【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ

大人から子供まで世界中で人気の『マインクラフト』。米シアトルで開催されたPAX Prime 2015会場には、初の物語ベースのシステムとなる『Minecraft: Story Mode』の試遊台が特設ブース内に展示されていましたので、どんな手触りだったかハンズオンをお届けいたします。

家庭用ゲーム PS4
【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ
  • 【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ
  • 【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ
  • 【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ
  • 【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ
  • 【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ
  • 【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ
  • 【PAX Prime 2015】『Minecraft: Story Mode』ハンズオン―相棒のブタと旅路を描く新たな『マイクラ』の世界へ

大人から子供まで世界中で人気の『マインクラフト』。米シアトルで開催されたPAX Prime 2015会場には、物語ベースのアドベンチャーゲームとなる『Minecraft: Story Mode』の試遊台が特設ブース内に展示されており、開催期間中は開場して5分も経たずに2~4時間待ちの列ができるほどの注目を集めていました。同会場にて運良く試遊デモをプレイすることができましたので、どんな手触りだったかハンズオンをお届けいたします。


特設ブースは『マインクラフト』の世界を再現したものとなっており、試遊台が設置されている内側も非常に手が込んだものとなっていました。一見、装飾のようにみえる壁のスイッチはちゃんと上下に動き、チェストには来場者プレゼント用のTシャツが収納されているといった手の込んだ仕掛けもありました。

『Minecraft: Story Mode』のシステムですが、通常の『マインクラフト』とは全く異なっており、キャラクターとの会話で選択肢を選びながら物語を進めていったり、固定視点でフィールド散策や敵とのバトルなど、開発を担当するTelltale Gamesが手がけた『Walking Dead』『Tales from the Borderlands』に近い内容となっています。登場キャラクターや動物たちに明確な性格付けがされているのも特徴です。


試遊デモを開始すると、主人公「Jesse」の容姿を6人の中から選択できます。容姿を選べば、いざ冒険の始まりです。まず、Jesseが相棒のブタ「Reuben」を探しているシーンからスタート。どうやら探検の途中ではぐれてしまったようです。ここでは、固定視点での操作。今回の試遊デモはXbox360コントローラーでのプレイとなり、左スティックでキャラクターを動かし、右スティックでカーソルを動かして気になる場所を指定できます。右スティックを押し込むと、Reubenの名前を呼びかけることも。

たくさんの野生のブタの中から草むらに隠れているReubenを見つけますが、彼が隠れていたのはモンスターから逃げていたからだということに気づきます。周りにいたモンスターたちは『Reuben』を発見し、襲いかかってきますが、ここでゲームは敵とのバトルに移行。固定視点での移動でモンスターと間合いを詰め、Rトリガーで攻撃です。


バトルが終わると重要な人物との出会いがあり、選択肢を選びながら会話を進めていきます。選択肢によって、物語の展開や人間関係にも影響していきそうです。選択肢は基本的には4つで、コントローラーのXABYのボタンに配置された選択肢が選べます。しかし、制限時間もあるので、時間オーバーになると違う分岐へ進んでいくのかもしれません。

『マインクラフト』でおなじみのクラフト要素も当然搭載。デモ版では、木の剣が折れてしまったJesseが急いで石の剣を作ることになるのですが、PC版と同様に持っているアイテムを枠内に正しく配置してクラフトを行います。今回は、すでにいくつか持っているアイテムを組み合わせることに。アイテムの配置は元の『マインクラフト』と全く同じですので、ファンはニヤリとしてしまう要素になりそうです。

そして、シーンは大きく変わり、謎の巨大な三つ首モンスターが町を襲撃するシーンに。巨大モンスターは紫の怪光線で人々をさらっているので、ジャンプなどでうまくJesseを操作して怪光線や障害物を避けていきます。ここでは、Jesseの背後からの固定視点となり、左スティックで避けながらAボタンでジャンプしていきますが、急に違うボタンの操作が要求されるといったQTEに近い要素になっていました。


巨大モンスターから逃げ切り、遺跡の中にたどり着いたJesseたち。彼らを待ち受けるものはいかに、というところでデモは終了。プレイヤーの会話や行動によっては、ここでのメンバーも変わってくるようなので慎重な選択が求められそうです。

「Story Mode」と銘打っていますが、実質的には『マインクラフト』とは全く違うシステムの外伝作品とも言える今回の『Minecraft: Story Mode』。これまでプレイしてきたファンへのMojangからの贈り物でもあり、広大な『マインクラフト』の世界に初めて触れるユーザーへの入り口でもある、そんな印象を受けました。

エピソード形式で展開される『Minecraft: Story Mode』は、PC/PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/Wii U/Mac/iOS/Androidを対象に、シーズン1が海外で今秋リリース予定となっています。
《蟹江西部》


十脚目短尾下目 蟹江西部

Game*Spark編集部。ゾンビゲームと蟹が好物です。以前は鉄騎コントローラー2台が部屋を圧迫していましたが、今は自分のボディが部屋を圧迫しています。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

家庭用ゲーム アクセスランキング

  1. Wiiリモコンを巡る“約15年”もの法廷闘争に判決下る。独周辺機器メーカーに対し約13億円の損害賠償判決

    Wiiリモコンを巡る“約15年”もの法廷闘争に判決下る。独周辺機器メーカーに対し約13億円の損害賠償判決

  2. 『デススト2』兎田ぺこらさん出演オファーはコジプロ側から。発売2年前から提案していた

    『デススト2』兎田ぺこらさん出演オファーはコジプロ側から。発売2年前から提案していた

  3. 音も画面もまるで“あの頃”『ツインビー』などに関わった実力派スタッフが贈る縦シュー『バウンティシスターズ』本日12月18日発売

    音も画面もまるで“あの頃”『ツインビー』などに関わった実力派スタッフが贈る縦シュー『バウンティシスターズ』本日12月18日発売

  4. 農場シム『Stardew Valley』2025年秋に配信予定だったスイッチ2エディションの最新情報はまもなく公開―次期アプデに関するヒントも

  5. 『Forza Motorsport』主要コンテンツのアップデートは2025年で終了へ―日本舞台のシリーズ最新作『Forza Horizon 6』に注力するため

  6. リメイク作『悠久幻想曲リバイバル』スイッチ版が発売。オリジナルスタッフ集結、ビジュアルは全描き下ろし

  7. 入力遅延が著しい…スイッチ2版『スカイリム』はスイッチよりグラフィック大幅向上、しかし“30fps制限”など問題も

  8. 『空の軌跡 the 2nd』スイッチ2/スイッチ/PS5/Steam向けに2026年発売!シリーズ第2作を完全フルリメイク

  9. 『ポケモンZA』色違いゲッコウガの口の中こっそり修正―マフラーはやっぱり舌だった

  10. 「児童の法的に問題のある性的コンテンツ」判定で配信NGだったスイッチ版『Brave × Junction』衣装を調整し北米/欧州リージョンにて配信

アクセスランキングをもっと見る

page top