『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】

ステージクリア型の前作とは打って変わって、限りなくオープンワールドに近いフィールド探索型に。広大すぎてカスタマイズも合わせると時間がいくらあっても足りない!

連載・特集 プレイレポート
『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】
  • 『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』のボリュームが想像を超えていた―オープンワールド級の探索に無限のカスタマイズで時間が溶ける【先行プレイレポ】

メカやアクションゲーム好き、そしてCo-opプレイヤーたちまでもが待ち望んだ新作『DAEMON X MACHINA TITANIC SCION(デモンエクスマキナ タイタニックサイオン)』が、いよいよ明日9月5日に発売! 開発はマーベラスで、2019年に発売した『デモンエクスマキナ』から世界観を受け継ぐ続編です。

メインスタッフには、プロデューサーとして『アーマード・コア』シリーズの佃健一郎氏、メカニックデザイナーは「マクロス」「アクエリオン」シリーズなどの河森正治氏らが参加しています。

そんな豪華面々が生み出す巨大メカにパワードスーツ、シームレスに駆け抜けられる超広大フィールドなどなど……ゲーマー魂が唸る要素しかない! 今回Game*Sparkは、発売より少し先駆けてプレイする機会に恵まれました。

これからのメカ3Dアクションゲームの金字塔は、きっと本作になるのではないでしょうか。そんな手応えを感じる大作を、先行プレイレポートとしてご紹介します。

無限大の可能性を秘めたキャラクリエイト―しかし見た目が変貌……?

『デモンエクスマキナ タイタニックサイオン(以下、デモエクTS)』を起動してまず始まること。それは“キャラクタークリエイト“です。

プレイヤーが操作する主人公(デフォルトネームは「ノヴァ」)」の見た目は、性別や身長、顔の大きさ、輪郭、髪型、瞳の形、タトゥー、眼鏡やピアスなどのアクセサリー、ボイスに至るまで、驚くほど多岐にわたる要素からクリエイトできます。あまりに多すぎて、全項目を見るだけでも30分ほどかかりました。

本当に書ききれないほど細かな項目が用意されており、筆者が中でも特に驚いたのは髪のメッシュ、睫毛の生え方、“ハート”や“X”など、瞳の形状や白目の面積といったことまで設定できること。正直、細かすぎてプレイ中には到底気付くこともできないような部分までこだわってキャラクリエイトできるのです。

自分だけのオリジナルキャラクターを創り出す時間は、まさに至福のひととき。あまりのバリエーションに、キャラクリだけで数時間費やしてしまうプレイヤーもいるのではないでしょうか。とことん自分の好みを突き詰めましょう。『デモエクTS』は、「一番見ることになるキャラクターだから、徹底的に好みの主人公で遊びたい」というプレイヤーの欲望も満たしてくれるメカアクションゲームです。

ちなみにこのキャラクリエイトは、各プラットフォームにて配信中の体験版でもガッツリ楽しめます。メカやアクションよりキャラクリ要素に惹かれた方は、試しに体験版で「この子で冒険してみたい!」と思えるような主人公を生み出して、製品版で我が子の活躍を存分に味わいましょう。創った主人公は製品版に引き継げます!

目の閉じ具合も設定できます。常にウィンクさせるのも良いですね。

……と、熱くキャラクリを紹介しましたが、本作には主人公の見た目がプレイ中にどんどん変化していく「融合」というシステムがあります。敵生物「イモータル」を倒して手に入れる「因子」を主人公に組み込むと、新たな攻撃法や耐性アップなど、さまざま恩恵を得られるものです。

これだけ書くとメリットしかなさそうですが、異形と融合するということは、人の形を棄てるということ。つまり、能力強化の代わりに外見を代償にするのです。融合を繰り返すと原型を留めないぐらい異形化していくため、人によっては「せっかくのキャラクリが台無しになる」と思うかもしれません。

強さを求めるか、ビジュアルを求めるか……。主人公の見た目はキャラクリだけでなく、プレイスタイルにも反映されます。

ぶっきらぼうな主人公、実力で“落ちた”先の世界でも生き残る

そんなキャラクリを済ませた後は、いよいよ本編の始まりです。本作はSF風の世界観で、主人公が人間以上の存在となった人類「アウター」が住まう宇宙に浮かぶ「ガーデン」から脱走し、“人間”たちが住む地上に落ちてくるというのが冒頭の流れ。

地上はアウターによる軍事政権「統制局」の支配に脅かされており、主人公はそれに反抗する組織「解放旅団」の「フォージ」「エンジェル」「アッシュ」「レイヴン」など多くの人々と出会います。

ストーリーはフルボイスで進行。街を歩いていて見かけるモブキャラクターたちも近付くとボイス付きで喋り、さらにはメニュー画面の表示中でも再生中ボイスがそのまま流れるので、テキストを読むタイムラグがあまり発生しません。

物語も余計な寸劇などが挟まれないためテンポが良く、“主人公”と思えないほどかなりの堅物でぶっきらぼうな主人公や、アウターである主人公を毛嫌いしている解放旅団の面々の心境などが早い内から味わえます。

超広大なフィールドを飛んで、300種以上の装備をカスタムして……やれることが多すぎる

世界を紡ぐフィールドはステージクリア型の前作とは打って変わって、『デモエクTS』では限りなくオープンワールドに近い探索型になりました。

拠点では画面切り替えが発生するため完全なオープンワールドではないものの、それでもフィールドがとにかく大きすぎるので、見て回っているだけで1日が終わります。誇張ではなく、本当に24時間走り抜けても全てを見て回ることは不可能な大きさです。

そんなフィールドは生身の身体ではなく、本シリーズの大きな特長であるメカメカしいパワードスーツ「アーセナル」を身にまとって探索。アーセナルは縦横無尽に飛べるので、フィールド探索もラクラク。

またアーマーや近接武器や射撃武器などのウェポン、アタッチメントといった装備を各部位ごとに装着できます。その数、なんと300種類以上

ふとフライト中にイモータルを見かけたら遠くから弾を連射できる「マシンガン」を放ち、突然目の前を立ち塞がられたら大きな「ブレード」で斬る……最大4つまで装備できるハンドウェポンをワンタッチで切り替え、華麗にバトルを制しましょう。

なおイモータルには弱点の部位があったり、“肉質”によって武器への耐性があったりします。

装備はきっちり整えておかないと特にボス戦で大苦戦するので、探索ばかりに夢中にならず、定期的な見直しをお忘れなく。同じ種類でも手に入れるたびに性能が異なるほか、使い続けることで熟練度が上がり強くなっていきます。

またフィールド探索時にはアーセナルだけでなく、乗り物も活用しましょう。一人称視点で遠くから射撃できる「タレット」に、車のように動ける「ビークル」、そして「バイク」は高速で移動できるだけでなく変形して攻撃も行える優れモノ。

そのほかにも、搭乗するとアーセナルの見た目がさらにメカメカしくなる外部装甲「ヘビーアーマー」なんてものも用意されています。超火力攻撃を繰り出せる上に飛行できるので、爽快感も見た目のカッコよさも最高です。

バイク
バイクの攻撃時フォーム

自キャラクターや装備のカスタマイズ、探索……などなど、とにかくやれることが多い本作。真面目な話、やり込むと数百時間が過ぎていくタイプのゲームではないかなと思いました。ボリュームがすさまじい!

なお今回は発売前の先行プレイであったため筆者は体験できていませんが、最大3人までの協力プレイにも対応しています。全世界のユーザー自慢の主人公と一緒に冒険するのが、今から楽しみです。

デモンエクスマキナ タイタニックサイオン』は、ニンテンドースイッチ2/PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに9月5日より発売。価格は通常版が8,800円(税込)、デジタルデラックスエディションが1万2,000円(税込)、プレミアムデジタルデラックスエディションが1万4,000円(税込)です。



ライター/編集:八羽汰わちは



ライター/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top