「本物のデジヴァイスやPETがあればとずっと思っていた」デスクトップ放置ゲーム『Berserk B.I.T.S』【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「本物のデジヴァイスやPETがあればとずっと思っていた」デスクトップ放置ゲーム『Berserk B.I.T.S』【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、BerserkBoy Games開発、PC向けに11月21日にリリースされたデスクトップ放置ゲーム『Berserk B.I.T.S』開発者へのミニインタビューをお届けします。

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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、BerserkBoy Games開発、PC向けに11月21日にリリースされたデスクトップ放置ゲーム『Berserk B.I.T.S』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、『ロックマンエグゼ』を思わせるグラフィックが特徴のデスクトップ放置ゲーム。デジタルコンパニオンのB.I.Tを画面の一部、あるいはバックグラウンドに配置して育成していきます。B.I.Tはミッションに送り出すことでレベルアップ。ミッション中の戦闘では収集したバトルチップを手動で使って援助できるほか、完全放置で他の作業に集中することも可能です。日本語にも対応済み。

『Berserk B.I.T.S』は、800円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Zuこんにちは!Zuです。BerserkBoy Gamesのリードデベロッパーを務めています。プラットフォーマーとピクセルアートが大好きで、つい先日『Berserk B.I.T.S』をリリースしました。この作品は『Berserk Boy』のスピンオフ作品です!

私は現在、イギリスを拠点にしていますが、ゲーム開発者としてのキャリアは9年前にスタートし、そのうち8年間は日本で生活していました!元々はアニメーターとして活動していましたが、その後ゲーム開発のためにプログラミングを学んだのです!

これまでで一番好きなゲームは…おそらく『ソニックアドベンチャー2』か『ファイナルファンタジーVII』ですね…でもやっぱり『ロックマンゼロ』かも?難しすぎます。新作ゲームは多すぎて選べませんね。でも、最近では『Hades II』や『Hollow Knight: Silksong』を楽しんでいます!

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Zu『Berserk B.I.T.S』は、私が子供の頃に夢中になっていたものから影響を受けています。ずっと「本物のデジヴァイス(訳注:『デジモン』シリーズに登場する小型コンピュータ)があったらいいのに」と思っていましたし、『ロックマンエグゼ』のアニメを見ては、実際に使えるPET(訳注:同シリーズに登場する情報端末)が欲しいと本気で思っていました。以来、ずっと新しい「たまごっち」や「デジモン」を集め続け、そしていつの間にか、その「愛」が『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』への愛と合わさり、このような形になったのです!

本作は、子供の頃に私と同じような夢を持っていた人たちのために作りました。画面の中にいる友人のように感じられて、楽しくて、居心地がよくて、それでいてカッコいい…本作にはそんな存在であって欲しいと強く思っています!

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Zu『Berserk B.I.T.S』の開発で一番印象に残っている出来事は、『Among Us』を手がけたスタジオであるOuterslothと一緒に仕事をする機会を得られたことです。彼らが「このゲームにチャンスを与えたい」と言ってくれたことは、私にとって本当に大きな自信につながりました!その一言で、「絶対に今の自分にできる最高のものを作ろう」と心から思えたのです。

――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Zu現在、多くの人たちからは快適性向上や新しいデコレーションの要望を多くいただいています。本作は放置系ゲームということもあり、プレイ時間が300~400時間に達している人も少なくありません。なので、今後もアップデートを続けていくつもりです。

私はコミュニティの声をとても大切にしています。例えば、「クイック売却機能が欲しい」という要望が出た時は、その日のうちに実装を決断しました。他にも「モンスターをまとめてボックスに入れたい」といった細かい改善など、理にかなっていると思えば、どんどん追加するようにしています!

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Zuはい!100%OKです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Zuお時間をいただき、そして本作のローンチを応援してくださり本当にありがとうございます。これからも、皆さんがワクワクするようなクールなものを作り続けていけたら嬉しいです。『Berserk B.I.T.S』については、今後もアップデートを重ねながら、少しずつでも確実により良い作品にしていきたいと思っております!

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について

本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に900を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

ライター:Chandler,編集:Akira Horie》

ライター/バイク乗り Chandler

ゲームと風をこよなく愛する暇人。趣味は多い方だったはずが、最近は家でぼーっとしている時間が増えてきた気がしている

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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