
Paradox InteractiveおよびWhite Wolfは、The Chinese Room開発のアクションRPG『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』について、「Lasombra」と「Toreador」の2氏族がプレイアブルとしてベースゲームに含まれることを発表。また2種類の追加ストーリーパックを2026年配信予定として発表しました。
物議醸したDLC追加氏族はベースゲーム入りに変更
本作は紆余曲折の末に8月に発売日が発表されましたが、「Lasombra」「Toreador」の2氏族がPremium EditionあるいはDLCを購入することでのアンロックとなっていることが物議を醸していました。
この件についてはユーザーからの反発が想定以上に大きかったらしく、8月中には調整中であると発表され、9月6日には現地時間9月17日に大きな変更の発表をすると予告もされていました。
そうした経緯がありましたが、この度の発表で上記2氏族を含む6氏族がリリース時点でプレイアブルとなることが明らかとなりました。共同パブリッシャーWhite Wolfのエグゼクティブバイスプレジデントであり本作のエグゼクティブプロデューサーでもあるMarco Behrmann氏は「コミュニティからの率直なフィードバック」に対して感謝を述べるとともに「フィードバックによってLasombraとToreadorはベースゲームに収録されるべきと明らかになったので、その様にすることにしました」としています。


刷新されたベースゲーム内容について紹介するトレイラーを告知した公式Xアカウントのポストには、多くの海外ユーザーから驚きとともに今回の決定を称賛する返信が寄せられていることも確認できます。
追加ストーリーパックの発表も
さらに変更後の新たなPremium Editionコンテンツとして、2種類のストーリーパックも発表されました。これらはベースゲームの主人公とは別のキャラクターの視点でシアトルを探索できるような内容であるということです。
キャンベル公子の番犬と呼ばれるベニー・マルドゥーン視点の「Loose Cannon」は2026年第2四半期、イザベラのダークでアートな旅を体験する「The Flower & the Flame」は2026年第3四半期のリリース予定とされています。


『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』はPS5/Xbox Series X|S/Windows(Steam、Epic Games Store、GOG.com)向けに10月22日に発売予定です。












