Appleは「App Store審査ガイドライン」を更新し、非サブスクリプションアプリケーションの無料トライアル版の提供が可能になったことを明らかにしました。海外で6月4日付で更新された英語圏向け審査ガイドラインによれば、「非サブスクリプションアプリは“14日間の試用"の命名規則に従い、価格ティアが0の課金有りアプリのフルアンロック制をとる前に、無料の期間制限付きトライアルを提供可能」になったということです。トライアル開始前に「トライアル後に制限されるコンテンツ/サービス」や「機能を完全に使うための料金」を明記する必要があるということですが、これによって「無料ダウンロード可能の買い切り型アプリ(課金することで完全版になる)」というリリース形式が避けられるものと考えられます。昨今では家庭用/PCゲームのiOS移植が珍しくなくなり、AppleがiOS向けインディーゲームを特集することも増えてきています。日本語版審査ガイドラインに同様の条件は記されていないものの、今後のサポートにも期待できるでしょう。