気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Windybeard開発、PC向けに3月14日リリースされたひっぱりアクションストラテジー『RagTag』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、自ユニットをひっぱって飛ばし、敵ユニットを落とすアクションストラテジー。人間、ミュータント、動物、サイボーグといった様々な種族が登場し、エイリアンたちを相手に戦います。重厚なストーリーも特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。
『RagTag』は1,010円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
AnthonyAnthonyです。イギリスのインディーゲームスタジオWindybeardの代表を務めています。
――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?
Anthony本作は私が作る6つ目のPC向けタイトルとなります。開発は2018年の初め頃にスタートしました。本作のアイデアはボードゲーム(「カロム」「クロキノール」「エアホッケー」)においてごくありふれたものですが、このアイデアでストーリー、キャラクターが登場し、様々なワールドを訪れるというのは面白いと思ったのです。
本作はシンプルながら楽しいシステムを採用しており、プレイヤーはユニットをバトルフィールドに配置し、掴み、ひっぱり、ボード上を飛ばし、エイリアンの侵略者たちをボードから落っことすのが目的となります。
――本作の特徴を教えてください。
Anthony本作は物理ベースのシステムを搭載し、ストラテジーとアクションを組み合わせた、誰もが楽しめる独特なインディーゲームです。それぞれのユニットは重さやひっぱる距離などのステータスが設定されており、プレイヤーは攻撃の戦略を立てる必要があり、勝つためにはスキルを使ってトリックショットを決めることになります。いくつかのユニットはミサイルを撃ったり、爆発したり、ブーストしたりしますよ!
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Anthonyビジュアル面では90年代のカートゥーンから影響を受けています。すべてのキャラクターたちが特殊な能力を持っていますし、キャンペーンモードのプレイで見られるカットシーンはカートゥーン調で、地球対エイリアンの戦争というSFストーリーが展開します。ユニットのアーマーデザインは「ウォーハンマー」から少しだけ影響を受けています。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Anthony現時点では日本語対応の予定はありませんが、将来的には是非対応させたいと思っています。一人で活動しているスタジオなので、ストーリーがあるゲームの多言語対応はなかなか難しいのです。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Anthony本作のシンプルでありながら楽しいシステムが、言語の壁を超え、日本の方々にも届くと嬉しいです。
――ありがとうございました。
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