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勝った!勝ったぞ!『信長の野望・新生』まで待てない?ならば『革新』だ!!RTS要素重視な名作歴史SLG群のセールでGWも大勝利

7月21日に発売予定のシリーズ最新作『信長の野望・新生』。発売まであと2ヵ月か……このGWをどう過ごせばいいんだ……2022アーリーとは……。と、お嘆きの諸兄にナイスな朗報!『信長の野望』『三國志』シリーズがGW期間内にSteamパブリッシャーセールで爆値下げ中なのだ。

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7月21日に発売が予定されているシリーズ最新作『信長の野望・新生』。発売まであと2ヵ月か……このGWをどう過ごせばいいんだ……2022アーリーとは……。と、お嘆きの諸兄にナイスな朗報!『信長の野望』『三國志』シリーズが4月27日~5月9日のGW期間、コーエーテクモゲームスのSteamパブリッシャーセールで爆値下げ中です。

そもそもですが、『信長の野望』って作品ごとにまったくシステムの異なるシリーズで、プレイヤーにとってどの作品が自分に一番合うかは人それぞれとしか言いようがありません。なので、今でもシリーズでは第12作『革新』が好き、いや第6作『天翔記』こそ至高、なに第14作『創造』が究極やろ、と評価は大いに分かれるところ。

しかし敢えて!今回敢えてオススメを挙げると『信長の野望アーカイブスVol.4』をピックアップします。収録タイトルは『天下創世』『革新』『天道』の3本。当時花開いたリアルタイムストラテジーの風潮をコーエーテクモ的に熟成させた、シリーズ中期の名作群なのです!

◆収録タイトル1:『信長の野望・天下創世 with パワーアップキット』

■箱庭を作って壊す、略奪戦&攻城戦が熱い!

自分の領地に好きなように施設を建て、美しい街並みを完成させるいわゆる箱庭内政の決定版!各領地内はマス目で区切られた開発エリアとなっており、立地条件や開発の向き/不向きを考えながら街づくりを進めていく作品です。

というと最近の作品だと『信長の野望・創造 戦国立志伝』の領地内政を思い浮かべるかもしれませんが、あれはマス目を埋めるパズルであって箱庭じゃないんですよ(めんどくさい勢)!こう、もっと美しく。3Dで再現された町並みは開発欲をそそり、「ここは田園地帯で~」「城に続く街道に宿場町と武家町を~」と、出来上がった町並みにうっとりできるのが『天下創世』。箱庭内政マジ最高。うひょー、俺の美しい町を見てくれ!とテンション上がるぜマジで!

各城ごとに固有マップをもっており、その中をコッテリ開発することができちゃいます。
シリーズ最高峰の箱庭内政ゲーで、開発してるだけで楽しい……。

そして最高なのが、そうやって作り上げた町並みがそのまま戦場になること。CPU大名が丹精込めて作った町並みに攻め込み、ガンガンぶっ壊して略奪が可能なんですよ!いやあ、攻略後の内政を考えると城下町を無視して城攻略の方が正しいんですが、城を落とせるだけの戦力がない場合はまずは略奪。相手の町並みを焼き払って内政力をガッタガタにして撤退を繰り返すのも〇。“略奪”のメリットとデメリットをうまくゲームシステムに落とし込んだのはたぶん『天下創世』だけではないでしょうか。

もちろんそれは自分側にも言えることで、敵の大軍が攻め寄せてきた→野戦迎撃とても無理だから籠城する→城に立て籠ってるうちにせっかく作った城下町がああああ!という哀しみに戦国の無残を見た。てめえ絶対許さねええ!

敵の町をぶっ壊せえええ!
施設を破壊するごとに物資が手に入るほか、運が良ければ家宝がポロリすることも。
『信長の野望』シリーズはもっと略奪できるようになるべきだよね!?
城下町を焼かれないためには野戦迎撃できる戦力が必須。籠城は内政的なデメリットが大きい……。
言い忘れましたが合戦はリアルタイムストラテジー。
ただ、初期の作品だけあって今遊ぶと操作性に難があるほか、ユニットの動きがぎこちないいい。
現技術の高スペックで『天下創世』リメイクしてくんないかなマジで!

さてもう一つ『天下創世』の大きな魅力を挙げると、自由度の高い攻城戦が挙げられます。本作の攻城戦は堀の埋め立てや柵、石垣の破壊が可能で、正門に陽動しつつ別動隊で抜け道を作る……といった戦術ができちゃいます。ほかにも大筒を用意できれば城外のアウトレンジから一方的に破壊したり、前述の城下町略奪で城内の敵部隊をおびき出したりといった戦法も選択肢。城を攻略する手段が複数用意されているのはほんと素晴らしい!各国で城の形状がまったく異なるのもよいぞよいぞ。

3Dマップの立体的な攻城戦はシリーズ中もっともタクティカルで、この作品以後は攻城戦が省略ぎみになっているのは残念無念。唯一『戦国立志伝』が惜しく、あれにもっと城バリエーションが豊富ならばなあ……とかなんとか。はあ、『大志』レベルの美しい城グラフィックを使った『天下創世』並みの攻城戦をやりたいですマジで。

攻城戦の面白さはシリーズ随一。立体的な城マップをどう攻略していくか……。
石垣を崩し、櫓に直接取り付いてるの図。
堀を埋めたり柵を壊したり、正面ルート以外にも色々模索できるのがよいぞよいぞ。
いつか『信長の野望』でも、自由に縄張りできるこういう攻城戦重視の作品でないかなあ……
(海外ストラテジーにはあるんですが)。

◆収録タイトル2:『信長の野望・革新 with パワーアップキット』

■ここが地獄の一丁目、鉄砲櫓ロードのタワーディフェンス!

『烈風伝』で途絶えて以来の再びの日本全国の1枚マップ化、同時リアルタイム制、勢力自体が所有する技術など、そのタイトルが示す通りにシリーズに“変革”をもたらしたのが『革新』です。1枚マップ+リアルタイム制の本作は戦略戦術の展開がスピーディーで、戦争と内政の同時進行に大わらわ。改めて思うと、国内SLGの中では屈指のリアルタイムストラテジー作品だったんじゃないかなとか。

で、本作は防御施設が強く設定されており、弓櫓や鉄砲櫓を敵の進行ルートに配置(あと対応する技術の強化とか諸勢力との提携も)すると敵の大軍がガンガン溶けるのがぎもちぢいいい!

防衛施設でガチガチに固めた自領地!押し寄せてくる大軍はこの後、またたく間に溶けてゆきます。
防衛施設としては鉄砲櫓がメジャーなんですが、弓技術を強化した場合は弓櫓も十分強い!

防衛施設だけでなく、武将の強さもケレン味強く、武田信玄や上杉謙信といった強武将の戦法は数千単位の敵を一撃で蹴散らすほど。もともと足軽、騎馬、鉄砲、弓隊の4兵科はいずれも技術強化で性能が大きく向上し、技術の発展=強さに直結する、実感しやすい気持ち良さもあったりします。

戦法では計略系がくっそ強い!
範囲の敵にまとめて大ダメージや状態異常を付与できるので、知略系武将が大いに活躍できるのです。
近年の作品では国力が重視されていますが、このころは武将スペックのごり押しパワープレイができましたね!

防衛施設と部隊の強さが過剰なほどの火力……というとバランス悪そうにも感じるかもですが、CPUの難易度がこれまた程よく強く、数十年で東国は武田、西国は島津が制することもあるある。敵大国が絶え間なく送り出してくる凄まじい物量を、鉄砲櫓や強化した自軍でガンガン打ち払うのがぎもぢいいいい!

ほんと改めて思うとピーキーなバランスの上で奇跡的な面白さを保ってるのが『革新』なんですよね……。

東国はたいてい武田か上杉が制覇したり。
こちらは筆者が伊予河野で遊んでるうちに武田を滅ぼした上杉が、北条と同盟して大勢力→上洛に成功したの図。
技術の充実っぷりもやべえ。超大国との決戦は、終盤のクライマックスとしてドラマを盛り上げるッス。

◆収録タイトル3:『信長の野望・天道 with パワーアップキット』

■町並みを巡る小競り合いタクティクス!

前作『革新』と同じく全国1枚マップ+リアルタイム制ということで、「似た作品かな?」と思わせておいて、戦略バランスを大きく変えて賛否両論巻き起こしたのがこの『天道』。

大兵力の部隊を瞬間で溶かすドッカンバトルに脳汁出た『革新』から一転、強力無比な防衛施設も、大ダメージで戦況を一変させるような戦法もナーフされています。そして城に付随する町並みでのみ内政施設が開発可能になったことは、1枚マップにしては内政の自由度を大きく低下させたのも間違いありません。

でもでも、その町並みを巡る攻防戦が面白いのが『天道』なのです!城から出撃してくる迎撃部隊を押し返しながら、1つずつ町並みを確保し、工作隊で前線の砦を築きながらじわりじわりと攻め上がる攻防戦。堅固な城を一息に落とすことは難しくても、町並みの生産力を奪って少しずつ相手を弱めていく……。逆に防衛戦では、いかに町並みを奪われないように国境付近での迎撃がベストというわけです。

敵城を前に、町並みを切断+迎撃用の前線拠点を建設中。
これ見た目は『革新』っぽいんですが、戦略性はどちらかというと『天下創世』なんですよね。
そのあたりが賛否両論の遠因になったのかなあ、とか今頃思ったわけでしたとさ。
自国の資源や町並みを奪われないようにするには、前線での迎撃が大事。俺たちの家、壊させやしないぜ!

あと、『天道』といえば、タイトル通りの“道”の重要性もポイントのひとつ。工作隊を作って道を敷設するわけなんですが、裏ルートを作って敵の進軍の背後に回り込んだりも楽しかったりします。逆に相手の城から繋がる道を切断して、町並みを中立化したりとか!

余談ですが、太陽信仰的な意味での“天道”、いわゆるお天道様が見てる、って『信長公記』にもたびたび出てくる文言。道を重視するゲームシステムとのダブルミーニングになったいいタイトルですよね……!

城に向けて敵を誘導しつつ、さらに背後に回り込む用の道を作ってみたの図。
細かい工夫をちまちま使って押し引きを制するのが『天道』の魅力かなと!

『天道』のオススメポイントをもう一つ挙げると、「群雄覇権モード」があります。これはいわゆる地方モードのようなものなのですが、『天道』ではそれがIFシナリオを兼ねており、史実をベースにした初期配置ながら各大名家には個別のイベントやエンディングが用意されているのです。

そういえば『信長の野望』シリーズのコッテリした歴史イベントって『天道』からなんですよね。いやあ、僕大好きなんですよ……ウェットな文章で、独自解釈混ぜながらねっとりと描く歴史イベント。『戦国立志伝』の大坂の陣みたいな奴!その先駆けとなったのが『天道』と群雄覇権モードだと思うと意義ある作品だったんだなあ、とかとか。

史実をベースにしたさまざまなIFシナリオ。
全勢力それぞれに複数の固有イベント、専用エンディングあるのしゅごい。
シナリオ「三つ巴と六文銭」真田家の冒頭シナリオ。
このシナリオは真田を選ぶと信玄死亡から物語がスタートします(他勢力の場合は信玄健在)。
信玄に甲信の未来を託された幸隆ですが……。
武田を滅ぼしてご満悦の幸隆さん。
武田と同盟破棄した場合のルートがこちらで、同盟維持した場合は別の展開となります。
イベント分岐まであるとか、ほんと物語に力入ったモードだなあ!
ちなみに伝承システムで、女謙信、影武者徳川家康が登場します。でも2つだけ……。
光秀天海説とか、他にも色々入れてほしかった!

さてそんな感じに『信長の野望アーカイブスVol.4』に収録された『天下創世』『革新』『天道』の3タイトルを紹介したわけですが、『天翔記』と『将星録』の入ったVol.2、『烈風伝』と『蒼天録』が収録されたVol.3もオススメだったりです!

さらに言えば!『三國志アーカイブス』だと『IV』『V』『VI』収録のVol.2、『X』『11』『12』収録のVol.3も個人的には全部当たりの大満足セット。ああ、幾らでも魅力は語れるんですがキリがないのでこの辺で。(コーエーテクモのセールとしては)過去最大級に安くなってるこの機会に、是非!

※UPDATE(2022/5/4 2:00):本文中のゲームタイトル誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

※UPDATE(2022/5/4 18:00):本文画像キャプション内のゲームタイトル誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。



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