Devolver DigitalとMegacat Studiosは、新作SNESゲーム『Fork Parker’s Crunch Out』を発売しました。
『Fork Parker’s Crunch Out』はまごうことなきSNES(海外版スーパーファミコン)を対象機種とした「新作タイトル」で、「悪名高いDevolver Digitalの最高財務責任者(CFO)をフィーチャーした古典的なアーケードスタイルのゲーム。遊び心のある「ゲーム開発」描写を通して、ゲーム作りの「本当の危うさに対する問題意識を高める」ようなメッセージも込められているということです。
ゲーム内容はベールに包まれ気味であるものの、「猛烈なタスク管理と疑わしいモチベーション戦術」を武器としたゲーム開発シミュレーションになるご様子。新型エスプレッソマシーンを購入してチームの士気を高めたり、無償インターンを取り入れて開発力を上げたりしながら、アーケード風ミニゲームを楽しめます。
今作の売上の全額は「Take This」と呼ばれる非営利団体に寄付され、精神障害や精神病予防にまつわる教育、悪影響の防止を広く伝える活動に繋がるとのこと。この寄付について、ゲーム内でイジられているDevolver Digital最高財務責任者Fork Parker氏は、「チャリティーゲームの話を持ちかけられたとき、これは巧妙な税金逃れのインチキだと思っていた」「長々と何度も説明されて、Take Thisの善良な方々を助けることに不本意ながらも同意した」とコメントしています。
『Fork Parker’s Crunch Out』は公式サイトで通常版が49.99ドル、限定版が149.99ドルで販売中。日本への発送を希望する際には、配送料として24.58ドル/54.36ドルが加算されます。なお、今作はNTSC方式のSNESを対象としています。
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