【e-Sportsの裏側】「学生なら学校に行き、社会人なら会社に行け」日本のゲームシーンはまだまだこれからだ。プロゲーマーJustin wongインタビュー | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【e-Sportsの裏側】「学生なら学校に行き、社会人なら会社に行け」日本のゲームシーンはまだまだこれからだ。プロゲーマーJustin wongインタビュー

格ゲー界の古参プレイヤーにして最強との呼び声が高い、Echo Fox所属のプロゲーマー Justin Wong(ジャスティン・ウォン)氏。「生きる伝説」とも言われるJustin氏はどのような想いでゲームに向き合っているのか。胸の内に秘める想いを語ってもらいました。

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e-Sportsに携わる「人」にフォーカスを当てて、これからのe-Sportsシーンを担うキーパーソンをインタビュー形式で紹介していく【e-Sportsの裏側】。

■e-Sportsとは?
e-Sports(Eスポーツ)とはElectronic sportsの略で、コンピュータゲームやビデオゲームで行われる競技のことです。高額な賞金のかけられ
た世界的な規模で行われるプロフェッショナルな大会から、アマチュアまで競技が行われており、ジャンルやゲーム毎にプロチームやプロ
リーグが多数あります。現在e-Sportsの対象となっているゲームを遊ぶ人の数は、全世界で5500万人を超えています。(ゲーム大辞典参照)

第22回目となる今回は、格ゲー界の古参プレイヤーにして最強との呼び声が高い、Echo Fox所属のプロゲーマー Justin Wong(ジャスティン・ウォン)氏。インターネットテレビ局AbemaTVのウルトラゲームスで放映しているゲームバラエティ「賞金首」の参加に伴い、日本に来日しているタイミングで弊誌独占インタビューを実施。「生きる伝説」とも言われるJustin氏はどのような想いでゲームに向き合っているのか。胸の内に秘める想いを語ってもらいました。



――最初にJustinさんの自己紹介をお願いします


Justin:Justin Wong、32歳です。プロゲーマーです。格闘ゲームは15歳の時からやっていて、Echo Foxに所属しています。

――ゲームをやり始めたきっかけを教えてください

Justin:最初は親がファミコンをくれて、それで『スーパーマリオブラザーズ』などをプレイしていました。そこからゲームセンターでゲームをやり始めるようになると、色々な格闘ゲームがあり、格闘ゲームを通して友人もできて、段々格闘ゲームに漬かっていきました。

――『ストリートファイター』以外のゲームもプレイしているのでしょうか

Justin:今はCapcom Pro Tourの関係で年中飛び回っていて、今回も日本が終わった後は香港へ行きます。スマートフォンの中にいろんなゲームをダウンロードしてプレイしています。

――モバイルゲームは何をプレイしているのでしょう

Justin:『ポケモンGO』と『シャドウバース』をプレイしています。

――『シャドウバース』ですか。意外です


Justin:ゲーム大会の大きなスポンサーとして入ってきたのもあり、そこで興味を持って試すだけ試してみようと思っていました。元々カードゲームをプレイしていて、移動している中でカードを数多く買う必要がないモバイルゲームというのが魅力的でした。

――トレーニングは1日どれぐらいしているのですか

Justin:時期にもよりますが、EVOが終わってからは全くやらないような感じでした。EVO前では1日8~10時間はプレイしていましたね。

――今回の賞金首で使用するキャラは決まっていますか

Justin:メナトをメインキャラクターとして使う予定です。今年から使い始めて、練習してきました。

――メナトの魅力は何でしょうか

Justin:昔はディフェンシブなキャラクターをメインに使っていましたが、このキャラクターでは昔やっていたスタイルを活かせるような形になって、元々のプレイスタイルに戻ることができたところです。

――メナトが登場する前はどのキャラを使用していたのでしょうか

Justin:去年はかりんを使っていました。

――私もかりんを使っていますが、「天狐」をうまく出すコツなどありますか


Justin:弱キックと弱パンチをほぼ同時に押すことですね。同時だとダッシュになってしまうんですが、ほぼ同時、ほんの少しのずれで押すことができれば出すことができます。

――すごく難しそうです(笑)。 日本でプロゲーマーやe-Sportsが流行ってきていますが、Justinさんから見るとどのように見えていますか

Justin:素晴らしいことだと思います。世界中で日本のゲーム、そしてゲームのコミュニティがどれだけ素晴らしいものかというのは色々聞きますが、実際に見ることはなかなかできませんでした。、今は少しずつ見えてきていて、プレイヤーもアメリカなどの海外の大会にも出場して技術を見せてくれます。まだまだこれから、という部分はあるかと思いますが、少しずつ外に見えるようになってきてはいます。

――格闘ゲーム、カードゲーム、MOBAの中で、日本ではMOBAでプロゲーマーを目指す人が増えてきていますが、海外ではどのジャンルが人気というのはあるのでしょうか

Justin:アメリカだとMOBAとシューティングゲームが人気があると思います。どちらもPCでできるゲームでありながら、入手しやすいというのもあり、そこが人気の要因だと思います。

――その中でも格闘ゲームの魅力はどこにありますか

Justin:MOBAやシューティングゲームは簡単でプレイしやすいというのもあり、一般的にはそっちに流れていく人が多いですが、格闘ゲームはゲーム自体がきれいではあるものの、ゲームプレイ自体はそこまで簡単ではありません。


やっている中でどんどん難しくなっていき、飽きてしまったり、ついていけなくなる人が他のゲームに流れてしまっています。ゲーム全体で見ると、モバイルやスポーツゲームの方が理解はしやすいので、流れていく人が多いように思います。格闘ゲームは、見ている分には理解しやすくて楽に見ることができますよね。

――視聴する分には、格闘ゲームが最もわかりやすい気がします

Justin:格闘ゲームは基本的には1vs1の戦いなのでシンプルに見えます。シューティングゲームやMOBAは色々なことが同時に起こるため把握や理解がしにくい部分もあるかもしれません

――Justinさんの夢を教えてください

Justin:ゲームとしては結構満足して、やることはほとんどやったと思います。年を考えるとそろそろ落ち着いて、できることなら結婚して子供を作って、子どもたちにゲームを教えていきたいと思っています。

――ももち氏(忍ism)のようにチームを作ったりはしないのでしょうか

Justin:e-Sportsのチームを運営するのはものすごいストレスになるので、チームと言うよりは1人1人の必要な費用を出してあげて、できるだけやってきてもらうのがいいですね。自分のためになにかやってきてもらったり、自分の評判を高めてもらうようなような見返りを全く必要とせずに、他の人たちのサポート役はしたいですね。

――これからプロゲーマーを目指そうとしている若者へアドバイスをお願いします


Justin:普段やっていることをやめずに、学生なら学生として学校へ行き、仕事をしているなら仕事に行き、最初はゲームを遊びでやって欲しいです。遊びでやっていて楽しければ続いていき、どんどん上手くなっていきますし、プロレベルになれるのであれば、プロになっていけばいいです。ただ、今やっていることをやめてプロに専念するというのはやめた方がいいです。

―――ありがとうございました




ゲーム業界の発展に貢献する活動を続けていきたいと語るJustin氏。「生きる伝説」と言われた彼が今後どのような動きをしていくのか。Let's go Justin。

Justin Wong氏が出演する「勝ったら100万円!ストリートファイターV 賞金首」

※タイトルに一部誤字があり、修正をしております。ご指摘ありがとうございます。
《森 元行》

森 元行

海外のゲームショウにてeスポーツの大会に出会い衝撃を受け、自身の連載「eスポーツの裏側」を企画・担当。プロプレイヤーはもちろん、制作会社や大会運営責任者、施設運営担当者など「eスポーツ」に携わるキーマンに多くのインタビューを実施。 2022年3月 立教大学大学院 ビジネスデザイン研究科 博士課程前期課程(修士/MBA)修了。

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