ポスターやプロトタイプなど、消失の恐れがあるゲーム関連資料の保存を目的としたグループGaming Alexandriaは、ファミコン/NESで発売予定だったものの結局実現しなかったゲーム版『ターミネーター』のプロモーション映像を公開しました。
ファミコン/NES版『ターミネーター』は原作映画の公開から4年後の1988年後半にライセンスを取得したSUNSOFT(サン電子のゲームブランド)が開発を手がけ、1989年のWinter Consumer Electronics Showでゲームのタイトル画面といくつかのカットシーンを収めたプロモーション映像とともに正式発表。Gaming Alexandriaでは当時のチラシも掲載されています。
その後、原作映画のストーリーに沿っていないとしてライセンスが取り消されてしまい、ゲームはキャラクターや設定を変更した『ラフワールド(海外ではJourney to Silius)』として1990年に発売となりました。ちなみに本作はファミコン/NESとは思えない重厚な音楽(拡張音源非搭載)が高く評価されています。
もしライセンスが取り消されず、予定通り発売されていたら一体どうなっていたのでしょうか。非常に気になりますね。後に別会社から発売されたゲーム版『ターミネーター』の評価はあまり良いものではなかったため尚更です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
ゲーム文化 アクセスランキング
-
『Fallout 4』次世代アプデで多くのModが使用不可に―前提Mod「F4SE」が対応しなくなったため…対応策をご紹介
-
DDRをミニ化したリメイク版「DanceDanceRevolution Classic Mini」9月27日に発売決定!初代から3rdの曲を中心に収録予定
-
廃墟となった東京に潜む怪異と戦え!ローポリスタイリッシュホラーアクション『NIGHTMARE OPERATOR』Steamストア公開
-
『呪術廻戦 ファンパレ』ハーフアニバーサリーを記念したリアルイベント「ファンパレード」を6月に開催!抽選申し込みもスタート
-
『星のカービィ』生みの親・桜井政博氏がカービィを食べちゃった?美味しそうにフォークを入れる写真にファンも「だめぇぇぇぇぇ」
-
海外人気サンドボックスゲーム『Garry's Mod』製作者が任天堂関連のSteamワークショップアイテムの削除要求に応じる「二度とアップロードしないでほしい」
-
あの狂気が再現…!映画「ジョーカー」の非公式オープンワールドゲーム映像が凄まじいクオリティ
-
現実に欲しいゲームの機能は?セーブ&ロード、ファストトラベル、リスポーン...魅力的な機能が盛りだくさん
-
『スカイリム』最強キャラ・黒檀の戦士を爆速で倒すRTAが3年ぶり記録更新!わずかひと振り、12分足らずの旅で地に伏せる強者
-
レトロゲームをプレイする主人公の部屋にも怪異が現れるホラーADV『Tormenture』発表!