シリーズ最新作『Winning Post 10 2024』は馬の人気が見える新要素“アイドルウマップ”が魅力抜群!ゲームとしても資料としても楽しめる【特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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シリーズ最新作『Winning Post 10 2024』は馬の人気が見える新要素“アイドルウマップ”が魅力抜群!ゲームとしても資料としても楽しめる【特集】

新システム「アイドルウマップ」登場!競馬ブームを自分の手で巻き起こせ!

連載・特集 プレイレポート
シリーズ最新作『Winning Post 10 2024』は馬の人気が見える新要素“アイドルウマップ”が魅力抜群!ゲームとしても資料としても楽しめる【特集】
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コーエーテクモゲームスは、競馬シミュレーションシリーズ最新作『Winning Post 10 2024』をPC(Steam)/PS5/PS4/ニンテンドースイッチ向けにリリースしました。

『Winning Post 10』ナンバリングシリーズ新作となる『Winning Post 10 2024』では、新たに競走馬の人気を視覚化する「アイドルウマップ」と、それによって巻き起こる「競馬ブーム」システムを搭載。自分の愛馬が競馬界の主役となる感覚と興奮を味わうことができます。

前作から登場した「ウマソナ」「史実調教」も健在。『Winning Post 9』シリーズで好評だった「決戦図」「異名」も導入され、各システムがよりパワーアップしています。そのほか、競馬界の歴史を追体験できる「競馬ヒストリア」や「レース録画・再生機能」など多数の新機能も用意された充実のコンテンツも楽しめます。

本稿では『Winning Post 10 2024』のプレイレポートをお届け。プレイおよびスクリーンショット撮影はPC(Steam)版を使用しています。

能力エディットも復活!自由な時代と設定で楽しめる

まず、ゲーム開始時に“ハイセイコー”たちが活躍した1973年から、“イクノイックス”や“ソダシ”といった記憶に新しい名馬たちが種牡馬・繁殖牝馬となっている2025年までの7つの時代からスタートする年代を決定します。2025年以外では、登場する史実馬たちを年代通りに登場させるかなどの設定も変更可能です。

また、タイトルメニューのエディットでは、前作の名前や勝負服だけでなく、競走馬や騎手、調教師といったキャラクターの能力変更機能も復活。特性なども細かく設定できるので、自分の好みでさまざまなカスタマイズも可能です。もちろん、実現できなかった種牡馬や繁殖牝馬を登場させられる設定などもこれまで同様に用意されています。

筆者は今回、開始年を1998年からスタートしました。秘書にはシリーズ30周年記念の人気投票でNO.1に輝いたギャル秘書「吹里谷芽愛」を選択。ゲーム内で主人公はすでに牧場を所有している状態で、まずは最初の所有馬として3歳馬を譲ってもらえることになります。いくつかの候補の中から今回は“キングヘイロー”を入手しました。いきなり大物ゲットですね。

本作の流れは、1週間ごとに競走馬や牧場の管理を行い、調教師とともに出走するレースなどを決めていく形式です。基本的な部分はプレイヤーが細かく指示しなくてもある程度は自動的に進行していきます。専門家に任せてのんびりプレイすることも、しっかりと調教や出走計画を立てて細やかな管理を楽しむことも可能です。

もちろん今作でも結婚や育児などの要素などは健在です。競走馬の育成だけでなく、自分だけの家系図を作っていけるのも本作の醍醐味です。

自分の牧場からブームを作り出せ!

ゲーム内の競走馬はスピードや賢さなどの基礎能力や特性だけでなく、前作『Winning Post 10』で登場した馬の内面描写「ウマーソナリティ(ウマソナ)」を持ち合わせています。このウマソナは生まれついたものやレースで獲得するものなどがあり、育成や勝負に大きな影響を与えるものです。

ゲーム内ではウマソナをいかにして進化・克服していくかが重要な要素です。良い効果のウマソナを進化できれば特定条件下で能力をアップするといった強力な個性となります。「負けず嫌い」「噛みつき癖」「スランプ」「エンターティナー」など、名前もわかりやすく、所有馬ごとに発生するイベントも面白いものです。

本作から登場した新要素「アイドルウマップ」は、こういった個性や成績、血統などの要素を加味して支持層をグラフ化して表したもの。ゲーム内では人気ランキングが閲覧可能で、今の時代でどの馬が人気なのかを見ることができます。支持が高まれば育成や産駒ボーナスもあるので、プレイヤーとしても人気を高めながらプレイしていく必要があります。

競走馬がアイドルホースとなって条件を満たせば「競馬ブーム」が発生し、ブーム中はさまざまな恩恵が得られます。このときにしか得られない特別な「レジェンド特性」や、レジェンド特性持ちしか到達できない「顕彰馬」などの制度もあり、まさしく本作のひとつの目指すべきコンテンツといっていいシステムです。

ただし、やはり時代に残るようなブームを作るのは簡単ではありません。筆者はブームのために実在の配合で強力な馬“ブエナビスタ”を育て、牝馬三冠&ジャパンカップ&有馬記念を獲得し、それでも条件を満たせませんでした。最終的に人気をキープしたまま大阪杯を制してついにブームを起こしたのですが、その満足感は素晴らしいものでした……!

『WP9』で初登場の決戦図はやっぱり好きです。
凱旋門賞などを含め海外でも大暴れしました。

『Winning Post』は資料としても面白い

今回の新要素である「競馬ヒストリア」はゲーム内の決まった年代に発生するイベントで、印象的な対決や競走馬の出現など、歴史的出来事を紹介するもの。一部のイベントでは当時の新聞なども閲覧できます。「アイドルウマップ」にも関連していて、イベントの主役馬はウマップ人気が上昇するほか「競馬ブーム」が発生するものもあります。

競馬ヒストリアはゲーム内メニューからいつでも閲覧可能。『Winning Post』シリーズには史実馬のエピソードを紹介する「名馬列伝」や、前作から登場の「史実調教」は資料的なコンテンツでもあり、今回のヒストリアが追加されたことで、その側面もより強くなった印象です。

2024年から施行される「3歳ダート三冠」などもゲーム内で実装されるなど、これまで以上にプレイヤーの遊び方の幅は大きく拡がっています。歴史的な実在馬とレースで対決しても、史実の配合で自らスターホースの馬主になっても、まだ見ぬ時代で新しい競馬ブームを作ってもいいのです。

筆者は現在岩手県在住ということもあり、早期特典DLCで入手した“メイセイオペラ”を使えることに喜びました。メイセイオペラは1999年に地方在籍馬史上初の中央GI優勝(フェブラリーステークス)という偉業を達成した馬で、岩手県の水沢競馬場には記念碑も飾られています。

ゲーム内でもメイセイオペラはダートで素晴らしい強さを発揮し、筆者の序盤を大きく支えてくれました。本作は殿堂入りした馬が引退するときに「引退式」が行われる新機能が追加されたのですが、初めて体験するのが地元に縁のある偉大な名馬であったことをとても嬉しく思いました。

最終的にGI9勝という偉業。

『Winning Post 10』ナンバリング新作である『Winning Post 10 2024』は、前作からのシステムにくわえ、新登場の「アイドルウマップ」「競馬ブーム」「競馬ヒストリア」といった機能によって、競馬の歴史を更に深く楽しめる内容にパワーアップしています。

もちろん競馬馬育成ゲームとしても長い歴史とノウハウがあり、カジュアルにもディープにも楽しめるようになっています。特に前作から大幅リニューアルされたレースのグラフィックはより進化し、ゆったりとレースを見ているだけでも楽しめます。 

個人的に特筆すべき変化のひとつに「PC版のコントローラー対応」があります。楽な姿勢で遊べるコントローラー操作は、長い時間遊ぶゲームと好相性。ゲーム起動などにはどうしてもキーボード/マウスが必要ですが、起動後はとてもリラックスして遊ぶことができます。

有料DLCにはなってしまいますが、本作にも多くの史実馬購入権や牧場施設拡張などが用意されています。これらも含め、自分なりのペースやスタイルでプレイを楽しめるのも本作の大きな魅力です。

もちろんオンラインもありますよ!



前作を踏まえた上で「歴史を魅せる」パワーアップ要素多数!自分だけの競馬ブームを作り出したくなるスパ!


《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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