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Razer発表会で新製品が続々登場!ハイエンドなゲーミングノートにAI搭載スピーカーまで【イベントレポ】

Razerの新製品が一挙に発表されました。

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Razerの新製品発表会が2月19日、メディア向けに開催されました。本イベントでは新しく発売、予約を開始する製品の数々がプレゼンされ、実際に製品に触ることもできました。

そこで本稿では、発表会で紹介されたゲーミングノート「Razer Blade 16」「Razer USB C Dock」、ゲーミングチェア「Razer Iskur V2」、ゲーミングスピーカー「Razer Leviathan V2 Pro」を一挙にご紹介! ハイエンドなゲーミングノートやさらなる進化を遂げたチェア、そしてヘッドトラッキングAI機能まで搭載されたRazer新製品の数々を確認ください。

◆世界初の“16インチ OLED 240Hzディスプレイ”を搭載ゲーミングノート「Razer Blade 16」

発表会では2月16日に予約が開始され、2月22日より販売が開始された「Razer Blade 16」から商品説明が行われました。「Razer Blade 16」は(最大)NVIDIA GEFORCE RTX 4090、Intel Core i9 プロセッサー 14900HXを搭載し、かつ世界初となる16インチ OLED 240Hzディスプレイを装備したまさにハイエンドなノートPCです。

「16インチ OLED 240Hz ディスプレイ」はリフレッシュレートの高さや0.2msという応答時間が特徴。ゲーミングノートが持つ「内蔵ディスプレイの問題」に一定の答えを出したような逸品です。GPUは(最大)NVIDIA GEFORCE RTX 4090を搭載し、CPUにはIntel Core i9 プロセッサー 14900HXも搭載されているとあって万全の構え。もはや「ゲーミング“ノート”だからちょっと……」と言えないほどにハイスペックですね。

ゲーミングノートの課題でもある冷却に関しても「0.5MM排気フィン」や「NASBIS 断熱シート」にあわせて「ユニボディベーパーチャンバー設計」というものが機能しており、放熱性を高めているようです。

外見では、継ぎ目のないユニボディデザインが実にスタイリッシュさを感じさせてくれました。実際に見てみると、どんなシーンでも十二分に使えそうなシックな出で立ち。もちろん、“ゲーミング”らしくRGBキーボードも搭載されています。価格は539,800円(税込)と高額ですが、それに見合った性能、ビジュアルをしていましたね!

また、同時に紹介された「Razer USB C Dock」を使うことでUSB C、HDMI、MicroSD、3.5 mmオーディオジャックなど11ポート分を拡張できます。HDMI出力にも対応しており、自宅と外出先の配線をまとめることもできそう。こちらのフォルムも洗練されており、思わず欲しくなります。こちらは2024年1月31日より販売中です。

◆ゲーミングチェア「Razer Iskur V2」はリラックスできる方向に進化。“自分の姿勢”にあった調整も!

続いてはゲーミングチェア「Razer Iskur V2」が紹介されました。「Razer Iskur V1」の後継チェアとだけあって、デザインにRazerらしさは残しつつも様々な点が変わっていました。まず、ゆったりと座りやすくなっているのがひとつの特徴。肩のアーチや座面が広くなり、リラックスしやすくなったと言えます。

実際に座ってみて比較したところ、従来のものと比べて自由に動けそうな印象を感じました。長時間座るときに姿勢を崩す癖のある方などは「Razer Iskur V2」の座面の広さが好ましいでしょう。しかし従来のものは座面の小ささからフィット感を感じる事ができて、こちらも良い感じ。V1、V2どちらがいいかは、自分の体形や座り方などを勘案した方がいいかもしれません。

「Razer Iskur V1」
「Razer Iskur V2」

リクライニングの幅も「Razer Iskur V1」の139°から「Razer Iskur V2」では152°にまで拡張されました。快適さを追求し様々に調整できる「4D アームレスト」も踏まえて、ゲーム後、あるいは作業後に自分が休みやすい体勢で寝られそうですね。

筆者が素晴らしいと感じたのは「アダプティブランバーサポート」です。ノブを調整するだけで、人それぞれ違う腰椎に合わせるように背もたれが変化します。“背中が埋もれる”ような形状から、腰椎をぐっと押し出し、姿勢矯正のような形態にまで変化してくれます。

筆者のように、最近腰椎あたりに違和感を感じている人はぜひ試してほしい……! カラーはグリーン/ブラック/ファブリックの3種類が用意されているようです。

◆ヘッドホンをしているかのような“音の追従”に舌を巻く!「ヘッドトラッキングAI」搭載の「Razer Leviathan V2 Pro」

「Razer Leviathan V2 Pro」は、Razerが打ち出しているゲーミングスピーカー。こちらの特徴は「ヘッドトラッキングAI」にあります。サウンドバータイプのスピーカーの弱点を「狭い音場」「限定的なスイートスポット」としたうえで、なんと人間の顔だけでなく、耳の位置までセンサーで感知してくれます!

実際に聴いてみたところ、どこにいてもヘッドホンをしているかのように音をこちらに向けてくれます。会場で反復横跳びはしませんでしたが、左右に動いてみても音が追いかけてきます。「純粋に性能が良いからじゃないの?」と疑わせてくれる自然さです。

そこで同行した編集者にセンサーの前へ立ってもらい、センサーが彼に音を送っている間に横へ立ったら、これが違う。音は完全に編集者に向けられており、先ほどまでの「包まれていたような音の波」がありません。

「Razer Leviathan V2 Pro」のさらなる特徴は、USBひとつで接続が済むというケーブル管理の手間の少なさです。ゲーム環境を整えていると、どうしても配線が増えてしまうもの。特にスピーカーを複数おいてスイートスポットを広げるとなればなおさらです。しかし「Razer Leviathan V2 Pro」なら、限りなく小さなスペースでその問題を解決できるのではないでしょうか。音にこだわる方にはぜひチェックしてほしい逸品でしたね!


ゲーミングノートPC「Razer Blade 16」は2月22日より販売中、価格は539,800円(税込)です。USBドック「Razer USB C Dock」は1月31日より販売中で、価格は19,980円(税込)。ゲーミングチェア「Razer Iskur V2」は2月22日より予約を開始しており、発売日は2月29日で価格は99,880円(税込)です。サウンドバー「Razer Leviathan V2 Pro」は2024年1月31日より発売中、価格は71,940円(税込)となっています。

《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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