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賛否両論スタートとなったCo-opシューター『FBC: Firebreak』開発元が業績予想を下方修正、約26億円の損失見込み

販売不振で予想下方修正と約26億円の損失を発表しました。

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賛否両論スタートとなったCo-opシューター『FBC: Firebreak』開発元が業績予想を下方修正、約26億円の損失見込み
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Remedy Entertainmentは、協力マルチプレイシューター『FBC: Firebreak』の販売不振を理由に、投資家に対し業績予想の下方修正を発表しました。

◆「プレイヤーは多いが利益につながらず」CEOは継続開発を明言

『FBC: Firebreak』は2025年6月17日、PS5/Xbox Series X|S/PC向けにリリースしました。『Control』の世界を舞台にした協力シューターで、プレイヤーは異世界の軍隊に襲撃された政府機関の隊員となり、秩序を回復するために戦うというストーリーです。

同社初のマルチプレイ作品であると同時に、初の完全セルフパブリッシングタイトルでもありました。

しかしゲーム序盤のプレイ体験やミッションの構造に問題があり、リリース直後からSteamレビューは賛否両論、プレイヤー離脱が目立つという芳しくない立ち上がりに。

フィードバックに基づいてゲームの改善に努めると約束し、9月30日には最初の無料メジャーアップデートが実施されました。



10月10日の投資家向けリリースで、同社は『FBC: Firebreak』の売上高が依然として社内目標に達していないことから、業績見通しを下方修正したと発表。

投資家に対し1,490万ユーロ(約26億円)の損失が発生する見込みで、営業利益は前年比マイナスになる見通しを示しました。

また、2025年8月の半期報告書の時点でも「初動10日間で100万人以上のプレイヤーを獲得し、ローンチは成功と呼べるものであった」としながらも、「Xbox Game PassとPlayStation Plusの両方でリリースされ、プレイヤーの大多数がPS5とXbox Series X|Sユーザー」であり、PC版の売り上げがコンソール版の売り上げ不振を補うことを期待していたが、こちらも振るわず「経済的成功にはつながらなかった」とアナウンスしたことを海外メディア「VGC」が報じています。

Remedy EntertainmentのCEO・Tero Virtala氏は『FBC: Firebreak』について、「投資のバランスを取りながら、今後もゲームの開発と改善を継続します」と述べています。


ライター:稲川ゆき,編集:八羽汰わちは


ライター/プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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編集/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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