先日、フランスが20年振りに優勝して幕を閉じたサッカーの祭典「FIFA ワールドカップ ロシア大会」。この大会では「ビデオアシスタントレフェリー(VAR」制度が大きな話題となりましたが、EAのサッカーゲーム最新作『FIFA 19』にはこの制度が搭載されないことが海外メディアより伝えられています。
「ビデオアシスタントレフェリー」制度は、ピッチ上にいる主審に対して、映像で判定を補助するシステム。主審が角度などの問題で、反則を見逃してしまうことなどを防ぐものとして、ワールドカップにおいては、ロシア大会で初めて導入されました。
海外メディアEurogamerによると、この制度はFIFAの公式ゲームシリーズ最新作『FIFA 19』には搭載されないとのこと。同メディアは"『FIFA』は既に「VAR」を持っている"と表現しており、最後にボールを触ったプレイヤー、オフサイドといった判定をゲームが間違えることは決して無いことを挙げています。
また、クリエイティブディレクターのMatt Prior氏はEurogamerに対して、「正確な位置を全部知っているから、技術的にはゲーム内にVARを持っているんですよ」とコメントしました。
ゲーム内で判定を下すのは、当然、人の目ではなく、ゲームシステム。非搭載は当たり前といえば当たり前ではありますが、『FIFA 19』内でも「VAR」を示す、あの四角いジェスチャーが見てみたい、という方も多いかもしれません。
『FIFA 19』は、PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ/PCを対象に9月28日発売予定です。
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