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「5年起動しない」「自宅を1分で爆走」「30000フィート降下」……ゲームのおもしろ実績&トロフィー5選【GW特別企画】

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「5年起動しない」「自宅を1分で爆走」「30000フィート降下」……ゲームのおもしろ実績&トロフィー5選【GW特別企画】
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ゲームをプレイしているといつの間にか取っている実績&トロフィー。プレイヤーによってはモチベーションになることもあるアレですが、よくよく見てみるとふざけたものやメタなものも多かったりします。

そこで今回は、筆者が今まで見聞きしたり、取得してきたもののなかから、ぜひとも紹介しておきたいユニークな実績&トロフィーを並べてみました。ゴールデンウィークに取得にチャレンジしてみるのもいいかも……!?


まだ誰も取っていない究極の実績 遊ばないという遊びに挑戦しよう『The Stanley Parable: Ultra Deluxe』「Super Go Outside」

のっけからまだ取っていない実績で恐縮ですが、これにはワケがあります。

人を喰ったようなメタジョークや、ジワジワと来る心理描写が上手いクリエイター・Davey Wredenの処女作である『The Stanley Parable』。本作の実績は、火曜日に24時間プレイし続けるだとか、ファイルを弄らなければ絶対に取得できないといったような、ゲーム同様にぶっ飛んだものばかりですが、その中でも一際目立つのが「Go Outside」

これは5年間ゲームをプレイしないことで取得できる実績です。せ、せっかく買ったのに!?

それだけでなく、本作のアップグレード版である『The Stanley Parable: Ultra Deluxe』では「Super Go Outside」に進化?しており、10年間プレイしてはいけないことになりました。

『The Stanley Parable: Ultra Deluxe』は2022年の発売なので、2032年まで遊んではいけません。友達にこのゲームの話を振られても、あと7年は我慢しましょう……(PCのシステム時間を変えることで手に入れることはできますが)

言い逃れできない紳士たちの嗜み『NieR:Automata』「何をしているのですか?」

お次はちょっと紳士的なトロフィーです。

アンドロイド兵士であるヨルハ部隊の戦いを描いた『NieR:Automata』。本作のトロフィーのひとつである「何をしているのですか?」は、主人公の2Bの秘密を10回チェックすると取得できます。

というのも、2Bをローアングルで眺めると、彼女が恥じらうように翻ります。これを繰り返すだけ。まさしく「何をしているのですか?」と聞かれるようなことをするわけです。うーむ……何も言い返せない……!

なお、本作はのちに『Stellar Blade』とコラボし、主人公のイヴに2B衣装を着せることができるようになりますが、同じようにローアングルで眺めていると、イヴに強烈なキックをかまされてしまいます。スケベ心はそこそこにね……。

先帝の無念を晴らす!『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』「ルドン送り」

続いては『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』から「ルドン送り」をご紹介します。

本作は1993年発売のRPGのリメイク作。皇帝を操作して帝国の版図を拡げつつ、人類にあだなす七英雄を倒すことが目的なのですが、その時々の皇帝によって手に入る陣形が違ったり、開始できるイベントが変わったりします。そして、代替わりするためには、いくつかのイベントをこなすか、皇帝のLPを0にするか、全滅する必要があります。

よって「この皇帝はちょっとな~」と思った人がするのが、帝国から近いうえに強い敵がひしめくルドン高原に単身で乗り込む通称ルドン送り。当然、敵にボコされて一瞬で全滅し、皇帝の代を変えてしまうというわけです。

リメイク作では皇帝を生前退位できるようになり、ルドン送りはする必要がなくなりましたが、あえてルドンで全滅すると、この実績がもらえます。原作を知っているとついにニヤリとできるネタですね。

いつもより多めに下っております――『Portal』「最終速度」

Steamの教科書と呼ばれた傑作FPSパズル『Portal』。床や天井の好きなところに穴を開けてテストチェンバーから脱出するゲームですが、本作にもユニークな実績が存在します。

その名も「最終速度」。原題は「Terminal Velocity」なので、終端速度(物体が落下中に到達する一定の最大速度のこと)とも言えましょうか。

こちらはゲーム中に30000フィート(約9.1キロメートル)落下するというもの。そんなに高いレベルはないのですが、そこは『Portal』……穴を開けちゃえば、簡単に無限が生み出せます。

適当な床に穴を開け、その真上にも穴を作り、あとはぴょんと飛び込むだけ。ブォンブォン言いながら永遠に落下します。途中で引っ掛かっちゃうこともあるので、なるべく部屋の隅に作ると良いでしょう。

『Portal』の自由度がよくわかる素敵な実績ですね。

(自宅の)廊下を大爆走! シリアスなストーリーも吹き飛ぶ完璧なコーナリング『Gone Home』「ホームランナー」

ウォーキングシミュレーターの傑作として長く愛されている作品『Gone Home』。久々に帰省した実家を探索しながら、在りし日の家族の姿を追想し、小さな謎を解いていくゲームです。

たまに雷の音に怯えつつ、誰もいない豪邸をうろうろしながら、良くできたストーリーに胸を打たれるという想定クリア2時間程度の小品なのですが、そんな雰囲気をぶち壊してくれる実績があります。

それが「ホームランナー」。家を走る人の名の通り、ゲームを一分以内にクリアするともらえる実績です。

たしかに攻略法さえわかっていれば3か所くらいしか行く必要がないのですが、これがなかなかシビア。ギリギリの距離から鍵を取り、真っ暗な廊下を完璧なコーナリングで曲がり、最後の日記にまるでヘッスラでも決めるかのようにインタラクトします。え? モノローグ? 聴いてられるか、そんなもん!

筆者は5回目のチャレンジでなんとか取得できました。突然レース場に変貌するグリーンブライア邸の真の姿をぜひその目で確かめてみてください。

以上、おもしろ実績&トロフィー5選でした。皆様もこの実績は面白いぞ~というのがあればコメント欄でお知らせください!


ライター:各務都心,編集:宮崎 紘輔

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/タンクトップおじさん 宮崎 紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。 日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。 偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。 夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと(ウィザードリィでちょっと実現)、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。

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