
ヒーローシューター『マーベル・ライバルズ』について、人気の理由の1つが水着などセクシー系スキンにあり、一部ファンの間で「エロスキン目当てなプレイヤーのための『オーバーウォッチ』」と呼ばれることに対し、クリエイティブディレクターはYouTubeのインタビューでコメントを述べました。
『マーベル・ライバルズ』は「スパイダーマン」や「キャプテン・アメリカ」といったマーベルコミックのスーパーヒーロー、もしくはヴィラン(悪役)を操作し、チームを組んでそれぞれの個性的な特殊能力を駆使して戦う対戦型ヒーローシューターです。
本作のクリエイティブディレクター・Guangyun Chen氏へのインタビューを行ったのは『マーベル・ライバルズ』に関する最新ニュースからゴシップネタまで、何でも取り上げる「Rivals Assembled」で、中国で開催されたトーナメント大会の会場で直接、同氏へ質問するチャンスを得たとのこと。
古典コミックを再解釈、現代風ファッションとしてのスキンデザイン
今後のアップデート予定といった質問に加えて尋ねたのが、「SNSや一部ファンの間で『マーベル・ライバルズ』が“Gooner Game”と言われることをどう思うか?」でした。「Gooner」は“セクシー系”という柔らかい言い回しではなく、もっと露出が高く、明らかに性的で過剰な“エロ”を意味するスラングです。
実際、同タイトルではさまざまなスキン・コスメアイテムがこれまで各キャラに無料・有料含め追加されましたが、人気キャラ「エマ・フロスト」のX-Revolutionスキンや、2025年7月のサマーイベントで登場した「ルナ・スノウ」と「サイロック」のビキニなど、女性キャラ用のスキンには、胸やお尻を強調した“超セクシー”なものがあります。
Chen氏は質問に対し、衣装デザインはあくまで原作の“古典的アメコミなデザイン”をベースに、ゲームの各シーズン上のストーリーラインを最大限取り入れ、さらに「現代的にアレンジしてファッション性を加えたもので、多くのプレイヤーに好評をいただいており感謝しています」と回答しました。

本インタビュー動画を取り上げたKotakuは、上記の「ルナ・スノウ」と「サイロック」の水着スキンを「極端に布面積の少ないビキニ」と表現しています。しかし、筆者個人としては、一般的に流通するマイクロビキニやブラジリアンビキニに比べれば、過激な露出とは言い難い、ちょいセクシー程度の水着にも見えます。エロすぎる“Gooner”と“セクシー”の線引きは難しいところです。
『マーベル・ライバルズ』は、PC(Steam, Epic Games ストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料で配信中です。







