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天空トリロジー!?『ドラゴンクエスト』DS版で旧シリーズがついに海外デビュー

海外のコンソールファンにはあまり受け入れられず、英語圏では90年代のSFC時代が空白になっていたりする、日本の国民的RPGドラゴンクエスト。昨年のDSリメイクによって、これから海外でも天空三部作として旧シリーズが初めて登場することに。海外カバーアート番外編

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海外で勃興したコンピュータRPGの黎明期にいち早く流行を取り入れ、日本の子供達に大変な社会現象を巻き起こす一方、当時あちらのコンソールユーザーにはあまり受け入れられず、英語圏では日本のスーパーファミコン時代が完全に空白になっていたりする、ご存知日本の国民的RPGドラゴンクエスト。昨年ヒットしたDS版のリメイクによって、これから海外でも天空三部作として初めて登場することに。

北米のスクウェア・エニックスは、DS用[b]Dragon Quest IV: Chapters of the Chosen[/b](ドラゴンクエストIV 導かれし者たち)の9月発売をアナウンスすると共に[url=http://na.square-enix.com/zenithia/]公式サイト[/url]を立ち上げ、旧シリーズ3部作の海外展開を初めて明らかにしています。

その名も"Zenithia Trilogy"(天空トリロジー)、これまで一度もリリースされてこなかったDQ5とDQ6もようやく海外デビューを迎えられることになり、熱心なファンの間では結構自由に呼ばれていた歴代のサブタイトルも、今回正式に名前が付けられています。[url=http://www.gamespark.jp/modules/column7/index.php?id=1]全然違ウ!海外カバーアート[/url]番外編、日本のファンにはあまり知られてこなかった海外事情や、思わず笑っちゃう歴代パッケージもあわせてどうぞ。




* * * * * * * * *





『Dragon Quest IV: Chapters of the Chosenと共に始まる冒険で、天空三部作は初めて、北米地域にやってきます』
―Los Angeles (May 21, 2008)



大地を巡り、海や空へと渡る鮮やかなドラゴンクエストの世界へ、ニンテンドーDSのためだけに生まれ変わる、3つの伝説的な物語のコレクションで大冒険が待っています。

現在までに4,300万本以上を発売した人気シリーズは、3Dのグラフィックやアニメーションするモンスター、そして上下2画面に及ぶスクリーンによって、まったく新しい世代のプレイヤーを虜にするとともに、歴代のシリーズにおいてとても愛されてきた3作品を、長年のファンにはまた特別な形で提供します。


[size=x-small][url=http://member.square-enix.com/na/blog/]公式Blog[/url]で公開された、海外版ボックスアート。最近は鳥山キャラももちろんそのまま、[url=http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B000UTM356/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=637394&s=videogames]国内版[/url]よりちょっぴりカッコイイかも[/size]





[b]Dragon Quest IV: Chapters of the Chosen[/b]
(ドラゴンクエストIV 導かれし者たち)

[b]Dragon Quest V: Hand of the Heavenly Bride[/b]
(ドラゴンクエストV 天空の花嫁)

[b]Dragon Quest VI: Realms of Reverie[/b]
(ドラゴンクエストVI 幻の大地)


サブタイトルの方も、基本的には国内版からそのまま起こされつつ、特にDQ4などはゲームのシステムも相まって、ちょっと雰囲気のある感じ。これまでアメリカではNES時代のオリジナルが1〜4までと、PS時代になった7と8が発売されていますが、日本と同じDragon Questの名前になったDQ8になるまで、そもそもサブタイトルはついていませんでした。今回、アメリカと共にヨーロッパでも同時期のリリースが[url=http://www.mcvuk.com/press-releases/37219/EXPERIENCE-DRAGON-QUEST-IN-THE-PALM-OF-YOUR-HAND-ZENITHIA-TRILOGY-ANNOUNCED-FOR-EUROPE]発表されて[/url]いますが、そもそもシリーズにほとんど馴染みのないヨーロッパでは、逆にタイトルもそれぞれ副題のみ(ナンバリング表記なし)になるようです。



[size=x-small]それでは、まず16年前の同じゲーム。この後[url=http://en.wikipedia.org/wiki/Dragon_Quest#Games]21世紀になるまで[/url]、DQ本編の新作は海外で発売されませんでした[/size]


[size=x-small]そして伝説へ…。当時のパッケージには80ページ以上に及ぶ攻略本が付いてくるなど、いろいろと苦労の跡が偲ばれます[/size]



[size=x-small]鳥山先生も思わず涙目になりそうな、ムーンブルクの王女と勇者ご一行。3人ともすごいけど、これ勇者が一番危険…[/size]


[size=x-small]竜王様が微妙ながらも、慣れると癖になりそうなカッコよさ。当時のアートワークならではのこれがDragon Warrior第1作[/size]

[size=x-small](ソース: [url="http://www.dsfanboy.com/2008/05/21/square-enix-reveals-dragon-quest-iv-us-release-date-confirms-v/"]DSFanboy: "Square Enix reveals Dragon Quest IV US release date, confirms V and VI releases"[/url], [url=http://www.square-enix.com/na/company/press/2008/0521_1/]Press Release[/url])[/size] [size=x-small](イメージ: [url="http://en.wikipedia.org/wiki/Dragon_Quest"]Wikipedia[/url])[/size]


 
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