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ダンテの初期コンセプトは「不良少年」、開発プロデューサーが語る『DmC Devil May Cry』プレスレビュー

カプコンは、PS3/Xbox360/PCソフト『DmC Devil May Cry』のプレスレビューを開催。江城元秀氏、内田洋平氏、伊津野英昭氏により、主人公・ダンテのデザインコンセプトと、本作に多数登場する最新技術についての解説がおこなわれました。

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カプコンは、PS3/Xbox360/PCソフト『DmC Devil May Cry』のプレスレビューを開催。プロデューサー・江城元秀氏、アシスタントプロデューサー・内田洋平氏、スーパーバイジングディレクター・伊津野英昭氏により、主人公・ダンテのデザインコンセプトと、本作に多数登場する最新技術についての解説がおこなわれました。

■開発当初のダンテは「タバコ」「不良少年」「存在への葛藤」がキーワード
ダンテの当初におけるコンセプトは「実際に路地裏にいそうなワル」というような、不良少年といったイメージが強い過激なものでした。なかでもタバコがキーアイテムとなっており、初期のイメージには多く登場していますが、最終的にはカットになっています。

今回のダンテは天使と悪魔のハーフという存在ですが、人間の世界で暮らしています。そのためイメージカットの中には、自分自身の存在について悩み、葛藤している様子を、自身の心臓をえぐるという行為で表現したものも。また、幼少、青年、老年まで年を重ねていく様子も考えられていました。

そして、イギリスの「Ninja Theory(ニンジャセオリー)」と協議を重ねながらキービジュアルが決定し、現在の黒髪短髪というダンテが誕生。「現実にいそうな、ワルだけどカッコイイ」という形を取っており、そのためやや性的な演出も増えているとか。日本で発表しているものはマイルドになっているようですが、海外ではもっと大胆だそうです。


■衣装案には「サスペンダー」「タトゥー」も
当初は「世の中に対する葛藤を持った青年」という部分が強く表面化しており、タトゥーを刻み、サスペンダーをまとったダンテが描かれていました。しかし、これはユーザーがびっくりしてしまうだろうと、最終的なダンテの衣装はネックレスやロングコートが印象的なものに。

とくにロングコートは動きのある衣装のため、アクションを引き立たせる要素としても非常に優秀。これはゲーム性という面でも入れておきたいということで、どういった形で落とし込むかと話し合いを進めていったといいます。ロングコートのカラーについては「これまでのシリーズを踏襲した“赤”を入れたい」という思いもあり、新しい世界観の中にもマッチするバランスを模索した結果、表面ではなく裏地になりました。

■「有機」と「無機」を併せ持った世界「Limbo」
本作には、ダンテが戦闘を繰り広げる「Limbo(リンボ)」という空間があります。これは現実にあるさまざまなビジュアルイメージから着想を得ており、まるで1つの生き物のようでありながら、有機的な部分と無機的な部分が融合している独特の雰囲気をもった世界となりました。

ゲーム内では廃墟が一瞬で再生するなど、劇的なビジュアル変化をリアルタイムにおこなう表現が多数登場します。これは非常に高い技術を持ったNinja Theoryだからこそ実現できたものといえるでしょう。


■「パフォーマンスキャプチャ」で、より豊かになった感情表情
デモムービは、CGと実写を見比べても遜色ない映像を可能とした最新技術「パフォーマンスキャプチャ」により制作。顔に多くのポイントマーカーを取り付けることで、人間そのままのようにリアルな表情をもったフェイスアニメーションによる映画的なムービーを楽しめるようになりました。

今回のカットシーンは、3D映像作品「アバター」などを手がけたロサンゼルスの「ジャイアントスタジオ」で撮影。1カ月の間に2時間半ほどのカットシーンを作り上げ、ゲーム内では1時間ほどに編集したといいます。なお、モーションキャプチャーの撮影でダンテを演じた方が、そのままボイスも担当。さらにキャットと悪魔という、全く動きの異なる2人を演じていたのは1人の女性でした。

貴重な開発秘話をはじめ、Ninja Theoryとの綿密な連携が感じられるプレゼンテーションとなりました。

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