『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!

進化系統樹を読み解きながら、島の住人たちが一体どのように分類されているのか見ていきたいと思います。

ニュース 最新ニュース
『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
  • 『あつまれ どうぶつの森』の博物館で学ぼう!進化系統樹の最後のピースはあなた!
『あつまれ どうぶつの森』が発売されてしばらく経ちますが、まだその熱は日本から消えることなく続いています。無人島での日常を楽しむというコンセプトに加え、今後季節ごとのイベントが無料でアップデートされるため、この1年は何かとは話題があがることでしょう。

ご多分に漏れず今作を遊んでいる僕は、プレイしていると圧倒されるばかりです。豊かな自然に囲まれて心癒され、時に自然に牙を向かれる日々です。このような目を見張る自然描写の中、とくに目を引かれたのは「博物館」です。

博物館は『フータ』に自分が採取した動物、化石を寄贈することで建造されます。この施設の中でも特に注目したいのは「化石展示エリア」です。島で採取した化石の展示が行われているこのエリアの特徴は、なんといっても地面に鮮やかに描かれた「進化系統樹」です。

入ってすぐに目に入る系統樹から博物館の本気具合を感じられる

このような系統樹は、博物館に行ったことのある方なら一度は目にしたことがあると思います。系統樹は生物の進化を表すのに用いられ、この世界に存在するほぼ全ての生物を系統的に分類し、視覚的に分かりやすくまとめられたものです。この系統樹を詳しく見ていけば、気になっている生物がどう進化してきたのかを知ることができます。

この進化系統樹を読み解きながら、島の住人たちが生物学上では一体どのように分類されているのか見ていきたいと思います。



まずは、系統樹の把握から行います。化石展示エリアに入ってすぐに目に見えるのが共通祖先を示す大きな円です。この共通祖先は、展示内容を考えると全生物共通の祖先にあたる「原核生物ないしそれ以前の生物」をさしていると考えられます。

大きな丸がスタート地点で共通祖先を意味する

ここから動物が系統分けされていきますが、住人に関係のある部分まで飛ばしていきます。

左からワシ、コアラ、カンガルー、ゾウ、アリクイ、ネコ、イヌ、クマ、キリン、サイ、ブタ

さて、次は鳥類をみてみましょう。過去作も含め『どうぶつの森』シリーズに現れる鳥類は、ペンギン、アヒル、ダチョウ、ツル、ニワトリ、ワシ、フクロウと多岐にわたります。これら全てを紹介してはバードウォッチング入門になってしまうので、博物館で展示されている「ワシ」を紹介することにします。

ワシは、脊椎動物門脊椎動物亜門鳥網タカ目タカ科に分類されます。分類を見ると、ワシなのになぜタカ科なのかと思われるでしょう。これはタカとワシの分類が体の大きさで行われているためです。大型の物がワシ、小型をタカと分けられています。『あつ森』に出てくるタカ目の鳥類がワシなのは人間ほど大きさからなのかもしれません。


ここからは博物館の展示順に哺乳類を紹介していきます。最初に展示されているのは「コアラ」と「カンガルー」です。「カンガルー」は哺乳綱有袋上目カンガルー目カンガルー科、「コアラ」は哺乳綱有袋上目カンガルー目コアラ科に分類されます。

分類を見て分かるように、「コアラ」と「カンガルー」は共に有袋類で近縁です。彼らの特徴としては進化の過程で胎盤を発達させるのではなく、子供を育てる袋、育児嚢を持つことにしたことです。有胎盤類の方が種族として優勢であったようで、有袋類の分布は地形的に偏ったものになりました。

哺乳類の共通祖先から有袋類と有胎盤類で分けられる

ここから先は胎盤を有する真獣類に分類され、大きく2つに分かれます。まず、最初はアフリカ獣上目です。これはアフリカ大陸で発展した動物を指し、「ゾウ」と「アリクイ」が該当します。これら2つも、それぞれ近蹄類とアフリカ食虫類に分類されるため系統樹が分かれているのがみてとれます。

有胎盤類は画像の一番手前の分岐点でアフリカ獣上目と北方真獣目に分類される



次は、北方真獣類です。この分類はローラシア大陸で進化したローラシア獣類と真主齧類に分けられます。ローラシア獣類に該当する動物は、この展示だと「ネコ」、「イヌ」、「クマ」、「キリン」、「サイ」、「ブタ」、「カバ」、「ウシ」、「シカ」が該当します。その中で「ネコ」、「イヌ」、「クマ」はネコ目に分類され食肉目とも呼ばれます。


その横の分類は「キリン」、「サイ」、「ブタ」、「カバ」、「ウシ」、「シカ」を含む鯨偶蹄目となっており、そこから更に各種身体的特徴によって分類されています。また、鯨偶蹄目は文字通りクジラからウシまでひっくるめた分類というのが特徴的です。


北方真獣目はローラシア獣類と真主齧類に分類される


そして最後の分類が真主齧上目です。「ウサギ」、「ネズミ」、「サル」、「ヒト」が含まれるこの分類では「ウサギ」、「ネズミ」を含むグリレス大目と「サル」、「ヒト」を含む真主獣大目に分けられています。この系統分けの特徴は、未だにしっかりとした定義を得られていない部分があるほど難解です。

博物館の小ネタの1つがこの展示品なりきり体験。「ヒト」の展示品としてライトアップしてもらえる。


さて、ざっくりと駆け足ではありましたが『あつ森』で関わる住人達の種族がどのように分類されているのかを見てきました。大容量なボリュームだと感じるのですが、恐ろしいことにこれでもまだ哺乳類の部分にしか注目していないのです。

他の化石展示に目を向ければ1時間どころか4時間はしっかりとした勉強ができるでしょう。パラサウロロフスに代表されるハドロサウルス類の化石が見つかった某県でも、ぜひ入場時間に制限など設けず知的好奇心を満たして頂きたいです。
《Takumi》

ニュース アクセスランキング

  1. 【920円→0円】「自分の正しさの証明」や「議論に勝つこと」を目的としない空間を目指した非同期会話ゲーム『Fireside Feelings』が10月13日まで無料配布中

    【920円→0円】「自分の正しさの証明」や「議論に勝つこと」を目的としない空間を目指した非同期会話ゲーム『Fireside Feelings』が10月13日まで無料配布中

  2. すべて1,000円前後でお買い得!『P3P』『P4G』990円に『デジボク地球防衛軍』1,194円、『DUNGEON ENCOUNTERS』1,056円など【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

    すべて1,000円前後でお買い得!『P3P』『P4G』990円に『デジボク地球防衛軍』1,194円、『DUNGEON ENCOUNTERS』1,056円など【eショップ・PS Storeのお薦めセール】

  3. 『ウルティマ』の権利、35年の時を経て2027年にリチャード・ギャリオット氏が再取得。続編の可能性も言及

    『ウルティマ』の権利、35年の時を経て2027年にリチャード・ギャリオット氏が再取得。続編の可能性も言及

  4. 舞とクーラもお得に使用できる!『DEAD OR ALIVE 6 Last Round』キャラクター使用権含むDLCセールが開催中

  5. 【3,350円→0円】一人称と二人称視点によるホラーADV『Out of Sight』&中世街づくりパズル『TerraScape』Epic Gamesストアにて10月15日まで無料配布

  6. 【2,300円→0円】ラヴクラフト「狂気の山脈にて」に着想―南極基地が舞台のホラーADV『Conarium』Amazonプライム会員向けに無料配布!

  7. 『Marvel's Wolverine』パッケージ版売り上げ比率が全世界で35%、ヨーロッパでは51%と報道。まだまだ強い物理メディア

  8. 【今ならまだ無料】地球環境保全シム『Save the Earth』1週間後に有料版への移行を発表。Steamで今ライブラリ追加しておくと今後も無料でプレイ可能

  9. 【最初の30日間は無料配布】六角形の盤面で相手カードを裏返す数値比較・陣取りローグライクデッキ構築『Hex Reverse』Steamで無料公開中―有料化後もそのまま遊べる

  10. 観客が見守る会場で格闘ゲーマーの学力がバレてしまう!? DFMの人気バラエティ企画「格ゲーマーバカ決定戦」が幕張メッセに登場【TGS2026】

アクセスランキングをもっと見る

page top