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DLC全部入り!パッケ版発売記念に『ケイデンス・オブ・ハイラル』を総ざらい―“ゼルダ愛”に溢れ、2Dゼルダとしても楽しめる一本

パッケ版発売記念に『ケイデンス・オブ・ハイラル』の魅力をお伝えします!

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DLC全部入り!パッケ版発売記念に『ケイデンス・オブ・ハイラル』を総ざらい―“ゼルダ愛”に溢れ、2Dゼルダとしても楽しめる一本
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ローグライクゲームとリズムゲームをかけ合わせた『クリプト・オブ・ネクロダンサー(以下『ネクロダンサー』)』と、『ゼルダの伝説』がコラボレーションした『ケイデンス・オブ・ハイラル:クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説』のパッケージ版が10月23日に発売されます。パッケージ版は3つのDLCコンテンツが全て入っており、ゼルダファンにとってはコレクトアイテムとしても注目すべき1本です。

『ネクロダンサー』のリズムアクションを取り入れつつも「ゼルダらしさ」を存分に詰め込んだ本作は、新しいスタイルの「2Dゼルダ」として遊べる一本となっています。そんな本作の魅力を、ゼルダ好きの目線で紹介していきます。

11月には『ブレス オブ ザ ワイルド』で語られた「100年前の大厄災」の真相が「無双シリーズ」という形で明らかとなり、そして未だ発売時期は未定ながら『ブレス オブ ザ ワイルド』は続編の制作も進んでいます。これからの盛り上がりに先駆け、『ケイデンス・オブ・ハイラル』で“ゼルダ熱”を高めていきましょう!

2Dゼルダ+ブレス オブ ザ ワイルド!


SFC『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』をほうふつとさせる2Dドット

まずは本編を追っていきましょう!基本の動作は『ネクロダンサー』のリズムアクションになっていますが、ゼルダの世界は健在。敵に乗っ取られたハイラル城に乗り込むため、ハイラルのあちこちにいる四獣奏を倒していきます。リズムアクションをオフにできる「ノービートモード」も実装されており、「ノービートモード」適用時はまさしく2Dゼルダといった趣き。リズムに乗って動くのが難しい人はもちろん、よりゼルダらしく遊びたい人にもお勧めです。


「ビートモード」のコツはまず敵の動きを見定めること。たとえばボコブリンなら攻撃前に手を振り上げるアクションをするので、1ビート動かずに待機したり、壁を破壊してターンを送るなどしてタイミングを合わせるとよいでしょう。操作キャラクターは武器を持ち替えることができるので、選んだ武器の間合いと敵のタイミングをしっかり見ていれば強い敵も怖くはありません。個人的に使いやすかったのは動きながら攻撃ができるリンクの武器「フレイル」でした。

妖精の泉で武器に属性を付与するとより有利に進めることが可能に!

リズムゲームらしく、BGMの使い方にもこだわりが。たとえばフィールド曲は歴代ゼルダのフィールド曲をいくつも繋ぎ合わせ、開始位置がランダムで変わる仕様になっています。最も聞く時間が長くなるフィールド曲だからこそ、飽きない工夫がありがたい!


本作ならではの特徴は最初からゼルダ姫が使えること。最終的にケイデンスを含め3キャラクターを操作することが可能になります。物語の途中から2人プレイも可能になるので協力プレイを楽しむのもアリ!それぞれ攻撃スタイルに特徴があるので周回プレイも楽しめます。

周回プレイといえば、本作は新しくプレイするたびにフィールドとダンジョンがランダム生成され、何度でも遊べる工夫が施されています。「迷いの森」「デスマウンテン」などハイラル地方に欠かせない場所がしっかり盛り込まれており、敵も基本は「ゼルダの伝説」シリーズに登場したものなので、「あの敵キャラがドット絵になってる!」楽しさもあります。

ハートのかけらは4つでひとつに! アイテムも馴染み深いものばかり

2Dゼルダを踏襲しているので、「ゼルダのアタリマエ」が存分に盛り込まれているのも本作の特徴。アイテムをA・B・X・Yボタンにセットして使うのはゼルダファンならお馴染みの動作。世界中に散らばるハートのかけらを集める収集要素もあります。インベントリー画面もゼルダらしさを踏襲しており、随所にゼルダ愛を感じます。

定番のカカリコ村も健在。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場したダンペイさんもいます。
コッコをいじめると大変なことになるのも一緒!!

ところで先ほどの「四獣奏」という言葉でピンときた人……その通り!『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に登場する「四神獣」をリズムゲームテイストにもじっているのです。四神獣がそのまま登場するわけではありませんが、ゼルダファンなら何度も戦ってきたあのボスが楽器を持って登場するという、なんとも粋な計らいが楽しめます。

マラカスを持ったゴーマラカス! 名前も楽器でもじってます。


見た目は『神々のトライフォース』風ですが、一部の魔物のデザインが『ブレス オブ ザ ワイルド』仕様になっているのも注目ポイント。上の画像のライネル、2D時代は炎を吐き、ソードビームによる攻撃を繰り出してきましたが、本作では『ブレス オブ ザ ワイルド』での弓矢攻撃をしてくるようになりました。『ブレス オブ ザ ワイルド』でさんざん苦労した相手と2D世界で再びまみえるとは……! もちろんめちゃくちゃ強いですが、リズムに乗ったパターンの攻撃を仕掛けてくるので、慎重に見定めれば必ず越えられるはず!

インパの攻撃が冴える!DLC第一弾「新たなる挑戦者たち」



ここからはDLCについて追っていきましょう。プレイ可能キャラクターが増えるDLC第一弾「新たなる挑戦者たち」。「ゼルダの伝説」シリーズからはインパとシャドウリンク、シャドウゼルダがプレイ可能になります。

インパといえば、「ゼルダの伝説」シリーズではおなじみのキャラクター。『ブレス オブ ザ ワイルド』ではおばあちゃんの姿で登場しましたが、同作中で語られる「100年前の大厄災」での若かりし姿が最近明らかになり、話題になりました。忍者っぽいアクションと可愛らしい雰囲気が特徴ですが、本作では『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』の武人っぽい雰囲気で登場します。槍で2つ先のマスを攻撃できるので初心者にもおススメ!  敵の攻撃を避ける身代わりの術はシーカー族が持つ忍者っぽさが表現されています。シャドウリンク、シャドウゼルダはやや上級者向けですが、「ゼルダの伝説」シリーズにおいてとても印象的な敵として登場するキャラを、自らの手で動かして遊べるというのはファンにとっては嬉しいポイントです。


『クリプト・オブ・ネクロダンサー』からはショップキーパーとアリアが登場。ショップキーパーは歌声で周囲の敵に状態異常を与える特殊攻撃が特徴です。ゲーム本編でもいい歌声を聞かせてくれるショップキーパー。自分でプレイすればいつでもどこでもいい歌声を楽しめます(ただし魔法を消費するので注意!)。

アリアは「ビートを外すとダメージを受ける」という超上級者仕様。しかもハートは2分の1の状態で固定!つまり、開始直後でビートを外すと一瞬でゲームオーバーに!

まんまと開始2秒でゲームオーバーしました

開始前の設定で「ノービートモード」にすればとりあえずビートミスを回避できますが、それでもハートはそのままなので死にゲー待ったなし。この緊張感がきっと癖になる……!
『クリプト・オブ・ネクロダンサー』から参戦したふたりはより上級者向け。歯ごたえのあるビートモードに挑戦したい方におススメです。

細かく設定できる追加楽曲!



DLC第二弾の「リミックスメロディパック」は追加楽曲が全39曲も入ったお得なパッケージ。ネクロダンサーのリミックスで活躍したJules、Chipzel、Rivalも参加しているので、『ネクロダンサー』の音楽が好きな人にもおススメ。サウンドトラックの変更はキャラクターごとに設定でき、一括で変えるのではなく場所ごとに細かく設定することが可能。「リンクでプレイする時のデスマウンテンはこのアレンジャーのリミックスで」みたいな設定ができちゃうのです。まずはフィールド曲で好みのアレンジを見つけるとよいでしょう!

本編をクリアした人向けのお楽しみ!スタルキッドが主人公の「仮面交響曲」



『時のオカリナ』で登場し、『ムジュラの仮面』でキーパーソンとして活躍したスタルキッドが主人公のDLC第3弾「仮面交響曲」。新しいマップの闇の世界が舞台となり、主人公のスタルキッドは仮面を付け替えることでさまざまな能力を使いこなします。こちらは本編よりも敵が強化されていてクリアした人向けの内容になっています。筆者は最初の仮面があるダンジョンで何度も倒れ、「これ先に進めるの……!?」と不安になりました(苦笑)。敵が攻撃するタイミングを見計らうのはもちろん、倒れてもロストしないダイヤでハートの器や強力な武器を購入することができるので、めげずに頑張れば必ず道は開けます!

『ムジュラの仮面』でリンクが様々な仮面を使って攻略したように、スタルキッドも仮面を付け替えて武器・特殊能力を使いこなしていきます。難しいと感じたら、まずはノービートモードにして仮面付け替えの楽しさを堪能するとよいかもしれません。

デクナッツのお姫様といったら「ビン」
『ムジュラの仮面』のネタもちらほら!

ガノンドロフの設定は『時のオカリナ』に準拠しています

「仮面交響曲」はゲルドの集落にある闘技場「ゲルドアリーナ」とパズルダンジョン「嵐のようさい」が特徴。次々と現れる敵をさばいていくゲルドアリーナは四方から敵がどんどん出てくるので、一か所に留まらず余白のある場所に誘導しつつ慌てず各個撃破していくとよいでしょう。仮面を付け替えて武器を持ち替え、臨機応変に対応することも大事!


デスマウンテンにある「嵐のようさい」は部屋ごとに異なるパズルが用意されており、力技で攻めるものから頭を使わないと本気で攻略できないものまであります。ダンジョン構造も一見複雑で大変そうに見えますが、パズルにはいくつかのパターンがあり、ひとつ解ければあとは応用になるので、焦らずパターンを読んで挑みましょう。一度倒れ再チャレンジする際には宝箱が復活しているの、どこの宝箱が攻略に有効的か把握しておくとよいでしょう!

闇の世界のマップは本編よりも小さいですが、その分やり込み要素が強く、まさに最後のDLCに相応しい内容になっています。

というわけでゼルダファン目線で本編と3つのDLCの内容を追っていきました。ローグライク+リズムアクションという異色のゲーム性にゼルダの伝説要素を加えた本作。ゼルダシリーズは好きだけどローグライクやリズムゲームが苦手だというかたにとってはやや敷居が高く感じるかもしれませんが、2Dゼルダのフィールド感がしっかりありますし、ノービートモードにすればゼルダらしいアクションも楽しめます。赤いクスリや妖精などの回復要素もあるので、じっくりやり込めば必ず本編をクリアすることができるでしょう。そのあかつきには、「仮面交響曲」の難易度にチャレンジしたくなること間違いなし!随所に散らばる「ゼルダネタ」を探しつつ、いつもと違ったゼルダを堪能してはいかがでしょうか?

3つのDLCが全て入ったパッケージ版『ケイデンス・オブ・ハイラル:クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説』は10月23日発売予定です。

https://www.spike-chunsoft.co.jp/necrodancer-zelda/
《みかめ》
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