記事は、最近のGamerGateは女性へのハラスメントを正当化するものになっているなど問題はあるものの、GamerGateコミュニティーを始め、大手メディアにも議論を巻き起こしたことから、表現によって人々に物事を考えさせるゲームは芸術と捉えられるのではないかとの主張を展開しています。
「#GamerGate」のハッシュタグを用いて、Twitterやネット掲示板で各々の意見を発言するネットユーザーが集まって形成された議論では、ゲームメディアを良くすることも、ゲームがただの電化製品なのかアートなのかの定義を決めることもないが、GamerGateの議論の中で出てきた意見自体には価値があるとしています。
GamerGateでの、フェミニズム、人種、同性愛やトランスジェンダーについての議論は、ゲームの寛容性を広げるのか、または限定的にさせるのかという意味以上のものを持つだろうと記事は締めくくられています。
これまでのGamerGateを巡る議論は過熱したユーザーを批判するものが多かったため、議論自体に意味があるとした今回の記事はなかなか興味深い視点であると言えます。現在のGamerGateを取り巻く状況は、英語圏のメディアやゲーマーにとってゲーム文化を発展させるための糧となりそうです。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
『SILENT HILL f』加藤小夏さん&岡本基シリーズP緊急インタビュー!「雛子はきっと抱え込みすぎてる」キャラ分析や演技の苦労を訊いてみた【TGAノミネート記念】
-
2026年初頭より「ゲオ」全国主要店舗で中古レトロゲーム販売再開へ―買取再開は本日12月8日より、「地元のお店で、気軽に売買できる」目指す
-
「League The k4sen」「すまないねぇ」「なんだこいつ…」などが最終候補に―「日本eスポーツアワード」流行語大賞2025最終候補が発表
-
“元受刑者”を連想させるNPCで炎上の『ホロアース』、「意図して制作された事実はない」と改めて釈明―詳しい経緯や今後の対応も案内
-
『月姫』アルクェイドのモデルとされる人物、詳細23年越しに明らかに―海外ファンの調査、実を結ぶ
-
Steamから削除されていた『No Players Online』が販売再開―原因は「かつての友人達がDMCAによる申し立て」
-
第一次世界大戦サバイバルホラー『CONSCRIPT』無料大型アプデ「Director's Cut」配信!
-
公式が「ルナガロン」擬人化イラスト投稿しファンも困惑!?実は2023年のラフスケッチ再掲
-
「駿河屋」不正アクセス問題、クレジットカード情報漏洩の範囲はセキュリティコードなどほぼすべて―対象者には個別連絡も
-
“DOOM移植チャレンジ”ついに医療機器へ―パルスオキシメーター上での表示に成功




