『Battlefield 1』の発売日やゲーム内容は?現時点の情報まとめ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『Battlefield 1』の発売日やゲーム内容は?現時点の情報まとめ

5月7日に発表されたEA DICEのシリーズ最新作『Battlefield 1(バトルフィールド 1)』。ナンバリングタイトルとして2013年11月にリリースされた『Battlefield 4』以来のシリーズ作品となる本作は、人類初の総力戦となった第一次世界大戦が舞台となるタイトルです。

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UPDATE(2016/08/24):オープンベータ情報などを追加しました。
UPDATE(2016/08/24):gamescomインタビューの内容などを追加しました。
UPDATE(2016/06/16):E3 2016でのインタビューで判明した開発情報を追記しました。
UPDATE(2016/06/13):EA Playにて発表された情報を追記しました。
UPDATE(2016/06/01):本作の64人マルチプレイライブ配信情報を追記しました。


5月7日に発表されたEA DICEのシリーズ最新作『Battlefield 1(バトルフィールド 1)』。ナンバリングタイトルとして2013年11月にリリースされた『Battlefield 4』以来のシリーズ作品となる本作は、人類初の総力戦となった第一次世界大戦が舞台となるタイトルです。

そこで今後の国内10月発売を見据え、現時点で公開されているスクリーンショットやマルチプレイ情報、シングルプレイ情報などをひとまとめにしてお届けします。

■概要

新作『Battlefield』の存在が囁かれ始めたのは、2014年11月にEAのCFOであるBlake Jorgensen氏が、UBSグローバル・テクノロジー・カンファレンスにて「バトルフィールド本来のミリタリースタイルへ戻る」と語ったことから始まります。

当初は『Battlefield 5』と呼ばれていたため、『Battlefield 1』と直接的な関係があるのかが現時点でも未確認ですが(今後ナンバリングタイトルとして『Battlefield 5』が登場する可能性があるため)、同作の動作を確認したBlake氏が「楽しく、新しいバトルフィールドになる」と述べていることから、本作との繋がりがあるかもしれません。


新たに情報が登場してきたのが2016年2月末で、スイスの小売店World of Gamesが掲載した商品情報に「Mehrspieler Taktik Shooter im 1. Weltkrieg」(Multiplayer tactical shooter in WW1、WW1のマルチプレイヤータクティカルシューター)と一時記載されていました。この第一次世界大戦が舞台になるという情報は、多くのシューター作品がSFや近未来をテーマにしていたこともあり、過去の大戦争(Great War、WW1の当時の呼び名。日本語では欧州大戦。)がテーマとなる本作への期待と、馴染みのない第一次世界大戦が取り上げられたことによる不安から大きな注目を集めていました。


E3の開催が近づく4月26日には、WW2シューター『Battalion 1944』を開発するBulkhead InteractiveのプロデューサーJoe Brammer氏がTwitterにて「BF5を見たんだけど、とんでもなく興奮したよ」と一時ツイート。このため多くのファンから寄せられた質問から「携帯やApple Watch、デスクトップの通知が全部狂ったよ、質問が多すぎる!」と該当ツイートを削除しています。

そして4月30日には、新作発表のワールドプレミアを5月7日に開催するとEAが告知し、5月6日には兵士の顔をクローズアップしたティーザーが公開。5月7日に、ついに『Battlefield 1』がPC/PS4/Xbox One向けに発表されました。

■マルチプレイ/シングルプレイ情報


シングルキャンペーンは開発者のインタビューによると、世界各地の異なる物語に焦点を当てたものとなり、トレイラーに登場したベドウィン(アラブの遊牧民族)の女性も主人公の一人として登場。一般的に知られることではなく、多くの人々が知らないWW1を描きたかったと語っています。また海外向けトレイラーは、公開から数日で2000万再生を達成し、“いいね”が100万を超える快挙を達成しています(5月27日時点で、再生回数は3512万回以上、“いいね”は175万以上)。


5月11日に公式Twitterにて実施されたQ&Aセッションでは本作の様々な要素が明らかにされました。サーバーブラウザの実装や、長所と短所を備えた数種類の近接武器、キャンペーンモードの搭載、第一次世界大戦で登場した武器アタッチメント、1人/複数人で操縦できる戦車、航空機の部位ダメージによる操縦性の悪化などです。


公開されているマップ情報は、1918年のドイツ春季攻勢(ルーデンドルフ攻勢)におけるフランスの都市アミアンでの戦いをテーマにした“AMIENS”、サン=カンタンが戦地となる“THE ST. QUENTIN SCAR”。さらにオーストリア=ハンガリー二重帝国とイタリア軍との戦いの“MONTE GRAPPA”、ドレッドノート戦艦が登場し地中海での戦いがテーマとなる“EMPIRE’S EDGE”、装甲列車が登場する“シナイ砂漠”の5マップが公開されています。

現時点で伝えられているマルチプレイ情報は、64人対戦に対応し、シリーズ定番のコンクエストとドミネーション、ラッシュ、そして攻撃側が前線を押し上げ防御側が攻勢を押し返す新たなゲームモードのオペレーションを搭載しています。細かな内容は未発表ですがチームプレイを重視した4人構成の“パーシスタント・スクワッドシステム”が考えられているようです。兵科は、突撃兵と援護兵、偵察兵、看護兵の他にも、戦車から出撃出来る戦車兵と、戦闘機から出撃出来るパイロットが存在。他にもエリート兵科として火炎放射器兵やフルアーマープレートを付けた警戒兵、そして対戦車ライフル1918 Tankgewehrを持つ対戦車兵が登場します。エリート兵は『SWBF』のユニークキャラクターのようにマップに存在するシンボルを取得することでプレイ可能となるそうです。


第一次世界大戦に参戦した国家はアメリカやイギリス、フランス、そして日本を含めた連合国側の27カ国と、ドイツとオーストリア、オスマン帝国の中央同盟軍側の4カ国です。

現時点で登場国家は、イギリスやアメリカ、オーストリア=ハンガリー二重帝国、オスマン帝国、イタリアの6カ国が参戦。主要な参戦国であるフランスと帝政ロシアは、「バトルフィールド 1 Premium Pass」にも収録されるマルチプレイDLCとして配信されることが発表済み。またシングルプレイではデフォルトの収録コンテンツとして配信が予定されています。なおWW1において日本は、中国でドイツが支配していた青島の要塞攻略戦とドイツの南洋諸島植民地の攻略、そして仮装巡洋艦エムデンを含むドイツ東洋艦隊と戦いを繰り広げています。前述の6カ国以外は、現在の段階で話すことが出来ないそうです。

またGame*Sparkでは、第一次世界大戦の背景や武器飛行機や戦車軍艦や大砲映画/ゲーム作品の解説記事を公開しているのでこちらもどうぞ。

本作はPC/PS4/Xbox One向けに国内で2016年10月21日に発売を予定。予約特典には、12月配信予定の無料マップDLCへの7日間先行アクセス権と、「Hellfighter」パックが同梱されます。また、国内向けには先行アクセス権が付属する「Early Enlister Deluxe Edition」のリリースも予定されています。加えて4つのDLCを収録した「バトルフィールド 1 Premium Pass」の販売も予定しており、合計16のマップやフランス軍/帝政ロシアの勢力、20の新武器などが追加されます。

他にもEAニュースレターに登録することで「バトルフィールド・インサイダー」に登録するとパブリックベータへの先行アクセス権を手に入れることが出来ます。また本作のオープンベータは、9月8日まで実施予定です。

    ●「Early Enlister Deluxe Edition」内容物

    先行アクセス:通常リリースの3日前からプレイを開始可能

    「Red Baron」パック

    「Lawrence of Arabia」パック

    バトルパック5個

    ●バトルフィールド 1 Premium Pass
    「バトルフィールド 1 Premium Pass」で驚異の戦線へ突撃せよ。バトルパックその他の特典も充実。

    テーマに分かれた4つの拡張パック:今後登場する各拡張パックに2週間の先行アクセスを獲得。16の新マップ、新ゲームモード、エリート兵科、20の新武器、その他が含まれる。2017年3月リリース予定の拡張パック第1弾「バトルフィールド 1 They Shall Not Pass」で、フランス軍となって参戦せよ。

    14の「バトルフィールド 1」バトルパックとドッグタグ:バトルパックは毎月配信。それぞれで、戦場での活躍を敵の記憶に刻み込むのにぴったりのスペシャル武器スキンを獲得可能。 また、14のプレミアム限定スペシャルドッグタグも受け取ることができる。

■開発について

Game*Sparkが行ったE3 2016でのインタビューでは、第一次世界大戦に関して非常に熱い情熱を注ぐ2名のスタッフがいる事に加えて、WW1という戦場が素晴らしい『Battlefield』になるポテンシャルがあったと伝えています。開発の困難さよりも興味深さが勝り、欧州での塹壕戦だけでなく世界全体を巻き込んだ大戦争をステージとして上手くゲームに落とし込んでいるようです。

WW1で活躍した兵器は、前述の2名のスタッフが広範囲にわたる調査を行うと共に、可能なかぎりの裏付けをとっています。また現存する当時の武器から銃声も録音したそうです。本作で使われるバージョンのFrostbiteエンジンでは、建物の破損表現や地形においてパワーアップしており、爆撃後に生まれたクレーターにカバーすることも可能なようです。

■オープンベータ

『Battlefield 1』のオープンベータは、PC/PS4/Xbox One向けに8月31日から9月8日まで実施予定です。マップはシナイ砂漠が舞台となり、コンクエストとラッシュの2モードがプレイ可能となります。なお、このベータ版で記録されたステータスデータは製品版には引き継がれません。

このオープンベータでの採用マップとなるシナイ砂漠は、建物が密集したエリアやユニットとして馬や戦車、そして航空機が工場します。劣勢となったチーム向けに巨大兵器として装甲列車が登場し、優勢となったチームに向けての強敵となるそうです。他にもリアルタイムな天候変化として視界を遮る“砂嵐”が発生します。このオープンベータは9月8日まで実施予定です。

他にも『Battlefield 1』オープンベータを最適化するNVIDIAグラフィックカード向けドライバ372.70 WHQLと、Radeonグラフィックカード向けドライバCrimson Edition 16.8.3が配信されているため、PC版をプレイ予定のユーザーは導入しておくのが良いかもしれません。

■スクリーンショット/カバーアート














通常版カバーアート


Early Enlister Deluxe Edition版カバーアート


新たなイメージ



■トレイラー/ゲームプレイ映像

45分間に及ぶ公式ゲームプレイ

公式ゲームプレイトレイラー

開発者が『BF1』に登場する兵器を語る映像

開発者が『BF1』に登場する武器を紹介する映像

各兵科ごとの出撃映像

グラフィック設定映像、低からウルトラまで

シナイ砂漠での戦車ゲームプレイ

シナイ砂漠での馬や装甲車のゲームプレイ

シナイ砂漠の航空戦


■限定版

国内向けにもPS4限定パッケージ版の発売がebten通販限定で予定されています。内容物はゲーム本編の他にも14インチ高(約35cm)のスタチューとスティールブック、ポスター、トランプ、伝書鳩用の通信筒、パッチ、そしてプレミアムパッケージです。なお現時点では、「伝書鳩用の通信筒」に封入されるダウンロードコードの国内使用可否については確認中とのことです。





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※本記事は正式発表や新しい情報が見つかり次第、随時アップデートする予定です。
《G.Suzuki》

ミリタリーゲームファンです G.Suzuki

ミリタリー系ゲームが好きなフリーランスのライター。『エースコンバット』を中心にFPS/シムなどミリタリーを主軸に据えた作品が好みだが、『R-TYPE』シリーズや『トリガーハート エグゼリカ』などのSTGも好き。近年ではこれまで遊べてなかった話題作(クラシックタイトルを含む)に取り組んでいる。ゲーム以外では模型作り(ガンプラやスケモ等を問わない)を趣味の一つとしている。

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