気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、SHIBAPOWER開発、PC向けに10月10日リリースされたロックマン風アクション『TAYAL』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、『ロックマン』スタイルを明言する2Dアクション。自然の神デュラを信仰する戦闘部族タヤ族の子供カーノー・ラッドゥーが、眠れる神々を目覚めさせて行方不明になってしまった史上最強のハンター(父親でもある)バブーサ・ラッドゥーの真実を探ります。日本語にも対応済み。
『TAYAL』は600円で配信中。
(日本語で回答をいただきましたので、必要最小限の編集で掲載させていただきます)
――まずは自己紹介をお願いします。
Ewing:こんにちは、台湾のインディーデベロッパーEwingです。ある伝説では、柴犬の笑顔が人々の心を癒すことができるということで、SHIBAPOWERも人々の心を癒すためにゲームを作りたいと思っています。
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Ewing:およそ4年前、台湾のインディーゲーム大会を終えると、次にどんなゲームを作ろうかと考え始めました。僕は子供の頃、『ロックマン』シリーズ(特に『7』)が大好きで、このシリーズに長いこと新作がなかったことから、シリーズの大ファンの一人として、このシリーズの伝説をここでは止めたくないと思ったのです。そして僕はあまり考えず、『ロックマン』ファンとしてゲームを作り始めました。こうして、長い開発の旅が始まったのです…
『ロックマン11』が発表された時は本当に嬉しかったです。ダブルギアシステム最高!
――本作の特徴を教えてください。
Ewing:本作のゲームデザインは、基本的にオリジナルシリーズに忠実です。『ロックマンX』シリーズの特性も加えられ、悪意のあるレベルデザインがいっぱいです。
音楽にも力を入れており、開発初期段階からとても重視しています。これは『ロックマン』シリーズの魂です。是非、聞いていただけると幸いです。
また、本作のすべてのボスは台湾にいる動物(絶滅したものも含む)をモデルとしています。
柴犬の阿宝も本作の特徴です。超~可愛いですよ!(うんこもします)
本作には多くのシークレットが隠されています。みなさんが知っているキャラクターも特別なスタイルで登場しますよ。
あと、本作はラブストーリー?です。(秘密)
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Ewing:オリジナルの『ロックマン』シリーズ、『ロックマンX』シリーズ、そして『DARK SOULS』シリーズですね。(笑)
――本作の日本語対応について教えてください。
Ewing:本作はすでに日本語をサポートしており、翻訳は自分でやっています。ゲームや日本のドラマから学んだ日本語と、Google翻訳を活用して完成させました。間違いがあったら許してください。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Ewing:本作は少し難しいですが、『ロックマン』シリーズが好きなプレイヤーの皆さんには、是非挑戦して欲しいです。あと、柴犬は最高です!
――ありがとうございました。
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