『The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition(スカイリムSE)』大型リメイクMod「Skyblivion」の開発進捗が公開されました。こちらは『The Elder Scrolls IV: Oblivion(オブリビオン)』の世界をリメイクするというもの。2016年から開発が続く『オブリビオン』リメイクですが、公式リマスター版『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』発表後、初の進捗動画公開となりました。
リリースへの期待高まる『オブリビオン』リメイクMod「Skyblivion」
本Modは2016年から開発が進められている大型Modで、有志達による『オブリビオン』リメイクとして多くのユーザーから関心を集めている作品。Bethesda Game Studiosとの関係も良好で、公式リマスター版『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』発売後もBethesda Game StudiosはMod制作チームに対して、公式リマスター版のゲームキーや本社への招待などを行なっていました。
「Skyblivion」はリマスターではなくリメイクModであり、『オブリビオン』の世界をそのまま再現するものではなく様々なブラッシュアップが施されているのが特徴です。今回公開された動画では“公式リマスター版との違い”について、リマスターとしてのグラフィックの向上のみではなく、古典的名作が現在のRPGとして耐えうるようにダンジョンや都市、ゲームシステムがリデザインされていることがあらためて紹介されました。

今回の進捗発表は多岐にわたりますが、一部を取り上げるならサッチ砦や港町アンヴィル、クヴァッチなどの改良が挙げられます。サッチ砦は盗賊の根城という状況を維持しながらも、かつては栄華を誇った都市であった側面も盛り込んだとのこと。


アンヴィルには、貿易を担う港町という側面から埠頭の拡張が施されました。そして賑わいを再現するために既存店舗のみならず新たな店舗までも配置されます。クヴァッチや、その先のオブリビオンの門の向こうデッドランドにも改良が施され、マグマ溢れる従来の世界の他に雷鳴鳴り響く環境を用意したとします。デッドランドに関しては時間が許す限り、更なる追加要素を実装したいとしています。

武装においては、ユニークアイテムがさらにユニークになるようにリデザインおよび更なる効果が付与されたと述べます。また、アーマーには各種族の特徴、たとえば獣耳などにフィットするような変更も施されます。

『オブリビオン』ファンの期待が高まるリメイクMod「Skyblivion」。動画の最後では、開発は終盤に近付いていること、さらには次の進捗動画では帝都の紹介を予定しているとも述べられました。
「Skyblivion」は『スカイリムSE』向けのModとして2025年にリリース予定です。










