属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】

珠玉のローグライク/ローグライトを紹介する特集。第33回はベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』をご紹介します。

連載・特集 特集
属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】
  • 属性シナジーの力で思う存分タコ殴り!ベルトスクロールACT・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』【げむすぱローグライク/ローグライト部】

自動生成やパーマデス(一度死ぬとすべてを失う)など、さまざまな要素が絡み合い、何度遊んでも楽しむことのできるゲームジャンル「ローグライク/ローグライト」。今回の「げむすぱローグライク/ローグライト部」第33回では、Ethereal Fish Studioが開発し、Indie Herb Gamesがパブリッシャーを手がける、2025年9月8日に配信が開始されたばかりのベルトスクロールアクション・ローグライト『Star Fire: Eternal Cycle』をご紹介します。


『Star Fire: Eternal Cycle』とは

本作はSF世界で女戦士が様々なコスチュームに身を包み、横スクロールのステージでひたすら敵を殴ったり武器を振るったりで薙ぎ倒していくベルトスクロール・アクションです。

本作ではさまざまな武器を選び、ゲームをスタートできます。ボタン押しっぱなしで連打の効く軽攻撃、使用には一定のクールタイムを必要とする重攻撃、無敵回避ができジャストタイミングで敵の攻撃を回避すると一定時間無敵のバレットタイムが発生するダッシュ、パワーゲージを1ゲージ使って繰り出す必殺技、3ゲージ使って放つ怒涛攻撃など、簡単な操作で軽快なアクションができるのが本作の特徴です。

本作にはいわゆる「装備」として、「ワームコア」というアイテムが道中で手に入ります。このコアには武器ダメージアップや属性ダメージアップ、重攻撃クールタイムの短縮などさまざまな特殊効果がランダムで付与されており、高いレアリティのワームコアほど強力かつ多くの能力が付与されています。

また、セットした「ワームコア」の属性によって特殊な効果が発動することがあり、例えば闇属性のワームコアを2つ以上装備すると「影分身」能力が発動し、敵の攻撃を引き付けつつ自らも攻撃を仕掛ける分身を出現させることができます。こうしたワームコアの属性シナジーボーナスがあるため、単に高いレアリティのワームコアを装備すればよいわけではない……という点も本作の奥深いところです。

各ステージは11エリアに分かれており、それぞれのエリアに入る際にエリアの種類を選択します。「ワームコア」が欲しければワームコア略奪エリアに進めばよいし、お金があればストアで買い物もできます。

秘宝探しエリアやエリート敵エリアで敵を全滅させると、さまざまな特殊効果が得られる「装備品」が手に入ることがあります。各種ローグライトゲームのお約束の如く、3種類のうちから1つを選んで入手します。ワームコアと違って装備品に所持制限はないので、装備品は持てるだけ持って損はありません。

また、本作には経験値を稼いで「レベルアップ」の要素もあります。レベルアップ時に例によって3択から1つを選び、上昇する能力値を選択します。基本的にレアリティの高い成長を選んでおけば間違いはないですが、あえて1つの成長に特化するのも1つの道でしょう。

ステージの最後には強力なボスが待ち構えています。はたして打ち倒すことができるでしょうか?

毎回変わる属性ビルドとアクションの爽快さがとにかく楽しい!

本作の最大の魅力、その1つはなんといってもアクションのレスポンスの良さです。ボタン押しっぱなしの通常攻撃で少数の敵は一方的にぶん殴れて、重攻撃や必殺技で敵は一網打尽にでき、囲まれても容易にダッシュで脱出でき、いざという時は怒涛攻撃をぶち込む……と、シンプルにベルトスクロール・アクションゲームとして軽快に遊べる内容となっています。

しかしながらエリート敵や、ステージボスは強力な攻撃手段を持ち合わせており、攻撃を受けてしまうと大ダメージなのでしっかりと表示される攻撃範囲を見極めた立ち回りが必要……と、ただ爽快なだけではない、時には慎重な操作も必要という緩急の付け方が絶妙です。

「ワームコア」を利用したシナジービルドも本作の魅力です。同一属性のワームコアを重ねるとさまざまな特殊効果が発生することは前述した通りですが、特定の2属性を4つずつ重ねると複合元素シナジーが発生し、2属性の特性をより伸ばす強力な効果が発生します(2025年9月21日時点では、このシナジーがない属性の組み合わせもあります)。

もちろん、単一属性を伸ばし続けてもシナジーは強力になります。単一属性シナジーを重ねるメリットは2属性シナジーに勝るとも劣りません。

毎回のプレイで拾えるワームコアは違ってくるので、複数属性で行くか?あるいは特定の属性を中心としたビルドにするか?プレイするたびに悩み甲斐があります。

また、本作にはローグライトらしく毎プレイで得たリソースを使用して、キャラクターを永続強化する仕組みも用意されています。アクションが多少苦手でも永続強化でHPを伸ばしたり、ワームコアの選択リセットを可能にして狙い通りのワームコアを拾いやすくしたりしていけばより進みやすくなります。

また、プレイ結果に応じてさまざまなスキンも解禁されます。スキンによってキャラクター性能も変わるので、好みの外見で選ぶか、あるいは狙いのビルドとの相乗効果を狙うかも悩みどころとなるでしょう。

プレイ結果で得られるリソースによって解放される武器もあります。武器によってもまたプレイ感覚はまったく違ってくるので、武器を切り替えることでまた楽しみ方も変わります。

特定の難易度をクリアすると、ゲームシステム自体を大幅に変えてしまうオプションも出現します。普通のゲームに飽きた方は、こういった過激なオプションを適用してみてもいいかもしれません。

毎回異なるキャラクタービルドと、爽快なアクションの相乗効果で何度遊んでもいい具合に面白い本作。本作は、ベルトスクロール・アクションゲームの新機軸といってもいいでしょう。おススメです。

なお本作はリリース後間もないこともあり、現在でも頻繁にアップデートが行われています。2属性の複合エナジーがない組み合わせもあると前述しましたが、本作のアップデートの頻度と熱量を考えると今後すべての属性の複合エナジーが実装される日も近いでしょう。そういった意味でも、今後の進化が楽しみな1作です。


『Star Fire: Eternal Cycle』は、PC(Steam)にて1,900円で発売中です。


ライター:ずんこ。,編集:TAKAJO

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

+ 続きを読む

編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top