工場の建設及び自動化という独特な内容と、何処か懐かしいレトロな雰囲気が話題のインディーゲーム『Factorio』ですが、本作の開発者がGamasutraのインタビューにてこれまでの道程を語っています。
チェコ共和国でプログラマの仕事をしていたMichal Kovarik氏は以前、ベルトコンベアなどを用いて工場をデザインするゲームを探していたものの見つける事はできず、ゲーム界に大きな隙間があると感じたそうです。
それとともに自分がその隙間を埋める事ができると確信し、2012年に『Minecraft』のような流行りのクラフト要素にクラシックな「古き好きゲーム」の感触を加えた『Factorio』の開発をスタート。その後、2013年にIndiegogoキャンペーンを展開し、見事成功を収め21,620ユーロの開発資金を獲得しました。
しかしながら、予算の見積が甘かったためIndiegogoキャンペーンの終了から約1年間は非常に厳しい状況が続いたそうです(アルファ版の販売も生活費を補うのがやっとだった)。2014年に入ってからはゲームの機能も充実し、アルファ版の売り上げも徐々に上昇。そして冒頭に掲載した1本のトレイラーの公開によって状況は劇的に変化します。
トレイラーの公開によってアルファ版の売り上げは急上昇し、ゲームの開発を続けるための安定性を開発チームに与えたそうです。Kozelek氏は十分な蓄えを残したまま2人の新スタッフ(プログラマーとグラフィッカー)を雇い、更に多くのストレスから解放されるだろうと語っています。
現在までに販売されたアルファ版は約29,000本(販売開始は2013年3月)。その大部分がここ数ヶ月での販売との事で、先週末だけでも2,000本近い売り上げがあったそうです。1本のトレイラーが状況を変えた今回のケースは多くのインディーデベロッパーにとって良いヒントとなるのではないでしょうか。
今後も要注目な『Factorio』の公式サイトはこちら。デモ版も用意されています。なお、2014年6月1日からはアルファ版の価格が10ユーロから15ユーロに上昇するとの事です。
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