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【2/2更新】【特集】ゲーマー向けチャットツール「Discord」応用ガイド!―サーバー開設からSkype連携まで

多くのゲーマーコミュニティで用いられるようになり、昨今ではインディーデベロッパーを中心に、公式やそれに近しい場面での使用も見受けられる、新進気鋭のチャットツール「Discord」。今回の特集では更に一歩踏み込んだ内容をお届けいたします。

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初めてのサーバー運営、最低限やっておきたいことは?


Discordのサーバーは、前回のガイド記事で取り上げた通り、競合のチャットツールであるTeamSpeakやMumbleと違い、一瞬で誰でも専用のPCの準備なしに開設可能なものです。しかしながら、友人や、特定のコミュニティのためDiscordサーバーを設立したはいいけども、何処を設定すればわからないという方は多いでしょう。この項目では最低限設定しておいたほうが便利な部分を中心に、サーバーの設定の紹介をお送りいたします。

・サーバー基礎設定


サーバーを作成した後は、すぐにでも友人をチャンネルに招待したい所かもしれませんが、まずは上の図で赤丸で示したボタンを押し、サーバー設定を開きましょう。


ここで「標準の通知設定」を“@mentionsのみ”にしておくことで、そのサーバー上のメッセージで、自分宛てになっていないものについて通知が届くのを防ぐことが可能です。これが“全メッセージ”となっている場合、自分がログインしていない時のサーバー上の発言が、デフォルトでは全て登録メールアドレスに通知されることになってしまうので、公開サーバーはもちろん、身内向けのサーバーでも活発なチャットが行われている環境では通知が煩わしくなってしまいます。

次に、自身が常にログインしているサーバーでないならば、“役割”タブから管理者用の役職を作ってしまうことをおすすめします。通常、サーバー作成者は常に全ての権限を有していますが、それ以外のユーザーには権限が無いため、特に身内向けのサーバーでは、個別のチャンネルの作成や各種の管理などに不便を感じることも多くなってしまうかも知れません。

役職名は何でもよいが、公開サーバーなら分かりやすくフォーマルなものにした方がいいだろう

役職の作り方は簡単、赤丸で示したボタンを押すだけです。これによって安全に他のユーザーへとチャンネルの作成や名称・設定変更などといった権限を付与することができます。権限については身内向けならば単純に“管理者”にチェックを入れておけばいいでしょう。なお、役職の付与は左の“メンバー”タブから可能です。また、個々のチャンネル設定内の“権限”タブから、そのチャンネル内でのみ有効な権限を付与することも可能なので、必要ならば使い分けることができます。


そしてDiscordの魅力的な便利機能、サーバー絵文字も余裕があれば登録しておくことをおすすめします。これは、サーバー独自の絵文字の運用を可能とするもの。“絵文字”タブから絵文字をアップロードすることで任意の絵文字が使えるようになります。

・Botでチャンネルを更に便利に、そして賑やかに


上記の設定だけでも十分に利用可能なDiscordサーバーですが、あなたのチャンネルへ自動受け答え機能や、Twitter等のフィード表示を行う他、様々なチャットコマンドに反応して特殊な動作をするプログラム“Bot”を追加することにより、更に便利にDiscordを使うことが可能です。“Bot”の導入方法は2種類で、一つは「Discord Bots」といった外部サイトから、他者により運用されているものを、自身のチャンネルへと招待する方法。もう一つは、“Bot”プログラムそのものを自身が管理するPC上で動かす方法です。後者はPCの知識なども必要となるケースが多いため、本特集では前者のみを扱うことにします。

「Discord Bots」の画面、様々な機能を持ったBotが並んでいる

今回はチャットコマンドに反応してSteamの各種情報を提供してくれる「SteamBot」をDiscordチャンネルへと導入してみましょう。


まずは「SteamBot」の公式サイトを開き、“Invite to server”ボタンを押しましょう。


そうすると、DiscordのチャンネルへとBotを追加するための画面へと移動するので、Botを追加したいサーバーを選択し認証して下さい。これだけでBotの導入は完了です。あなたのチャンネルへと“SteamBot”なるユーザーがログインしていることが確認できると思います。試しに“steam new”とチャットに入力すると、“SteamBot”が反応し、現在のSteam新着ゲームを紹介してくれるはずです。その他のSteamBotを動かすためのチャットコマンドは公式サイトのコマンド表を参照して下さい。

画像は人気のバトロワタイトル「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」のSteam情報と、Steam新着タイトルリスト10件を呼び出してみた例

Discordには今回紹介した「SteamBot」以外にも様々な機能を持ったBotが存在しており、使いこなすことで本当にDiscordサーバーでの体験を豊かにしてくれることでしょう。

Discordを更に便利にするプラグイン「BetterDiscord」とは?

「BetterDiscord」で利用可能なスキンの一例、画像を背景に設定することも可能

Discordは単体でも十分な機能を備えた便利なツールですが、有志が制作した外部プラグイン「BetterDiscord」を併用することで、スキンの導入や、表示要素の削減、JavaScriptによる専用プラグインの利用など痒い所に手が届くようになります。ダウンロードはこちらから可能です。なお、こちらはあくまで非公式なプラグインであるため、自己責任でご利用下さい。テーマについてはBetterDiscordのアンオフィシャルドキュメントサイトなどを始め、各所にて見つけることができますので、好みのものを探しましょう。


なお、Discord用の有志プラグインには『マインクラフト』と連携して、ゲーム内のチャットとDiscordを接続してしまう「DiscordSRV」というものも存在している模様です。直接ゲーム内の仲間と、Webブラウザやモバイル端末でチャットできてしまうのも便利で楽しいものではないかと思います。

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ここまで、様々なDiscordの使い方を新たに紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?Discordでは、好きな場所でユーザー独自の絵文字を使えたり、50MBまでのファイル共有を可能とする月額有料サービス“Nitro”も始まった他、今後ビデオチャットやデスクトップ画面の配信といったSkypeの代表的な機能も備えることが発表されています。2016年にはユーザー数が2500万人に到達するなど、更なるブレイクが予想される本ツールに今後とも目が離せません。
《Arkblade》

関連業界のあちこちにいたりいなかったりしてる人 Arkblade

小さいころからPCゲームを遊び続けて(コンソールもやってるよ!)、あとは運と人の巡りで気がついたら、業界のあちこちにいたりいなかったりという感じの人に。この紹介が書かれた時点では、Game*Sparkに一応の軸足を置きつつも、肩書だけはあちこちで少しづつ増えていったりいかなかったり…。それはそれとしてG*Sが日本一宇宙SFゲームに強いメディアになったりしないかな。

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