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僕が実家暮らしだった頃、家族に見られたくないすけべなゲームをプレイする時は、親の気配を察知することに全神経を集中させていました。
ドアに背を向けてテレビを配置し、テレビ画面をすぐ消せるように傍らにリモコンを配置し、ゲーム機には布をかけて隠していました。
いや……すけべなゲームといっても、お色気要素が少しある程度なので、親に見られてもそんなにダメージはないんですけどね。今思えば、この隠しっぷりを知られた方が「どんな鬼畜なエロゲーをプレイしていたんだ」と誤解されそうです。当時の僕、何考えてんだ。
今回は、インティ・クリエイツから発売された『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のニンテンドースイッチ版。本作は、超モテ男になってしまった主人公が、意中のヒロインと結ばれるために、次々に告白してくる女の子を眼力(通称:フェロモンショット)で昇天させる眼(ガン)シューティングです。
ニンテンドースイッチ版では、他機種版のDLC衣装がほぼ収録されているほか、オープニングムービーも一新されています。
実家を出た今……もはや誰の目も気にすることはないので、存分に楽しもうと思います!
一日限りの超モテ祭りスタート!
まずは主人公である久時峰大(くどきほうだい)の性格を設定する。ガリ勉タイプやスポーツマンタイプ、おしゃれさんタイプをはじめとした性格が用意されており、性格によって勉強や運動などの能力値や各能力の成長速度が異なる。
僕は昔から自分を投影したキャラクターを作るタイプだ。髪型はモヒカンなので、本作では当然おしゃれさんタイプを選択した!
まあ……僕のモヒカンはオシャレというか山賊っぽいけど。
峰大が通う学校にはある伝説があった。それは、とある先輩が学校中の女の子から突然モテモテになった「モテスギ伝説」と呼ばれるものだ。その先輩が告白した時に「空に昇る天使を見た」なんて眉唾な噂もある。
しかし、その伝説が嘘ではないことを身をもって知る。
峰大の目の前に自称エリート天使のえころが現れ、彼女の愛の矢によって人生最大のモテ期を迎えるのだった。
こうして優柔不断な草食系男子の日常が一変する。
峰大から溢れ出る魅惑のモテオーラに引きつけられ、メロメロ状態の女の子が次々に寄ってくるのだ。羨ましい……!
しかし、誤って32発分のチャージショットを放ってしまったせいで、人生のモテ期が今日一日に凝縮され、明日から一生異性にモテない体にされてしまったのだ!
……って、僕の場合、明日以降これまでの生活と何ら変わらないってことだよな。
じゃあまあ……もう別にそれでもいいかな。峰大のことは知らん。
女の子の弱点を探ってメロメロにさせろ!
峰大は、その場の雰囲気に流されてテキト~な女の子と結ばれないためにも、真に愛する人を見つけなければならない。
プレイヤーは、モテオーラに引きつけられて次々と寄ってくる女の子を、フェロモンショットでメロメロにして倒していく。
「敵が女の子になった優しい世界のガンシューティングゲーム」といえばゲームの内容がわかりやすいだろうか。
女の子の接近を許すと、抱きつかれたり踏みつけられたりされてダメージを食らう。近寄られないようにするのが何より重要だ。
そのまま近寄られたい気持ちもあるが自制……!
女の子にはそれぞれ頭や胸などの弱点部位があり、そこを狙って攻撃をすれば大ダメージが与えられる。
弱点部位を調べるためにズームモードを使うと……
あれ……服、透けてない?
そう、ズーム中は障害物が透過するので、草むらなどに隠れている女の子をいち早く見つけられるのだ。服が透過するのは……特に攻略には関係なさそうだけど。
他にも、女の子のプロフィールが閲覧できる生徒手帳やアイテムが隠されているので、ズーム機能は必須といえよう。
下着……見るつもりはなかったけど、見えちゃうんだから仕方ないよね!そういうシステムだもん!
ちなみに登場する下着はなんと450種類。開発者のこだわりの方向性が尖りすぎだ。
この本は……こんなもの学校で売っていいの!?
ステージをクリアするとアドベンチャーパートが始まる。女の子との会話には様々な選択肢が用意されている。
ただ、選択には特定の能力値が必要なものがあり、上記の画像だと「ぺろぺろしてあげる」の選択肢は「エッチ」の値……エッチちが高くないと選べないのだ。
各能力値を上げるには、ステージクリア後に行ける購買部で該当のアイテムを購入する。
エッチを上げるにはエッチな本を買えばいいのか……って!
学校で売るもんじゃねえ!
……と思ったけど、女の子のスリーサイズを素早く測るサイズチェッカーや、女の子の胸が小さく見えるようになる天使のまな板など、もっととんでもない物も売られているので、エロ本くらいどうってことないのだろう。
他にも、シューティングパートでドキドキモードに突入することで能力値が上昇する。
ドキドキモードでは、女の子を様々なアングルから鑑賞し、そして敏感な部分をタッチして昇天させられる。
制限時間内に女の子のドキドキが最高潮に達すると、だぶるぴーす昇天するぞ!
女の子のだぶるぴーすは、ぜひプレイして確認してくれ!
……………………。
…………。
……ふぅ。気がつけば何時間もぶっ通しでプレイしちゃったな。
実家暮らしの頃は、親が部屋に近づいてくる足音やドアをノックする音を聞き逃さないように気を張っていたので、なかなかゲームに集中出来なかった。自立した今は、悠々自適に、誰の目を気にすることなくプレイ出来るぜ!
誰の目も……
気にせず……
猫ちゃん!ガン見しないで!
飼い主の妙な雰囲気を感じ取ったのかな……。
2~3時間ほどでクリアできました。攻略対象のヒロインごとにエンディングが変わるので何周も楽しめます。僕はすでに5周目に突入しています。
シューティングパートは毎回5分程度でサクッと終わり、途中でダレることなく最後までプレイできました。他機種版のDLC衣装がほぼ収録されているので、最初から女の子に色んな衣装を着せられるのは嬉しいですね!衣装は、ネタ系からきわどいものまで揃っています。僕はメガネっ娘が好きなので、全キャラにメガネをつけてもらいました。
みなさんも、総勢70名の女の子の中から好みの女の子を見つけ出し、色んな衣装で楽しみましょう!
ニンテンドースイッチ版『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』は2022年3月17日発売予定です。