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血沸き肉踊る(物理)!爽快にゴアを浴びるレトロ調FPS『Prodeus』遂に早期アクセス卒業!【爆レポ】

レトロでハードコアなシューターに後ろ髪惹かれるゲーマー必見の一作がついに早期アクセス抜け。

連載・特集 プレイレポート
血沸き肉踊る(物理)!爽快にゴアを浴びるレトロ調FPS『Prodeus』遂に早期アクセス卒業!【爆レポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は、パブリッシャーHumble Games/開発Bounding Box Softwareより、9月23日に正式リリースされたレトロ調3DFPS『Prodeus』のプレイレポをお届けします。対象機種は、Windows(Steam, Humble Store, GOG.com Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One となっており、Game Passにも対応しています。ニンテンドースイッチ版は10月8日に配信予定です。

本作は、2019年にKickstarterにて資金調達を行い、2020年よりSteamにて早期アクセスを開始。早期アクセス時点で非常に高い評価を受けており、約3年の時を経て正式リリースされました。シングルプレイに加えてマルチプレイも導入され、日本語も追加されています。

注意・本稿にはグロテスクな動画と画像が載っています。

Prodeus Release Date Trailer

Prodeus』とは

本作は近年のレンダリング技術を使い、元はハイクオリティなモデリングのキャラクターを、2Dスプライト風に変換することで、『DOOM』の様なレトロなビジュアルを再現したシンプルで爽快感のあるFPSゲームです。

画像引用『Prodeus』公式ツイッターより

プレイフィールとしては『Brutal Doom』的で、爆発やグロ表現などのエフェクトが過激です。欠損表現はもちろん、敵が見えなくなるほどの大量の鮮血を浴びる浴びる。昔ながらのシンプルなアクションと、速いテンポのアクションで爽快感のあるFPSが楽しめます。

また、ゲームモードはシングルプレイに加えて、デスマッチ等のマルチプレイやキャンペーンモードの協力プレイも搭載。さらに、高度なマップエディターも付いており、ユーザーが作ったオリジナルマップを簡単に共有でき、長く楽しめるゲームを目指したとのこと。

ユーザーが作ったオリジナルマップ

Prodeus』の実内容に迫る!

本作は、プロディーンやカオスの勢力とぶつかり合いといったストーリーはあるものの、この手のレトロ系FPSはストーリーがあってないようなもの!何も考えずに目の前の敵に弾幕を浴びせて、敵を粉砕していく爽快感を味わいたいので早速プレイしていきましょう。

まずはキャンペーンモードをプレイ。難易度は「ウルトライージー」から「ウルトラハード」までの7段階。難易度を上げると受けるダメージ量が増えます。とりあえず「ノーマル」を選択してプレイ開始。

オープニングなど前置きなしに牢屋の様な部屋から始まります。どうやら何かあった様でドアのスイッチを押し部屋の外へ。若干のチュートリアルを挟みながら通路やダクトを抜けて行きます。

レトロを感じるソフトウェアレンダリングの様なピクセル感あるグラフィックに、バンプマッピングが効いていて、モダンレトロなグラフィックが非常にいい感じ。

画像引用『Prodeus』公式ツイッターより

また、キャラクターモデルはスプライトから3Dモデルへいつでも切り替え可能。3Dに切り替わるだけですがこちらもこちらで別の世代の『DOOM』を彷彿させます。

話を戻して、少し広い通路へ出て少し先へ行くと、扉が開き通路全体が血に覆われた惨劇の現場を目のあたりに。

さらに先へ進むと何やら厳重に封印された彫刻の様な石がくるくる回っています。目の前に出るスイッチを押すと、石の封印が解け何処か別の世界へ。

異世界に着くと先ほど解放した石と似た物が目の前に。雨が降っており、遠目から眺めていると普通に先端グラフィックのFPSにしか見えません。「ルーン」と呼ばれるその石を手に入れ先へ行くと、ゲートのセキュリティに引っかかり捕らわれてしまいます。

目を覚ますと、パワードスーツを身に着け、透明なカプセルの中に捕らわれ状態に。もちろん直ぐに拳の連打で破壊し外へ。すると目の前には、プラズマがみなぎる敵が登場!

お構いなしに連続パンチを食らわせて通路を青で染めるも、仲間の虐殺に怒ったのか何体もの敵が出現。穴の中へ逃げ込みます。下へ落ち、少し先へ行くと最初の武器、バースト付きピストルを入手。プライマリーは単発撃ち、セカンダリーは照準を見ながらのバースト撃ちに切り替わります。

異空間から現れる敵を倒しワープゲートを抜け次のステージへ。このステージからはゾンビの様な敵や火の玉を投げてくるいつもの敵も登場!腕や足、頭を撃つとそれぞれが欠損し辺りは血まみれに……。とはいってもこの程度はどのゲームでもやってる序の口レベル。

どうせなら、BLOODまみれの頭をサッカーボールの様に蹴り飛ばしたかったが出来ず。カーニバルで遊ぶような悠長な進行はなく、新しい武器や敵が序盤から現れてくれるのでテンポいいゲームプレイが楽しめます。

レトロゲーからインスパイアされているだけに、慣れ親しんだ攻撃をしてくる敵や武器などが満載です。そもそも、インディ作品とはいっても本作を制作したJason Mojica氏とMichael Voeller氏はベテランの開発者。『Wolfenstein』『DOOM』『Bioshock Infinite』『Call of Duty Black Online』など数々の有名タイトルにも携わっていただけに完成度の高さにも頷けます。美しい背景にもうっとり。

各ステージはワールドマップからリプレイ可能になっており、他のプレイヤーとのスコアアタックといったランキング機能も搭載。リプレイ性を高める作りになっています。

タイムアタック専用ボーナスステージも用意されており、1プレイが1分以内と短いので何度も挑戦したくなります。

また、新たな武器はフィールドにある物を拾うだけではなく、各ステージに散らばっている「鉱石のかけら」を拾ってワールドマップにある「ショップ」に持っていくと、新たな武器や能力が入手可能。新たな武器欲しさに、全てのシークレットを見つけたくなることでしょう。

ゲームプレイはドストレートなDOOM系FPSで、背後から急に敵が現れることはほどんどないため、何も考えずにガンガン先へ突き進んで敵を粉砕していくのが本作の醍醐味!目の前が血しぶきで見えないこともしばしば。

サクサク進めるので、ノーマルの難易度は比較的簡単です。FPSに慣れたプレイヤーならほぼ死ぬことがなく緊張感に欠けます。そんなプレイヤーには「ベリーハード」か最高難易度の「ウルトラハード」がオススメです。ただし、受けるダメージが増えるだけで、敵の数が増えないのは残念なところ。

マップエディター職人も生まれている!?

本作はユーザーによるオリジナルマップにも力を入れており、初めから高度なマップエディターが付属しています。

さらに、オリジナルマップのランキングやクリエイターのフォロー機能なども搭載されており、初心者でも簡単に新たなマップのダウンロードが可能です。あんなマップやこんなマップも、これ大丈夫?といったものまでアップされています。

マップエディターを少しだけ触ってみましたが、使い方を調べずに適当に操作してみて出来たのがコチラ……。まぁ箱です。しかも小さい。

あとで気づいたのですが、動画で学べるチュートリアルが用意されており、気軽にオリジナルマップが作れる環境が整っている様に思います。

Level Editor Basics!

ここまで紹介してきた『Prodeus』ですが、ゴア過多なグラフィックなだけに万人向けではないものの、完成度は非常に高くとても爽快感があり楽しめます。ただ、既に世の中には様々なDOOM系があり目新しさは特にありません。また、早期アクセスが2年と長かった為か、時間帯が悪かったのかマルチプレイを試そうとしましたが今回は残念ながらマッチングできませんでした。

浮いた箱を撃つと一定時間足場できるギミックも

しかし、時々初期の『Quake』や『BLOOD』『Duke Nukem 3D』などを無性にプレイしたくなる筆者にとっては、新たな1作がそのラインナップに加わった、というよく分からない満足度はありました。同じ様に感じるプレイヤーには特にオススメの『Prodeus』。一度はプレイしてゴアを浴びてみてはいかがでしょうか。

タイトル: Prodeus
対応機種: PC(Steam/Humble Store/GOG.com/Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種: PC(Steam)
発売日: 2022/09/24(ニンテンドースイッチ版は10月8日)
記事執筆時の著者プレイ時間: 2時間
価格: 2,750 円


《うなぎ》
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