが規制される

  6. 「スイッチ2」キーカードが減るかも?ゲームカードに低コスト・小容量モデルが登場の噂

  7. セクハラも…『Mouthwashing』などで知られるパブリッシャーCRITICAL REFLEXの元従業員が不当な労働環境を告発【UPDATE】

  8. 日本語対応・超自由な宇宙生活シムがSteamウィンターセールで90%引き最安値!

  9. 『Starfield』次期アプデで“シームレス化”の噂。未発表PS5/スイッチ2版に合わせ?情報は間近か

  10. Bungie新作脱出シューター『Marathon』発売前にアートディレクターが退社…海外メディア取材で判明

アクセスランキングをもっと見る

page top