Bohemia Interactiveは、軍事サンドボックス『Arma 3』で照明弾の追加やパフォーマンス最適化を実施するアップデート2.20の配信を開始しました。
マルチスレッド対応を大幅に強化するアップデート実施!
今回のアップデート2.20では、マルチスレッドに関するコード全体が見直されパフォーマンスの最適化が実施されました。主な目的はラグスパイクの修正と最低fpsの向上であり、最大、平均fpsには大きな変化は見られないと説明しています。
ゲームエンジンについてはReal Virtualityのジョブシステムに代わって、開発中の『Arma 4』で用いられているEnfusionのジョブシステムを採用。
従来までは異なる種類のタスクを並列に処理できなかったものの、新しいシステムではグラフを定義することでそれに基づいた実行順序で処理できるようになったため、劇的なパフォーマンスの向上を実現しています。

そして新コンテンツとして、ヘリコプター「AH-99」および「UH-80」にパイロンを有するスタブウィングを備えた仕様を追加しました。Steamのゲームレコーディング機能への対応も実施されています。
また、アップデート2.20を最後に32bit版およびWindows 7/8のサポートを終了することも発表。開発チームは限られたリソースを効率的に用いることで更なる最適化を目指せると説明しているほか、10年間のハードウェアの進化と普及状況も踏まえて最小・推奨システム要件を更新したと報告しました。
ほかにもAIのパフォーマンスの向上や、メモリ割り当ての最適化などが実施されているアップデート2.20の詳細は公式サイトで公開中です。

リリースから約12年がたった今でも継続的なアップデートが実施されている『Arma 3』はPC(Steam)向けに3,600円で販売中。6月23日まで84%オフの576円となっています。
¥2,600
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)








