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【吉田輝和の絵日記】チュートリアルの教習所が親切過ぎて、リアル教習所をバックれた僕もニッコリ!『カービィのエアライダー』

エンジョイ勢もスピード感を楽しめる、年末年始に盛り上がれそうなパーティーレースゲーム!

連載・特集 プレイレポート
【吉田輝和の絵日記】チュートリアルの教習所が親切過ぎて、リアル教習所をバックれた僕もニッコリ!『カービィのエアライダー』
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今回は、任天堂から発売されたニンテンドースイッチ2向けタイトル『カービィのエアライダー』をプレイ!本作は、2003年にゲームキューブで発売された『カービィのエアライド』の続編で、カービィたちがエアライドマシンに乗って陸や空を駆け巡るアクションレースゲームです。

私事になりますが、実は先日引っ越しをしました!新居は前の家よりもちょっと広いので、僕も猫も快適に過ごしているのですがネット環境がまだ整っていないんですよね。

そのため編集担当氏には、パッケージ版がある本作を絵日記用のゲームとしてお願いしていました。

◆親切丁寧な教習所で基本を学ぶ!

用意されている主なモードは、エアライド、ウエライド、シティトライアル、ロードトリップの4つ!まずは、最大6人で順位を競う基本的なアクションレースのエアライドをプレイしてみよう。

僕は、前作『カービィのエアライド』は未プレイなので、チュートリアルの教習所から始めよう。

サラリーマン時代、会社から「免許取れよ」と言われて教習所に通ったのですが、早い段階で「あ、僕って車に乗っちゃいけない人種だな」と気付き、結局バックれてしまいました。

本作における教習所は、基本となる走行からテクニックまできっちり親切に教えてくれるので、リアル教習所をバックれた僕でも、安心安全にレースが出来るように仕上げてくれる。

本作は一般的なレースゲームと違い、アクセルボタンが不要で自動走行する。止まりたいときはBボタンのプッシュでブレーキをかける。

コース上の敵を吸い込むと、対象に応じた能力をコピーして、攻撃や走行に有利な能力を手に入れられる。ふむふむ、『マリオカート』でいうところのアイテムボックスみたいなもんだな。

ゲージで発動するスペシャル技や、空中での上昇・下降を覚え、基本操作はひと通りマスターした!これで公道もといエアライドのレースに出られるぜ。

最初から選択可能なキャラクターは4体だけだが、条件を達成すればどんどん増えていく。CPUの強さは……最初だし低めに設定しておこう。

常時アクセルが入る仕様に慣れないうちは、コースアウトや衝突のたびにパニックになって逆走しかけたが、なんとか最下位から2位に浮上した。

大砲で撃ち出されたり、空中に浮かぶレールを滑ったりと、ステージギミックも豊富に用意されている。

レース中に特定の行動を取ると、お題がクリアされることがある。普通に遊んでいるだけでクリア出来る簡単なお題から、狙ってもやっても難しいお題まで用意されている。クリアしたお題に応じてキャラクターやマシンなどの要素が解放されていく。

また、ウエライドモードでは、その名の通り、真上から見下ろした視点でレースが楽しめる。ウエライドでは全体を俯瞰して見られるおかげか、エアライドよりもスピード感が控えめでプレイしやすく感じるな。

「やっぱりゲームは2Dだな!」なんて気はないんだけど、個人的には3Dより2Dの方が落ち着くのは確かだ。40年近くの僕のゲーム人生で、2Dゲーム時代(ファミコンからスーパーファミコン)より、3Dゲーム時代(PlayStationやNINTENDO 64以後)の方がとっくに長いはずなのになあ。

ちなみに本作にはゲームスピード自体を調節する機能があり、各モードをゆったりとしたスピードで楽しめるぞ。エアライドの通常スピードでは、カーブのたびに壁にぶつかりまくっていたのに、遅くしてみるとドリフトするタイミングが掴みやすく、ぶつからずに気持ち良く完走できた!

3Dより2Dが落ち着くわけじゃなくて、加齢による反射神経や諸々の衰えにより、単純にスピード感についていけなかっただけだったのか。

◆最大16人対戦モードや一人用モードも!

着順を競うレースモードのほかにも様々な遊びが用意されている。

ロードトリップは、ルートを選択してマシンを強化していく、ローグライクっぽさのある一人用モードだ。

シティトライアルは、最大16人で戦えるワチャワチャしたパーティゲームのようなモードだ。

シティトライアルでは、まず最初にフィールドに散らばるアイテムを集めてマシンを強化していく。

フィールドを走り回っているライバルをぶっ飛ばすもよし、アイテムをひたすら拾い集めるもよし、格好良いマシンを見つけたら乗り換えるのもよし。制限時間になったらバトルの開始だ。

最初はノロノロだったマシンも、制限時間いっぱいアイテムを集めて強化しまくった結果、何が何だか分からないほど速くなった!

そして次は最終決戦だ。ミニゲームの内容は、ごちそうをひたすら食べまくるグルメレース、時間内にライバルを倒しまくるデスマッチ、陣取り合戦のスイッチプッシュなど様々だ。今回はデスマッチを選択した。

この頃にはマシンが強化されすぎて、もはや速すぎて目が追いつかないが、レースモードと違ってコースアウトの心配はない。存分に暴れられる。

『カービィのピンボール』かってくらい壁にぶつかりまくりながらも敵を蹂躙していく。すまんな、僕にも制御不能なんだ……!


レースゲームは僕が不得意としているジャンルなのですが、本作にはレースモードのエアライド・ウエライド以外にも、パーティーゲーム要素の強いシティトライアルや、一人用のロードトリップもあって予想以上にハマれました!

チュートリアルはこれでもかというほど充実しているし、スピード調整も可能なので、僕のようなレースゲーム初心者や小さいお子さんでも十分に楽しめると思います。

『カービィのエアライダー』はニンテンドースイッチ2向けに発売中です。


カービィのエアライダー|オンラインコード版
¥7,182
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター:吉田 輝和,編集:キーボード打海



ライター/おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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