Crytekは、ゲームエンジンCRYENGINE Vの開発技術を活用したリアルタイム映画制作ソフトウェア「Film Engine」を発表しました。
CRYENGINEのCinema Sandbox後継として開発されたこのソフトウェアは、VRとリアルタイムで効率的な映画制作に焦点を当てたものです。大手映画スタジオと世界トップクラスの専門家と協力し、約10年もの歳月を掛けて映画業界のニーズに合わせて開発されています。映画やテレビ番組、コマーシャル、アニメーション、ビジュアルエフェクトなどの分野で、プレビズからポストビズ、そしてピッチビズまでにも活用出来ます。
Film Engineは、モーションキャプチャーやカメラトラッキング、グリーンスクリーン合成、そしてバーチャルリアリティに対応。さらにレイアウトやアニメーション、ライティング、レンダリング、グレーディング、そして編集がリアルタイムに作業可能となります。
また現在のバージョンはベータ初期段階のもので、今後数ヶ月で正式版となるFilm Engineのバージョン1.0を配信する予定です。
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