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【特集】『Farming Simulator』シリーズの魅力を総まとめ!欧米で大人気の農業シミュレーター

『Farming Simulator』シリーズは開発会社「Giants Software」による農業シミュレーションゲームで、日本語コンシューマ版は「インターグロー」より販売されています。

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プレイヤーが欧米の大規模農業を体験できるシミュレーターとして、PC、コンソール、携帯ゲーム機、スマートフォンと幅広いプラットフォームで展開している『ファーミングシミュレーター(Farming Simulator)』シリーズ。その歴史は非常に長く、多数のシリーズ作品が過去に発売され、一部は日本でもローカライズされています。2016年10月には、海外でその最新作となる『Farming Simulator 17』が発売。日本版の発売にも期待が高まる中、まだプレイしたことがない初心者に向けて、本シリーズの特徴や魅力をドドンとまとめて解説していきます。



◆『ファーミングシミュレーター』作品一覧、10年近く続く長寿シリーズ
    Farming Simulator 2008
    リリース日:2008年04月14日/プラットフォーム:PC
    Farming Simulator 2009
    リリース日:2009年08月28日/プラットフォーム:PC
    Farming Simulator 2011
    リリース日:2010年10月29日/プラットフォーム:PC
    Farming Simulator 2012
    リリース日:2012年03月30日/プラットフォーム:Nintendo 3DS・PlayStation Vita・iOS
    Farming Simulator 2013
    リリース日:2012年10月25日/プラットフォーム:PC
    Farming Simulator 14
    リリース日:2013年11月18日/プラットフォーム:iOS・Android・3DS・PlayStation Vita
    Farming Simulator 15
    リリース日:2014年10月30日/プラットフォーム:PlayStation 3・Xbox 360/PC
    Farming Simulator 16
    リリース日:2015年05月08日/プラットフォーム:PlayStation Vita・iOS
    Farming Simulator 17
    リリース日:2016年10月25日/プラットフォーム:PlayStation 4・Xbox One・PC
『ファーミングシミュレーター』シリーズは、欧米地域を対象に2008年から10本近くのタイトルが発売されている、長寿シリーズ。大人から子供まで、幅広い年齢層のユーザーに親しまれています。『Farming Simulator 2012』からは、3DS版が『ファーミングシミュレーター3D ポケット農園』というタイトル名でインターグローより日本で販売されました。さらにその続編『Farming Simulator 14 -ポケット農園2-』では、“ポール師匠の農園まるもうけメソッド”なる謎すぎるプロモーション映像がユーザーの笑いを誘っていました。そして、シリーズ最新作である『Farming Simulator 17』も、PS4版が2017年3月23日にインターグローより発売されます。

※画面はPC版です

◆シリーズを通じての進化を重ねてきた
『ファーミングシミュレーター』シリーズはなんと言っても農業の再現度が凄まじく、登場する農業機械は実在するものが採用されています。本作をプレイして実際に森林伐採機械やコンバインを動かした後に、動画や写真で実物をチェックしてみると、その再現度に驚かされるでしょう。また、『Farming Simulator 15』からはマルチプレイモードが本格実装されて、プレイヤー同士で分業して農作業が可能になりました。シングルプレイに当たるキャリアモードでは、林業や農業や畜産に精を出して農場を拡張します。最新作である『Farming Simulator 17』からは、プレイヤーのアバターとなるキャラクターを、男女から選択できるようになったことに加え、豚の畜産も実装されるなど、要素が多彩になっています。何より、ハード世代の進化もあり、シリーズを重ねるごとにグラフィック表現や自由度が増し、アクションゲームなどに劣らないリアリスティックな体験や、オープンワールド環境が構築されているのです。

※画面はPC版です

◆楽しく遊べる上に大規模農業の運営さえ学べる!
気になる本作の運営要素ですが、プレイヤーは街にある敷地で農作業を行い、収穫したものを売って収入を得て、新たな農業機械を購入するなどして、効率化や規模拡大を図っていきます。生産品の価格は常に変動しており、売るタイミングも非常に重要。また、マニアックすぎるほど実機農業機械の挙動を再現しており、操作方法の難易度は高めながら、思い通りに動かせたときの嬉しさは他のゲームでは味わえない喜びを与えてくれます。農耕機械で広範囲のヘクタールに植えられた農作物を刈るのは、まるで“ぷちぷち”を一つ残さず潰すような気持ち良さがあり、全て刈り終えた時の充実感はなかなかのもの。もし作業が面倒になったり、一人で手に負えなくなったときは、自動で作業を行ってくれるヘルパーを雇えます。

※画面はPC版です

◆欧米での人気
欧米における『ファーミングシミュレーター』の人気は根強く、とりわけドイツではイベントで展示されたり、Modカルチャーが盛んだったりと高い人気を誇っています。セールス面でも『Farming Simulator 15』『Farming Simulator 17』ともに100万本以上を記録。最新作に関しては、シリーズ最速の勢いで売れ続けているといいます。海外では本シリーズ以外にも、農業シミュレーター系のタイトルが存在しますが、『ファーミングシミュレーター』は農業ゲームの王座に長く君臨しているのです。


◆開発会社Giants Software
本シリーズを手がけるGiants Softwareは、スイスとドイツを拠点とするゲームデベロッパー。『ファーミングシミュレーター』シリーズは同社を象徴するタイトルです。その他にも、重機で建築物の解体を行う『Demolition Company』というタイトルを2010年に手がけており、『Farming Simulator』と同じGiants Engineを採用していました。

※画面はPC版です

◆トリビア

本シリーズにおいて林業が追加されたのは『Farming Simulator 15』からですが、こちらのマシーンはゲームに登場する実在のマシーンで森林伐採(木を切り倒す)と枝切り(掴んだ輪でそぎ落とす)と積み荷(アームで背に乗せる)を全て行ってくれるマシーン「PONSSE Scorpion」です。ゲーム内では上位の高価なマシーンとして扱われていますが、これを目指して林業をすると言っても過言ではありません。


また、最新作『Farming Simulator 17』のマップに関して、実はイースターエッグ(隠し要素)で壊れたアーケードゲームの筐体が打ち捨てられていたりします。そのゲーム名が「Polybius」というもので、遊んだ人が不眠や健忘や悪夢を見る等、殆ど都市伝説のように語られている、実在したかどうかの確認すら取れていない幻の作品です。開発会社には意外な遊び心があるようで、その他にもイースターエッグが存在するかも知れませんので探してみるのも楽しいかも知れませんね。

◆日本でもPS4で最新作が遊べる!

『ファーミングシミュレーター17』は、2017年03月23日にインターグローよりPlayStation 4版が国内発売予定。最新作では鉄道輸送や畜産が強化され、グラフィックも大幅に強化されました。前作では畜産が牛、羊、鶏だけでしたが、新たに豚が追加。清潔度の実装など飼育の要素はいっそう凝った仕様になりました。オプションで設定できる箇所が大幅に増え、既存のファンだけでなく初心者プレイヤーも触れやすくなったと言えるでしょう。マルチプレイも分業が楽しくてついつい長時間やり込んでしまいます。小麦畑が一面に広がる様は、まるで金貨がばらまかれた大地! レッツ・ファーミング・シミュレーター!

    ■製品情報
    タイトル: ファーミングシミュレーター17
    プラットフォーム: PlayStation 4
    発売予定日: 2017年 3月 23日(木)
    価格: 6,800円
    ジャンル: 農業経営シミュレーション
    CERO: A
    公式サイト: http://game.intergrow.jp/farmingsimulator17/


Farming Simulator 17 (c) 2017 GIANTS Software GmbH. Published and distributed in Japan by Intergrow Inc. under license of GIANTS Software and Focus Home Interactive. Developed by GIANTS Software GmbH. Farming Simulator, GIANTS Software and its logos are trademarks or registered trademarks of GIANTS Software. Focus, Focus Home Interactive its logos are trademarks or registered trademarks of Focus Home Interactive. The agricultural machines and equipment in this game may be different from the actual machines in shapes, colours and performance. ChallengerR is a registered trademark of Caterpillar Inc. and is used under license by AGCO. ChallengerR, FendtR, ValtraR and Massey FergusonR are worldwide brands of AGCO. All rights reserved. All other names, trademarks and logos are property of their respective owners.


UPDATE: 記事内の誤字を訂正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。
《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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