2025年5月26日、YouTubeチャンネルのDigital Foundryは『サイバーパンク2077』のニンテンドースイッチ2版とPS4版、およびXbox Series S版の画質をそれぞれ比較する動画を公開しました。
PS4をはるかに上回るスイッチ2のグラフィック。静止画ならXbox Series Sとほぼ同等か

動画で最初に比較されたのは、スイッチ2版とPS4版のグラフィックです。スイッチ2版の方が、背景の金網のディテールが細かく表示されていることがわかります。

それ以外にも兵士の服のディテールがスイッチ2版ではくっきりはっきりとわかるようになっており、「PS4のグラフィックは、スイッチ2とはもはや勝負にならない」と参加者は発言しました。

それでは、スイッチ2とXbox Series Sとの比較はどうでしょうか。スイッチ2にはDLSS、Xbox Series SにはFSRという超解像度技術がそれぞれ活用されており、一見の静止画ではほぼ差がないことが示されています。

但し、Xbox Series S版に比べ、スイッチ2版は一部のシーンで通行人が少なくなっていることが指摘されています。

また、スイッチ2版はほぼ全編を通して30fpsを維持してはいるものの、車を操作するシーンなどの高速で大量の表示物を表示するシーンについては、一部フレームレートが落ちるという点が欠点として指摘されています。これは静止している状態には安定して効果を発揮するが、動きが激しい画面には効果が薄いというDLSSの特性をも示していると解説されました。
何はともあれ、『サイバーパンク2077』については「PS4は相手にならない、Xbox Series Sとは一見は充分に張り合える」というのがスイッチ2版の評価になりそうです。Digital Foundryの解説陣は、「たった10ワットの携帯モードで『サイバーパンク2077』がここまで動くとは驚異的だ」と評しました。
ニンテンドースイッチ2版『サイバーパンク2077』は、2025年6月5日、スイッチ2本体と同時発売予定です。











