パブリッシャーEroge Japanは、StudioSが手がける8Bit携帯機風アクションRPG『奴隷闘士サラ』のSteam版の配信を開始しました。
本作はグラフィックからサウンドまで、徹底的にゲームボーイ風にこだわったアクションRPG。魔族の襲撃で崩壊した王国を舞台に、妹とともに奴隷となってしまった王女サラが自由を手にするためクエストやモンスター退治に挑みます。
特徴
- クエストやモンスター退治で経験を積み、サラを成長させるアクションRPG。
- 広大な平原に山地、雪原、砂漠、ダンジョン、闘技場……バラエティに飛んだフィールド。
- 物語の要所で立ちはだかる巨大なボスモンスター。
- 新しい場所への道を開き、冒険を有利に進めることができるアイテムの数々。
- 使い方次第で様々な役に立つ魔法。
仕様
- 160x144ドットの超低解像度・モノクロ4階調グラフィック。
- こだわりのピクセルアニメーション。
- GB音源を忠実に再現したチップチューンサウンド。
懐かしさ溢れる『奴隷闘士サラ』は通常価格1,480円で配信中(12月19日までは25%オフの1,110円)。ちなみに本作は中国語にも対応していますが、低解像度のドット絵ゆえに大変苦労したようです。
奴隷闘士サラのローカライズは困難を極めたが、最大の問題は、160x144ドットという超低解像度ゆえに使用できる中国語フォントがないというものだった。
— ぱぃろ (@Piro_Shiki) December 12, 2020
低解像度ドット絵のゲームなのに、フォントだけが高解像度なんていう、みっともない絵面はできるだけ避けたい。
しかし、そもそも中国語の初代ゲームボーイソフトなんてあったのか……?
— ぱぃろ (@Piro_Shiki) December 12, 2020
中国語化は半ば断念していたものの、これは上海の三言社(https://t.co/TMSqltk42O)との運命的な出会いにより希望が見えてきた。
三言社の好意により、開発中の低解像度フォントにアクセスさせてもらうことになったのだ。
奴隷闘士サラのフィードバックを反映して、中国語表示の限界に挑戦した超低解像度フォント『丁卯点阵体/Dinkie bitmap』が完成した。
— ぱぃろ (@Piro_Shiki) December 12, 2020
そのサイズは簡体中国語(左)7px、繁体中国語(右)9px!
なんだかせっかくのフォントの出自が一気に卑しくなったような気もするぞ…… pic.twitter.com/DFadPa0lyy