気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、MuHa Games開発、PC向けに5月13日正式リリースされたスラヴ神ストラテジー『Thea 2: The Shattering』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、スラヴ世界を舞台とし、ストラテジー、RPG、カードゲームなどが組み合わされたタイトル。ランダム生成のマップの中、プレイヤーは神となり、人々を導いていきます。記事執筆時点では日本語未対応。
『Thea 2: The Shattering』は2,770円(5月21日までは15%オフの2,354円)で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
MuHa GamesMuHa Gamesです。私たちは6人で活動している小さなインディーチームで、ポーランドとイギリスで活動しています。2010年に小さなブラウザゲームをパートタイムで作り始め、初の大作となる前作『Thea: The Awakening』をリリースした2015年からはフルタイムで働いています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
MuHa Games本作の開発は3年前、高い評価を得た前作が完成した後に始まりました。本作では元のアイデアを改善させ、プレイヤーの皆さんたちから多くリクエストされたものの、前作では入れることができなかった要素を追加しています。本作のSteam早期アクセスは2018年11月に始まり、それからおよそ6ヶ月間、デバッグと調整を行い、ついに正式リリースすることができました。本作の開発は今後も引き続き行い、今後数カ月で新たなコンテンツやシステムを追加していく予定です。
――本作の特徴を教えてください。
MuHa Games本作は4Xターンベースストラテジーとカードゲームを組み合わせた作品で、多くの昔話をベースとしたスラヴ(東欧)の世界を舞台としています。プレイヤーはスラヴの神や女神となり、危険な世界Theaで人々を導きます。ゲーム内では大規模なクラフトシステムとリサーチシステム、そして他の派閥との外交要素もあり、協力モードでは最大3人で一緒にプレイすることができますよ。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
MuHa Games『Thea』シリーズはよく『ヒーローズ・オブ・マイト・アンド・マジック』『シヴィライゼーション』『マジック:ザ・ギャザリング』の子供のようだと言われます。私たちはこれらの作品の一番面白い要素を取り出し、ブレンドし、新しいものを作り上げました。私たちのライターであるYuukiは、古い東欧のファンタジーからたくさんのアイデアを集めましたが、現代の作品からの影響も小さいものの多く見つけることができるでしょう。
――本作の日本語対応予定はありますか?
MuHa Gamesいえ、残念ながら本作には多くのテキストが使われており、ローカライズすることはできませんでした。しかしテキストは外部ファイルになっているので、ファンによる翻訳は可能です。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
MuHa Games日本のプレイヤーの方がスラヴ文化に興味を持っていただけるというのは、とても嬉しいことです!私たちが日本のゲームを楽しむのと同じぐらい、皆さんが本作を楽しんでいただけると幸いです。ヨーロッパから感謝の言葉を送ります!
――ありがとうございました。
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