以前にも、能卒中患者の治療にグローブ型コントローラーと音楽ゲームを用いた臨床試験が行われていることをお伝えしましたが、新たなアプローチで開発されている脳卒中患者向けの治療用ゲームが米メディアにより報じられました。
ニューヨークの医療団体Burke Medical Research Instituteが開発した新しい医療用ゲームは、モーションキャプチャーセンサーを活用したゲームで、患者は手のジェスチャーでゲーム内の飛行機を操作することにより、リハビリ治療が行えるとしています。また、継続してプレイすることで認知力の向上も望めると開発者のDavid Putrino博士は述べています。
アメリカでゲームを用いた医療技術が増えているのは、年配の患者が比較的簡単に運用することができ、自宅のPCを活用できるという利点を活かしたものである一方、高騰する医療費が原因でリハビリ治療が受けられない患者へ向けた動きであるようにも見受けられます。
どちらにせよ、ビデオゲームが娯楽だけでなく、医療分野や他の分野に広く活用されている動きは歓迎できるのではないでしょうか。
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