
エレクトロニック・アーツが10月に発売を予定しているシリーズ最新作『バトルフィールド 6(Battlefield 6)』のリリースを前に、過去作や同ジャンルのタイトルが大きな賑わいをみせています。
『BF6』のリリースまで約1ヶ月半。その間、何する?
8月9日から11日、8月14日から18日と合計8日間のオープンベータテストが開催された『BF6』。オープンベータにおける興味深い統計情報も公開されており、シリーズ作品のベータテスト史上、最多のプレイヤー数を記録したことも明らかになっています。
オープンベータは大盛況に終わり、後は10月11日のリリースを座して待つのみ……ですが、ここである問題が浮上します。なんと、『BF6』がリリースされるまでは『BF6』をプレイできないのです。これは困った!!どうしよう!
どうやらこの悩みは世界共通のようで、本能的に“お祭りゲー”を求めるユーザーたちによって、『BF』シリーズの過去作品が再び賑わいをみせています。

まず、直近での最新作といえる『BF2042』ではアップデートが配信され、『BF5』で人気だったマップの「硫黄島」が登場したほか、ブルパップライフルの「KFS2000」、スナイパーライフルの「Lynx」、「A-10」「SU-25」攻撃機などが追加されています。
また、8月18日より実施されているバトルパスではコスメアイテムを獲得できるだけでなく、『BF6』リリース後にゲーム内で利用可能になる連動特典といった報酬も用意されています。


非公式データベースサイトSteamDBで『BF2042』Steam版の同時接続人数を確認してみると、8月18日以前は数千人~1万人程度だったものが、18日以降は激増。直近では最大同時接続人数が7万人を突破する記録なども見られます。

他のシリーズ作品はどうでしょうか。海外メディアPC Gamerでは『BF5』を改めて熱く推す記事も公開されています。『BF5』はスポッティング機能の改変や弾薬と包帯の補充、太平洋戦線のマップなど新たな試みも見られた一方、基本プレイ無料タイトルやバトロワの台頭により、時代に埋もれてしまったとの評価も。
しかし、今になって再び本作に触れてみることで、チームプレイを意識したシステムの独自性などを改めて認識できる“再評価”路線があるかもしれません。
SteamDBによる『BF5』のデータでは、8月以降にプレイ人口が伸びています。8月初旬といえば、『BF6』のアナウンストレイラーやマルチプレイゲームトレイラーなど、複数のトレイラーや新情報が公開されたタイミングです。

また、『BF4』や『BF1』などにも同様の傾向がみられ、両作品ともに8月に入ってからプレイ人口が大幅に増加していることが分かります。


同ジャンルの『Delta Force』は最大同時接続人数を更新
『BF』シリーズ以外の同ジャンル作品に目を向けてみると、基本プレイ無料の『Delta Force』も最大同時接続人数を伸ばしています。本作では7月の「シーズン5」開幕以来、19万人前後の最大同時接続人数となっていましたが、8月24日には同時接続人数が21万人を突破。リリース以来の記録を更新したかたちとなります。
また本作では8月19日よりコンソール版の配信も開始され、さらなるプレイヤー人口を獲得したことも追い風となる状況ですが、この時期は奇しくも『BF6』のオープンベータが終了したタイミングとも重なります。

昨今のFPS界ではタクティカルシューターやバトロワがまだまだ強い勢いをみせています。そんななか、敵味方入り交じる戦場を駆け抜けて銃撃戦を楽しむ、“お祭りゲー”感が体験できるのはやはり、『BF』シリーズが最たる例ともいえます。
『BF6』のリリースを楽しみにしている皆さんは、残りの約1ヶ月半に何をプレイして過ごしますか?
『バトルフィールド 6』はPC(Steam、Epic Gamesストア、EA app)/PS5/Xbox Series X|S/向けに10月11日に発売予定です。















