
Paradox InteractiveはThe Chinese Room開発のRPG『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』を10月22日に発売すると発表しました。しかしプレイアブル氏族のふたつが同日リリース予定のDLCに含まれることから、多くの批判の声が寄せられています。
ついに発売日が決定するも…
本作はカルト的な人気を誇った名作の続編であり、ヴァンパイアとして様々な選択をしながら暗黒の世界を生き抜いていくRPG。デベロッパーの変更や発売延期を経て、8月20日の「gamescom Opening Night Live 2025」にてついにその発売日が10月22日であると発表されました。
期待されながらも紆余曲折を経てきた人気作続編が無事に発売を迎えられそうということで本来はほっと胸を撫でおろすべきところですが、Steam上での発売日発表には批判のコメントが多く返信されていることが確認できます。これはプレイアブルな6つの氏族の内のふたつがDLCに含まれることが明らかになったためです。
公式サイトの氏族紹介でも、「Brujah」「Banu Haqim」「Tremere」「Ventrue」が本編のプレイアブルであり、「Toreador」「Lasombra」はDLCにて利用可能となると記載されています。
多くの厳しい意見
海外掲示板Redditではこのことを「The Paradox Approach」として批判するトピックが既にたてられており、Paradox Interactiveが「強欲モード」になってしまったとの声が上がっています。また2024年に同社の副CEOが海外メディアに対して本作の開発に苦労したことでRPGからは撤退したいと語っていたことを引き合いに出し、「ファンを怒らせることなど気にしていない」との厳しい意見も見られます。
さらに海外メディアEurogamerではこの件について「なりたいヴァンパイアになるためにお金を払うのは残念」と報じていますが、一方でPC Gamerでは氏族はただの装飾品などではなくそれぞれに異なるゲームプレイ体験を提供するようなものであるので本編だけで4つあるなら十分だと擁護しています。
『Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2』はPS5/Xbox Series X|S/Windows(Steam、Epic Games Store、GOG.com)向けに10月22日に発売予定。ふたつの氏族を含むDLC「Shadows & Silk」の単体価格は不明ですが、同内容がPremium Editionにも含まれます。









