米カリフォルニア州アーバインにあるBlizzard Entertainment本社にて『オーバーウォッチ』のメディア向けコンソール・ハンズオンイベントが開催されました。合わせて、同社キャンパスのツアーも行われ、『World of Warcraft』や『Diablo』といった数々の名作はどのような環境で誕生したのか目撃してきましたので、フォトレポートでお届けします。
世界中のゲームメディアが集まっていた今回のイベント。受付で手渡されたバッジはイベント用に特別に作られたもので、スケジュールの他に『オーバーウォッチ』の日本出身キャラ「ハンゾー」と「ゲンジ」がプリントされています。
最初に案内された会社のエントランス。『World of Warcraft』のグロマッシュの像や巨大な斧などBlizzard作品の立体物が数多く展示。ブリザードで長く働いている人物の名前も張り出されていました。
フロント奥にはミュージアムスペースがあり、これまでに受賞したトロフィーの数々やデザイン画や立体物などが展示されていました。さらに奥に行くと映画館のような劇場スペースも。
丁度お昼休みの時間帯であったため、建物の外では日本の剣術やビーチバレーといった社員による様々なアクティビティが行われていました。社員同士のコミュニケーションはもちろんのこと、ペットの同伴も可能のようでいろんなところで犬を連れた社員を見かけました。
社員用の図書館。ゲームデザインやグラフィックデザインに関する本、ボードゲームといった貴重な資料がそろっていました。入り口のドアや照明もダンジョンを模したものになっていたりと手が込んでいます。
動物の剥製を組み合わせて再現された『WoW』の「Wolpertinger's Tankard」。ちょっと怖いです。
本棚の上にはこっそりとXbox『鉄騎』専用コントローラが。
ゲーム開発が行われている建物のほとんどが写真撮影NGでしたが、エントランスに展示されていた立体物は撮影OKとのことで最後にご紹介。等身大のキャラクター立体物はBlizzConなどで展示されていたもので、写真で紹介するものの多くは映画『プレデター』のモンスタースーツ制作で知られる特殊造形アーティスト、スティーブ・ワン氏の工房が担当しています。
『World of Warcraft』のグロマッシュ。髪は人毛で表現されているとのこと。
『スタークラフト』シリーズのNova。
『ウォークラフト』シリーズのIllidan。
『スタークラフト』シリーズのKarrigan。目が光ります。
『ディアブロ』シリーズのTyrael。背中のパーツはLED内蔵。
『オーバーウォッチ』のトレーサー。見学者による事故でベース部分が破損してしまったのだそう。
『スタークラフト』のディフォルメされたコンバットスーツ