
GSC Game Worldは『S.T.A.L.K.E.R.』旧3部作の強化版である『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy Enhanced Edition』向けにパッチ1.1を配信。日本を含むアジア向けで問題となっていたセーブデータに関する問題も修正されています。
PC版のセーブ問題がついに解決!
本作は『S.T.A.L.K.E.R.』旧3部作が強化されたものであり、コンソールおよびPC向けに5月20日にリリース。しかしPC版においては、日本語環境ではロード画面においてセーブデータが表示されず読み込めないという問題が発生していました。
5月23日にはこのセーブ問題の修正を含むとするパッチの配信もされましたが、実際には解決していませんでした。そうした状況において問題を解決するためのModがSteamワークショップでは公開されていましたが、同Mod作者も「早くこのModが用済みになることを願います」とコメントをしていました。
この度配信されたパッチ1.1ではアジア地域でのセーブデータのローディング問題を修正したとパッチノートに記載。実際に筆者環境で試してみたところ、セーブしたデータはロード画面に表示され、実際に読み込むこともできることが確認できました。


多数の問題を修正
パッチ1.1では上記のセーブデータ問題だけでなく、全プラットフォームでの安定性も改善されています。さらに特定の状況で起こるクラッシュの修正や、各タイトルでの問題修正も実施。詳しい内容は以下の通りパッチノートが公開されています。なお機械翻訳をベースに文章を整えたものであるため特定の名称などが正確でない場合があります。
アジア地域のローカライズにおける保存読み込みの問題を修正しました。
安定性の向上 - すべてのプラットフォームで複数のクラッシュを修正しました。
雨の空を見上げているときにゲームがクラッシュする問題を修正しました。
死体のインベントリから食べ物を食べたりアイテムを使用したりしているときにタイトルがクラッシュする問題を修正しました。
すべてのタイトルのいくつかのローカライズにおけるスペルミスと命名の問題を修正しました。
屋内と屋外の移行が不正確になる原因となっていた音の散乱の問題を修正しました。
ウクライナ語ローカライズのしゃがみオプションに関する誤解を招く説明を修正しました。
ダイアログのログ内のいくつかの誤ったアイコンを修正しました。
サポートされていないハードウェアに関する情報を含むわかりにくいポップアップを修正しました。
ユーザーがFSRとアンチエイリアシングを同時にオンにできるユーザーインターフェイスの問題を修正しました。
『Shadow of Chornobyl』:
影の投影における顕著な遷移を修正しました。
Ahropromのパフォーマンス低下の問題を修正しました。
医療キットと包帯のホットキーは、デフォルトでそれぞれF1とF2に設定されていますが、ユーザーはこれを変更できます。
『Clear Sky』:
沼地での音声の途切れを修正しました。
病院でのスクリーン空間反射の問題が修正されました。
ポーランド語のテキストローカライズでゲームを保存できない問題を修正しました。
『Call of Prypiat』:
スライダーのサイズが正しくない「複数のアイテムをドロップ」ユーザーインターフェースの問題を修正しました。
『S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy Enhanced Edition』はPS5/Xbox Series X|S/Windows(Steam、GOG.com、Epic Games Store)向けに販売中です。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)











