
11月24日発売予定のPS4/Switch用ソフト『この素晴らしい世界に祝福を!~呪いの遺物と惑いし冒険者たち~』。本作は『この素晴らしい世界に祝福を!~希望の迷宮と集いし冒険者たち~」の続編で、新規ストーリー(メインシナリオフルボイス)、新たに多くのダンジョンが追加され、順風満帆に見えたカズマや仲間たちが新たな試練に見舞われ、再びレベル1から様々な依頼をこなしていく羽目になります。

攻撃が当たらないダクネスや爆裂魔法一発で行動不能になるめぐみんなど原作の個性再現は継続。加えて、「カズマの転職」、「素材を集めての装備の強化」などの新要素や新たなモンスターも登場します。
編集部では同作を「東京ゲームショウ2022」にてプレイする機会を得たので、レポートをお届けします。


本作では、アニメテイストに作られており、オープニング曲やメインシナリオはアニメ調。『このすば』ではもはやいつもながらの光景と言えるような、ドタバタコメディー展開で捕まってしまったカズマは恩赦を得るために、仲間たちとダンジョンを探索して修理素材を集めることになります。前作『希望の迷宮と集いし冒険者たちPlus』から多くの新ダンジョンが追加されています。

また、今作ではカズマ、アクア、めぐみん、ダクネスら「いつもの」メンバーや前作でも使えた使用キャラ以外に、新たにダスト、リーン、ふにふら、あるえらが使用可能キャラとして登場します。


冒険者ギルドの掲示板からクエストを選んで受注して、ダンジョンを探索する流れ。パーティー内に特定のメンバーがいる時しか発生しないクエストがあるので、メンバーを組み替えて掲示板をチェックする必要があります。


町から一歩出れば、一人称視点でパーティ全体を動かしながら探索が始まります。最初から戦闘の攻略難易度が高めなのと、ピンチになるとカズマに助けを求めるアクア、爆裂魔法を撃つと行動不能になるめぐみん、全く攻撃が当たらないけど防御力がとても高いダクネスなど、キャラクターが原作に忠実なのもあって、レベル1ではダンジョンにたどり着くまでが大変でした。なので、最初のうちは町の近くでレベルを上げて早めにスキルを覚える必要があります。もちろん、前述の理由からレベルが上がっても通常のRPG以上に、キャラの個性に合わせたパーティー編成が重要になってきます。


バトルでの行動ターンが敵味方含めたすばやさ順で決まり、攻撃スキルと支援スキルには行動後にインターバル(硬直)が、魔法スキルは発動までの詠唱時間が発生します。

そして、本作の目玉はカズマが転職可能になったことです。上級職を含め、12種類の職業に転職が可能で、各職業で覚えたスキルは、同じスキルを取得できる職業で使用できるほか、「冒険者」であれば各職業で覚えたスキルを使用可能になりました。通常のRPGとは一線を画した戦略が求められる!?このすばRPGに仕上がっています。
『この素晴らしい世界に祝福を!~呪いの遺物と惑いし冒険者たち~』は11月24日にPS4/ニンテンドースイッチ向けに発売予定です。