気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Team Reptile開発、PC向けに10月25日リリースされたボールぶつけ対戦アクション『Lethal League Blaze』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ボールをぶつけ合う新感覚対戦アクションゲーム。最大4人での乱闘、多彩なゲームモード、オンラインマルチプレイ、個性豊かなサウンドトラックなどを特徴としています。日本語にも対応済み。
『Lethal League Blaze』は2,050円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Tim Remmers氏(以下Remmers氏):Team Reptileのマネージング・ディレクターのTim Remmersです。2011年、Dion Kosterと一緒にTeam Reptileを始めました。それ以来、3本のゲームをリリースしています。最初のタイトルは『Megabyte Punch』で、カスタマイズ可能なロボット格闘アクションゲームです。2作目は『Lethal League』で、これはボールをぶつける対戦ゲームとして大きな成功を収めました。そしてその続編となる『Lethal League Blaze』を10月24日にSteamでリリースすることができました。2019年春にはニンテンドースイッチ、PS4、Xbox Oneでもリリースする予定です。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Remmers氏:前作となる『Lethal League』がリリースされてから1年後、私たちは2つのチームに分かれました。1つは『Lethal League』のPS4版とXbox One版の開発をし、もう1つは『Lethal League Blaze』の開発を始めたのです。そのため、チームが一丸となり本作の開発を始めたのは今から一年半前になります。基盤となる部分で『Lethal League』から流用しているものもありますが、最終的にはすべての要素がアップグレードされています。より多くのゲームモード、より多くのキャラクターたち、3Dグラフィック、より多くの音楽(長沼英樹氏の曲を含む)、より奥深いシステム、そのほか諸々追加されています。
――本作の特徴を教えてください。
Remmers氏:一番の特徴はそのゲームプレイでしょう。あらゆる面で楽しめるように、全力を投入しました。本作は誰でも気軽に始められ、基本的なシステムさえわかれば、高速で白熱の対戦をすることができます。4人対戦は特にクレイジーになります。基本的なシステム以外にもパリィや掴みなど、奥深いシステムも存在します。真剣にプレイしようとすると、これらのテクニックを使う機会はぐっと増えるでしょう。ゲームプレイ以外ですと、キャラクターたちも本作の特徴です。ファンアートやコスプレ、ファンによるストーリーなど、『Lethal League』のキャラクターたちが愛されている証拠でしょう。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Remmers氏:本作はヒップホップやストリートカルチャーから大きな影響を受けています。また、日本のデザインからも素晴らしい影響を受けています。ゲームということでは、『ジェット セット ラジオ』は大きなインスピレーションの源です。そのため、長沼英樹氏によるサウンドトラックの実現のために頑張りました!
――本作の日本語対応について教えてください。
Remmers氏:前作が日本で人気がありましたので、本作のテキストはすべて日本語に対応しています。前作もPS4版がリリースされた際、日本語に対応しましたし、その年に東京ゲームショウに行き、日本の皆さんに私たちの作品を披露することができたのです。『Lethal League Blaze』でも同様に、来年の東京ゲームショウでお見せすることができればいいなと思っています!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Remmers氏:『Lethal League Blaze』を楽しんでください。Steamでご購入いただくか、コンソール版発売までお待ちいただければ!それと、日本の『Lethal League』ファンの皆さんに、感謝の言葉を送ります!
――ありがとうございました。
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